10月28日(現地時間)
出張で数日間 Washington, DC. へ行きまして、
その空き時間でちょっぴり観光しました。
「ヴォヤージュ 2008」
ワシントンDCの観光の中心は
モールと呼ばれる広大な緑地帯です。
モールは、西側はリンカーン記念館から
東側は国会議事堂まで4km弱に亘ります。
西側は大統領や戦争のモニュメントが点在、
東側はスミソニアン協会の博物館が集中しています。
会社が確保したホテルがたまたま
スミソニアン博物館の国立航空宇宙博物館に近く、
なんとか時間もちょっぴり確保できたので
急ぎ足で行ってきました。
これはWikipediaから拝借したもの。
裏側 (Independence Ave. 側)
から入ったので
表側から建物を撮る余裕がなかったのよー。
国立航空宇宙博物館。
何と言ってもアメリカで人気No.1の博物館である。
でかすぎて、
全部じっくり見ようと思ったら1日かかります。
そんな博物館が複数集中しているのがモール。
裏側で荷物検査を通った直後、
いかにもな壁画。
アポロー!
ちなみに、入場無料、写真撮影OKです。
エントランス空間は Milestones of Flight と題された
広大な展示空間。
写真はアポロ11号コマンドモジュール、コロンビア。
アポロ11号の指令船です。
焼け焦げた外装板が冒険を物語ります。
正面入口に近い位置に、Moon Rock が。
"TOUCH A PIECE OF THE MOON"
月の石が展示され、自由にタッチすることもできます。
三角の部分が月の石です。
なでなで。
月の石の真上にはアクリル板があり、
埃が直接かぶらないようになっています。
アクリル板の間に手を差し入れて触ります。
なでなで。
This lunar sample was cut from a rock
collected on the surface of the Moon
during the Apollo 17 mission in December
1972. Found near the landing site
in the Valley of Taurus-Littrow, it is an
iron-rich, fine-textured volcanic rock
called basalt. It is nearly 4 billion
years old.
Study of about 382 kilograms (840 pounds) of
lunar materials returned on six
Apollo missions confirmed the absence of life
on the Moon. The rocks have
provided information on the Moon's chemistry,
environment, and geologic
evolution.
1972年12月、アポロ17号により採取された月の玄武岩です。
展示空間は縦にも広い。
銀色のボールはスプートニク1号。
Sputnik
1.
1957年、ソビエトが打ち上げた、世界初の人工衛星です。
宇宙開発の幕開けを告げる甲高い電子信号音。
その奥の機体は、ジョン・グレンのマーキュリーカプセル 「フレンドシップ7」。
Mercury Spacecraft
"Friendship 7"
1962年、アメリカで最初に有人軌道飛行に成功した宇宙船。
月面探査機
急ぎつつ展示を見つつ撮影しつつ
というわけで、満足な写真が撮れていません。
この反対側に解説文もあるし、アクリル板の遮蔽も無いはず。
まだ最初の展示ホールをうろついています。
下がアポロ11号コマンドモジュールの反対側というか
乗り込み口があるのでこちらから撮影すべきでした。
右上は先述のフレンドシップ7。
中央はミサイル。
1972年に打ち上げられた、木星探査機・パイオニア10号。
Pioneer 10 Planetary Probe.
別の展示空間に移動。
Space Race
まずはロケットの群れ。
こちらは二階から撮影したもの。
シャトル模型
宇宙服
ハッブル宇宙望遠鏡の模型
博物館1階東端にルナ・モジュール。
アポロ宇宙船の月着陸船です。
操縦訓練に使用されたシミュレーターだとか。
アポロ17号の月面着陸を再現展示。
航空宇宙博物館、ってことで
宇宙だけでなく航空の歴史も展示されています。
Early Flight
と題された展示空間にて、
リリエンタールについてのコーナー。
ライト兄弟以前の1894年、滑空飛行を成功させた
オットー・リリエンタール。
「R.O.D」(OVA版) の第1話を思い出す。
約300mの高さを十数秒間飛んだのだそうだ。
ロマン輝く複葉機
レトロスペクティブ単葉機
Air Transportation という展示空間。
というわけで、飛行機好きにも垂涎モノの博物館となっています。
Exploring the Planets という展示空間より
ボイジャー2号。
現在、太陽系外縁部。
この展示空間は、ひょいと覘いて
ボイジャーを発見して撮影しただけで去りました。
時間が……ゆっくり見たかった。全体的にも言えますが。
東方に関連しそうな話題に戻りましょうか。
Apollo to the Moon.
という展示空間より。
月の砂。
イルメナイトも含まれていますかねぇ。
解説文にはそんな言及はありませんでしたが。
採集ポイント
よりわけられた月の砂
歴代アポロの解説がずらりと並んだ一角より。
写真はアポロ10号(左)とアポロ11号(右)。
右下は永琳背景にも登場ですね。
アポロ12号(左)とアポロ13号(右)
月面ローバー
ギャー時間がー。
ばたばたしてソソウな写真ばかりで、
東方とは関係ない写真も多く含んで、すみません。
これでほんの一部分しか回れていません。
ひとつの博物館がでかすぎです。
あぁ、ゆっくり観光で来たかった。
以上、おそまつさまでした。