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【東方妖々夢素材】

 出典
   「Ulead Pick-a-Photo」
   「日本文様集 第二集」

 

 

 
「Ulead Pick-a-Photo」より、どちらも詳細不明。 どちらも紅魔郷が初出。
 
「Ulead Pick-a-Photo」より、詳細不明。            ロード画面。

花と蓮池は紅魔郷ロード画面で使用されていた。
これに屋根飾りの画像が重ねられている。

屋根飾りの方は以前に特定しようと試みたことがあるが、素材の方が先に特定された結果に。
ようやく見つけたけれど、場所や施設名は不明という、ちょっと寂しい調査結果だが。
画像は、中国建築の屋根に見られる装飾。
東方のオリエンタルな要素。
(他作品での使用例) 永:ロード画面

 

 
「Ulead Pick-a-Photo」より、詳細不明。             難易度選択画面。

 

 
「Ulead Pick-a-Photo」より、詳細不明。            リザルト画面、音楽室。

扉と南京錠。
扉のラインと南京錠がやや不鮮明ながら確認できる。
窓や格子の素材は未解明。

 


「Ulead Pick-a-Photo」より、詳細不明。 初出は紅魔郷。
 
本作以降は自機低速エフェクトに。          ボムダメージエフェクトにも。永夜抄でも同様。
 
この他、本作では紫が背後に背負っていたり、紫スペル背景にも使用されたり。(後述)

 

 
「Ulead Pick-a-Photo」より、詳細不明。            森羅結界の爆散時エフェクト。

なけなしの春を集めて展開した儚き結界が花と散るイメージ。

 

 
「Ulead Pick-a-Photo」より、詳細不明。      霊夢の二重結界。

のちの八方龍殺陣である、かどうかは定かではない。
龍文様の中でも最も高貴とされる正面龍。そして八卦。

(他作品での使用例) 萃:パッケージなど、文:ゲーム画面、地:タイトル画面

 

 
「Ulead Pick-a-Photo」より、詳細不明。       咲夜のボム背景。プライベートスクウェアも。

宇宙または世界を表す丸窓、かな。
考察は「東方雑考」の「咲夜ボム背景」にて。

お寄せ頂いた情報によると、台湾の板橋林家花園(林本源園邸)にある丸窓の様です。
「Ulead Pick-a-Photo」のOriental関係素材には他にも同施設からの写真が使われていそう。
2013年10月21日に頂いたメールメッセージに感謝です。

(他作品での使用例) 蓬莱人形:曲解説背景

 

 

 
「Ulead Pick-a-Photo」より、詳細不明。             ステージリザルト画面

 

 

 
「Ulead Pick-a-Photo」より、詳細不明。       ステージ3背景。
 
ちょっと判り難いが、上の素材が切り貼りされてステージ背景となっている。
紅葉と三日月は、水面に流れる季節外れの落葉と、水面に映じた月の像と思っているが、
そうなると建物素材は水底に沈んだ建物か石畳のイメージとなるだろうか。
ステージ1のDeep Mountain、ステージ2のマヨイガから続くステージで、アリス会話で進路変更する前なので
そのまま山中と考えられるが、謎の多いステージ。
山で紅葉と言えば風神録だが、この頃から山と紅葉のイメージがあったのだろうか。
 
建物は紅毛城とのこと。アリスのスペルと関連!?
意図的に使用されたとすると、ZUN氏の博識さによるものか、それとも、
ZUN氏が参照された素材集では素材の詳細情報があるとか?
(紅毛城情報は2013年3月15日拍手メッセージより頂きました。多謝です)

 

 
「Ulead Pick-a-Photo」より、詳細不明。             ステージ4のアイキャッチ。

高空からの眺望、遥かに見える山々。
あるいは、陽光も手伝って、やうやう白くなりゆく山際。

 
「Ulead Pick-a-Photo」より、詳細不明。            ステージ4道中中程の背景。

ステージロゴとは別の素材。
よく見るとゲーム画面左下に木々の葉が見えちゃっていたとは。
(切り裂き)ジャックと豆の木状態。

 
「Ulead Pick-a-Photo」より、詳細不明。       ステージ4の幽明結界。

西方の浄土に至る巨大な門扉は中国風。

 

 
「Ulead Pick-a-Photo」より、詳細不明。            ステージ5のアイキャッチ。

西行の歌の 「望月」 との対応とともに、龍により強敵の印象も付与か。
白玉楼全体も考えれば、神獣としての神聖・高貴のイメージもありだろうか。

(他作品での使用例) 花:文スペル背景

 
「日本文様集 第二集」より、友禅模様。            白玉楼階段のテクスチャ。

この友禅模様はスタッフロールでも登場。

 
「Ulead Pick-a-Photo」より、詳細不明。            「日本文様集 第二集」より、花車。

妖夢スペル背景。

種々の花を満載の花車は、幻想郷中から春を集めて回った行為のイメージか。
妖々夢ストーリーの花と六道輪廻の車輪とも考えられるかも。まぁ、イメージ次第。
漢文は元素材の4行目から左側が使用されているっぽい。

 
「日本文様集 第二集」より、小桜文様。           妖夢スペル背景。

スロー効果時に色付き印象的な小桜。

 

 
「Ulead Pick-a-Photo」より、詳細不明。     ステージ6終盤、幽々子登場直前。
 
加工された素材、陽光が月光に。冥界に届く幽かな光と降り散る桜花の花弁。
 
(2011年8月10日の拍手メッセージより素材元情報を頂きました。感謝です)

 

 
「日本文様集 第二集」より、扇面。               幽々子の扇。

御所車の周囲に、菊、牡丹、竹に梅、七宝が配された、高貴でめでたい文様。

 
「Ulead Pick-a-Photo」より、詳細不明。             幽々子スペル背景。

どんな形状の樹木をどんなアングルで撮ったのか判別しづらい素材が
妖しく禍々しい雰囲気の老木のイメージに利用されたものと思われる。

(他作品での使用例) 永・文:永琳スペル背景(上下反転)

 

 
「Ulead Pick-a-Photo」より、詳細不明。      判り難いが、EX・PHステージアイキャッチ。

紫スペル背景にも使用されています。(後述)

池中の東洋建築。
こちらも、台湾の板橋林家花園(林本源園邸)の写真の様です。
2013年10月21日のメールメッセージに感謝です。

(他作品での使用例) 萃:ロード画面

 
「日本文様集 第二集」より、更紗文様。             「Ulead Pick-a-Photo」より、詳細不明。

藍スペル背景。

更紗文様は、藍スペルでは前面で回転している。
(紫スペルの方では180度回転したものが重ねられてる)
各種文様がちりばめられたゴージャスな素材。
時空を操作する咲夜にも、永夜抄以降スペル背景に用いられる。
かなりの強者の象徴?と思いきや、永夜抄リグルスペル背景にも用いられる。
…まぁ、蟲の妖怪は昔すごかったらしいですし。
(他作品での使用例) 永・文:リグルスペル背景、永・花・文:咲夜スペル背景

龍?の方は、素材より少し角度が変わって、藍スペル背景奥でじっと上方を見つめている。

 

 
「Ulead Pick-a-Photo」より、詳細不明。再掲。         紫エフェクト。

 
「Ulead Pick-a-Photo」より、どちらも詳細不明。どちらも再掲。
 
「日本文様集 第二集」より、更紗文様。再掲。         紫スペル背景。

魔法陣?は画面中央に。庭園も分かり難いが、紫イメージの足元に特徴的なパーツが見える。
更紗文様は180度回転させたものが使われている。
これに紫イメージと、紫・緑の区域もあり、なかなか重厚なスペル背景。

 

 

以下はスタッフロールの素材。

 
「日本文様集 第二集」より、友禅模様。再掲。        「Ulead Pick-a-Photo」より、詳細不明。

白玉楼の階段に使用された友禅模様に、階段の写真が合成されている。
スタッフロールは、ZUN氏が冥界の西行妖を詠む歌に合わせて、冥界を訪問するイメージになるだろうか。
生きては見えず、死しても見れず。

 

 

以下3点はパッケージデザインに用いられています。


「Ulead Pick-a-Photo」より、詳細不明。
(他作品での使用例) 永:バックインレイ)


「日本文様集 第二集」より、蝶文様。


「Ulead Pick-a-Photo」より、詳細不明。
(他作品での使用例) 永:輝夜通常時のエフェクト

妖々夢パッケージの紫に用いられたのと、永夜抄での輝夜エフェクトで共通となると、
儚月抄で明らかとなった、紫と月の関係をうかがわせる素材の共通性。
真偽は定かではないが。

素材元は、桂林の桂海碑林博物館に所蔵されている平蛮碑とのこと。
(2013年3月1日の拍手メッセージによります。多謝です)

 

 

★主な未同定素材★

・タイトル画面の神社?
・リザルト画面や音楽室の鉄柵や窓
・ステージ2、3、6のアイキャッチ
・アリススペル背景
・プリズムリバースペル背景
・藍の曼荼羅

 

 
 

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