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2007年3月末日。そろそろ桜の季節やん!

ってことで、またまた京都へ。

 

ちょっと迷いつつ(六波羅蜜寺に行っちゃったりしつつ)
辿り着いたのはこちら。

臨済宗建仁寺派 六道珍皇寺でございます。小町〜。

観光シーズンとしては、毎年8月7日〜10日の精霊迎えの期間が賑わうと思われます。
今の時期は参拝者も少なく、まったり。

境内一帯は俗に六道の辻と呼ばれます。
境内には小野篁が冥土への入口にしたといわれる井戸があります。

本堂

写真右手の白い案内板の脇に覗き戸があります。

その覗き戸の向こう、戸を隔てた奥の右手に
小野篁 冥土通いの井戸があります。
精一杯ズームして撮影。

閻魔・篁堂

右側には、笏を持った等身大の衣冠束帯姿の小野篁立像(江戸時代)が、
左側には、閻魔大王坐像(小野篁作)が安置されています。
格子の一部から堂宇内部が窺えます。

桜はこんな感じ…って、生憎の薄曇&逆光!

ちなみに、先に私が迷って行き着いた六波羅蜜寺にも木造閻魔王坐像(重文)があります。

 

 

 

六道珍皇寺より南進。
大谷本廟前(写真)より西進し、
五条駅から京阪線で南下します。

 

 

伏見稲荷駅から東進。
伏見稲荷大社 楼門でございます。藍様〜。

拝殿
さすがは伏見稲荷。
写真には写っておりませんが、
なかなかの数の参拝客でした。
もちろん、初詣などのピーク時に比べれば微々たるものでしょうけど。

境内の桜

さて、有名な千本鳥居ですよ。

みゅいーん

みゅいーん

みゅいーん

ハッ!気が付いたらこんなところまで!

稲荷山全体が神域で、
至る所に鳥居や稲荷塚があります。
どちらも全部で万単位もあるのだとか。

写真は四つ辻と呼ばれるポイント。
階段を昇り続け、鳥居をくぐり続け、しかしまだまだ道半ば。
ここに至るまでの山中の小道で、ふと回りに誰も存在しない時が訪れたのですが、
木々のそよぎやウグイスの声が何とも心地よく耳に届きます。
まぁ、運動不足の私にはここが限界ということで(下山も考慮しつつ)。

あ、

民家も近くなってきたあたりで、
一心不乱に水を飲む橙を発見。

こちらに気付きつつも、やはり水を飲み続けます。
が、がっつきすぎたのか、容器を手前に返してしまい、
それにビックリして逃げて行ってしまいました。

さて、雀(一串400円くらい)は軽やかにスルーして (ぇ-
京阪線でさらに南下します。

 

 

墨染寺(ぼくせんじ)でございます〜。
桜寺とも呼ばれます。
墨染(すみぞめ)駅から西進、ちょっと歩いて到着。

墨染さくらの市というイベントが3/31、4/1の両日催されていたようです。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007032800043&genre=K1&area=K1I
そんなこととは露知らず、結構な賑わいにびっくり。

桜はこんな按配です。
周りはご町内の方々という風情。

目当ての墨染桜。
(三代目植継)
初代はもう無いのかな?
植継いでも遺伝的には同じですが。
まだ若木です。
今年の見頃はもう少し先。

 

イベントに関連する謎の直方体。
行燈みたいなものかな。
境内外のご町内にも1個ずつ配置されていました。
ここだけ何故か2つ積まれて
「さくらさくら」になっていたので思わず撮影。

六波羅蜜寺といい橙といいさくらさくらといい、
妙な縁もあった春のレトロスペクティブ京都でした〜。

 

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