【東方萃夢想素材集】 【東方緋想天素材集】 【東方非想天則素材集】 【東方心綺楼素材集】
【東方萃夢想素材集】
出典
■「Ulead Pick-a-Photo」
■「日本文様集 第二集」
「Ulead
Pick-a-Photo」より、どちらも詳細不明。左は紅魔郷が初出。右は妖々夢が初出。
ロード画面
ロード画面で恒例となった蓮池と、妖々夢でEX&PHステージアイキャッチや紫スペル背景に使用された庭園画像。
「日本文様集 第二集」より、流水文。 「Ulead
Pick-a-Photo」より、詳細不明。初出は妖々夢。
こちらは萃夢想パッケージデザインの素材。
流水は萃香シルエットに。(酒?)
正面龍は背景として堂々と配置されている。(レーベル面では肝心の頭をつぶされているが)
【東方緋想天素材集】
出典
■「素材辞典」
■「素材Book 日本の文様」
■「日本の伝統文様コレクション300」
■「日本の伝統文様
花鳥風月 CD-ROM素材250」
「日本の伝統文様 コレクション300」より、横雲。 同、鬼雲。
「素材Book 日本の文様」より、蜀江(その一)。 ロード画面。
ロード画面は3つの画像素材から成る。
横雲の画像はどちらかと言えば緋色の空のために用いられただろうか。
鬼雲は元の素材よりも雲の位置がアレンジされている。
また、横雲と鬼雲の同居は一風変わった天候を暗示するか。
蜀江は、中国の蜀の都を流れる河。
天における水の流れとして天候を意味するか、
それとも、天子が中国古典を様々披露することに絡むか。
(他作品での使用例) 蜀江→ 非:ロード画面
「素材辞典 Vol.51 染-友禅・藍・和更紗」より、杢目地に縞に秋草。(左) 初出は花映塚
「日本の伝統文様 花鳥風月 CD-ROM素材250」より、縫箔の露芝文。(右)
「日本の伝統文様 コレクション300」より、横雲。再掲。
これらは緋想天パッケージデザインの素材。
友禅模様は花映塚で鈴仙と四季映姫のカットイン背景に使われたものと同一素材。
ここでは植物・山・雲(霞)だけでなく、琴柱も目当てで利用されたか。
琴柱と緋想天の関係については、「東方雑考」の「東方緋想天」参照。
太陽と雲とスカーレットウェザー。
芝には露が付き、雨天を思わせるが、
芝に紛れる雪輪文は降雪や冷え込みも表している。
【東方非想天則素材集】
出典
■「素材辞典」
■「素材Book 日本の文様」
■「図案の原典 花と植物編」
「素材Book 日本の文様」より、蜀江(その一)。初出は緋想天。 「図案の原典 花と植物編」より、詳細不明。
ロード画面。
緋想天から継承された蜀江の文様の再利用。
花を含む図案は少女達を、未特定の錆・金属っぽい素材はロボを指すか。
「素材辞典 Vol.27 メカ・歯車」より、歯車。 ロード画面。
「素材辞典 Vol.51 染-友禅・藍・和更紗」より、流水・霞に紅葉。 同、絣調襷に枡、変り四つ菱。
同、巴の丸に三つ巴。 「素材辞典 Vol.66 西洋模様・テキスタイル」より、織物・エスニック調ストライプ。
非想天則パッケージデザインの素材。
和の文様に、西洋文様もこっそりと重ねられており、吸血鬼や妖精も包含、かな。
「素材辞典 Vol.27 メカ・歯車」より、歯車。 同、歯車。
これらはブックレットの中身に。歯車だらけ。
【東方心綺楼素材集】
出典
■「素材辞典」
■「素材Book 日本の文様」
■「伊勢型紙」
■「京染紙 The Yuzen Japanese
Paper」
■「日本の伝統文様 花鳥風月 CD-ROM素材250」
「京染紙 The Yuzen
Japanese Paper」より、飛鶴流水文。 同、波に花扇面。
「素材Book 日本の文様」より、宝尽くし。 ロード画面
鶴や宝尽くしのめでたさと、流水や花扇の華やかさ。
「伊勢型紙」より、詳細不明。浦島太郎をモチーフにした文様。 同じく、詳細不明。三味線の駒と千鳥の文様。
タイトルデザイン
浦島太郎が大衆化される過程では能・狂言もメディアの1つとして働いたということもあるが、
ここでは鶴や宝尽くしとの呼応、単に亀や玉櫛笥のめでたさで使われただけの素材とも考えられる。
2013年10月21日の拍手メッセージより、駒と千鳥の素材のご指摘を頂きました。多謝です。
「素材辞典 Vol.36 織物・日本の伝統模様」より、切箔地に松葉散らしの文様。 メニュー欄など
「素材辞典 Vol.36 織物・日本の伝統模様」より、瑞雲の模様。初出は花映塚。 スペル宣言後背景効果1
花映塚で小町のスペル背景に使われた素材。
「素材辞典 Vol.51 染-友禅・藍・和更紗」より、巴の丸に三つ巴。初出は非想天則。 スペル宣言後背景効果2
非想天則のジャケットに使われた素材。
巴は水に関する模様でもあるため、瑞雲と三つ巴の両者で行雲流水?
巴という能の演目(修羅物)もあるので、そちら方面由来だったりするかもしれない。
「素材辞典 Vol.51 染-友禅・藍・和更紗」より、氷裂に亀の丸。
エンディング画面に使われている素材。
氷あるいは氷裂(早春を表す)はストーリーの季節にマッチしないので、
ここでは亀のめでたさが重視されているだろうか。
実際には色調も変えられて用いられていることだし。
「日本の伝統文様 花鳥風月
CD-ROM素材250」より、蒔絵文箱の鷺草文。(左)
「京染紙 The Yuzen Japanese
Paper」より、流れ鈴。(右)
鷺草は、能の演目の一、鷺からともこじつけられるが、よくわからない。
流れ鈴は五十鈴川からかもしれない。
神楽の舞いなどに奉仕した猿女君の租である天宇受売命は天孫降臨後に
猿田彦とともに伊勢国の五十鈴川の川上へ至っている。
「素材辞典 Vol.51 染-友禅・藍・和更紗」より、撫子散らし。
こちらは帯の素材。帯にのみ1つ素材が投入されているのはこれまでの作品に無い傾向。