幻符
「華想夢葛」 [スペル] 紅美鈴のスペルの一つ。 画面各所に沸き起こる弾源からランダム弾や自機狙い弾が わらわらと沸き起こる難関スペル。 ・華想…辞書に該当なし。「華想い」でけっこう検索はヒットする。 華想曲なんて単語もあったが、一般化していない造語か。 ・葛は「かずら」「くず」「つづら」と読める。 「かずら」…つる性植物の総称。 「くず」…クズカズラも指し、秋の七草の一つ。花もつける。 「つづら」…ツヅラフジのつるを編んだ籠、 ツヅラフジなど山野に生えるつる性植物、 かさねの色目の名(表は青黒色、裏は淡青色)。 かそうゆめつづら、と読むか。 夢がつづら折りとなっているとかそんな感じか。 弾幕の形状や弾丸ひとつが、ツヅラフジの花あるいは実、 青系の色合いのイメージと重なる。
解釈の変更→ |
幻符
「華想夢葛」 [スペル] 紅美鈴のスペルの一つ。 画面各所に沸き起こる弾源からランダム弾や自機狙い弾が わらわらと沸き起こる難関スペル。 華想…辞書に該当なし。「華想い」でけっこう検索はヒットする。 華想曲なんて単語もあったが、一般化していない造語か。 葛は「かずら」「くず」「つづら」と読める。 「かずら」…つる性植物の総称。 「くず」…クズカズラも指し、秋の七草の一つ。花もつける(赤紫色)。 「つづら」…ツヅラフジのつるを編んだ籠、ツヅラフジなど山野に生えるつる性植物、 かさねの色目の名(表は青黒色、裏は淡青色)。 かそうゆめつづら、と読むか。 夢がつづら折りとなっているとかそんな感じか。 弾幕の形状や弾丸ひとつが、 ツヅラフジの花の円錐花序の形状あるいはその実と、 弾丸の色が、「つづら」の青系の色合いと重なる。かな? ツヅラフジの別名は青葛(あおつづら)または青葛(あおかずら)。 結局、つづらでもかずらでもどちらでもよさそう…。 |
彩符 「彩雨」 [スペル] 紅美鈴のスペルの一つ。さいう。 真下に降る寒色系粒弾をばら撒いた後、 左右から斜めに自機を襲う暖色系粒弾をばら撒く、波状攻撃。 粒弾はまるで重力加速度に従うように加速するのが「雨」たるゆえんか。 関連するものに「彩雲」という現象がある。 光をプリズムや水滴で屈折させれば、 その光の成分が七色に分かれて観察される。 その彩が直接目に飛び込めば「虹」として見えるし (この場合、光は水中に漂う水滴の球体内で反射屈折している) 雲に投影されれば「彩雲」として観察されるという寸法だ。 参考 投影対象が雨ならば「彩雨」と言っても問題ないが、 実際に認識される現象なのだろうか。
解説の訂正・追加→ |
彩符 「彩雨」 [スペル] 紅美鈴のスペルの一つ。さいう。 真下に降る寒色系粒弾をばら撒いた後、 左右から斜めに自機を襲う暖色系粒弾をばら撒く、波状攻撃。 粒弾はまるで重力加速度に従うように加速するのが「雨」たるゆえんか。 関連するものに「彩雲」という現象がある。 光をプリズムや水滴で屈折させれば、 その光の成分が七色に分かれて観察される。 雨の後、空気中に漂う細かな水滴に陽光が当たり、 水滴内で反射屈折後にその彩が直接目に飛び込めば「虹」として見える。 陽光が雲を形成する水滴内で屈折し観測者の目に入るのが「彩雲」。 雨滴を通して陽光を見れば「彩雨」だろうか。 あるいは、色とりどりの花畑にしとしとと雨が降る情景か。 日本画家・川合玉堂の代表作「彩雨」は、秋の色彩にしとやかな雨の情景。 |
火符 「アグニシャイン」 火符
「アグニシャイン上級」 [スペル] パチュリーのスペルの一つ(二つ)。 火炎弾からなる交差系弾幕。 ・アグニ…インド神話における火の神。のちに仏教に取り入れられ、 「阿耆尼(あぎに)」「火天」と漢訳される。 ・shine …「光、輝き」 Aguni Shine. 「アグニ神の光」。
解説追加→ |
火符 「アグニシャイン」 火符
「アグニシャイン上級」 [スペル] パチュリーのスペルの一つ(二つ)。 火炎弾からなる交差系弾幕。 ・shine …「光、輝き」 アグニとは、インド神話における火の神。 のちに仏教に取り入れられ、「阿耆尼(あぎに)」「火天」と漢訳される。 天空地三界に顕現し、天上においては太陽として暗黒を駆逐し、 空中においては雷光として閃き、地界においては祭火として燃えるとされた。 仏教における火天(阿耆尼)は、 仏教を擁護する天の一人で、八天、十二天の一人。 「火光尊」「火仙」とも称される。 Aguni
Shine. 「アグニ神の光」 アグニの炎、とせずに光を採用したのは「火光尊」を踏まえてのものだろうか。 |
水符
「プリンセスウンディネ」 [スペル] パチュリーのスペルの一つ。 レーザーで両脇を固め、スローな弾丸群を配置し、 中玉をばら撒く難関スペル。 ・undine …水の精霊、ウンディーネ Princess Undine. 「水の精の王女」とか「王女
ウンディーネ」。
錬金術要素追加→ |
水符
「プリンセスウンディネ」 [スペル] パチュリーのスペルの一つ。 レーザーで両脇を固め、スローな弾丸群を配置し、 中玉をばら撒く難関スペル。 ・undine …水の精霊、ウンディーネ Princess Undine. 「王女
ウンディーネ」 ウンディーネは、もともとは16世紀の化学者(錬金術師)パラケルススにより 考えられた四大精霊(エレメンタル)の一種族で、 四大元素のうち水を司る精霊と考えられた。 たいていは美しい乙女の姿で現れ、しばしば人間と恋をする様が フーケの小説「ウンディーネ」、ジロドゥーの戯曲「オンディーヌ」などで描かれる。 |
木符 「シルフィホルン」 木符
「シルフィホルン上級」 [スペル] パチュリーのスペルの一つ(二つ)。 画面の左から右あるいは逆の方向に、風に流れる木の葉の様に 針弾が襲い来る。本体からも異なるベクトルの針弾が放たれる。 ・sylph …空気の精、シルフ Sylphy
Horn. 「空気の精の角笛」とか「シルフのホルン」とか。 シルフィは造語。 ブルーバード・シルフィ(車)のシルフィも、 同じく「シルフからの造語」と、こちらは公式に書かれている。
錬金術要素追加→ |
木符 「シルフィホルン」 木符
「シルフィホルン上級」 [スペル] パチュリーのスペルの一つ(二つ)。 画面の左から右あるいは逆の方向に、風に流れる木の葉の様に 針弾が襲い来る。本体からも異なるベクトルの針弾が放たれる。 ・sylph …空気の精、シルフ Sylphy
Horn. 「空気の精の角笛」とか「シルフのホルン」とか。 シルフは、もともとは16世紀の化学者(錬金術師)パラケルススにより考えられた 四大精霊(エレメンタル)の一種族で、四大元素のうち風を司る精霊と考えられた。 本来は人間と精霊の中間的な存在だとされていたが、 風とともに飛び回るイメージから 老いることのない浮気っぽい女性の姿をすると考えられるようになった。 人間より背が高く力も強く、移り気で信頼できない。 シルフィは造語。 車のブルーバード・シルフィも「シルフからの造語」であると、 こちらは日産のプレスリリースにおいて公式に書かれている。 |
土符 「レイジィトリリトン」 土符
「レイジィトリリトン上級」 [スペル] パチュリーのスペルの一つ(二つ)。 パチュリーの周囲に散開した弾丸が、 一旦静止後、交差系弾幕を形成する様に自機に襲いかかる。 ・rage …「憤怒する、暴れる、荒れ狂う、猛威を振るう」 ・trilithon
…「トリリトン、三石塔」 レイジィがなかなか悩ましい。 ファンタジー・魔法の何かの世界では「レイジストーン」があるので これをもじったものか。「暴走三石」。 lazy dog (散裂弾)から散裂三石も個人的に捨てがたい。 raze
(倒壊させる)もあり、攻撃に関連する類音異義語が多い。 どれが正解だろう…。 トリリトンは、ストーンヘンジなどに見られる三石塔。 2本の柱に1本の天井石を横たえたもの。 tri-
が3を意味する接頭語で、lith(o) が石、 -on
は複数の要素・単位が複合し一つをなすもの(photon、electronなど)
解釈の変更→ |
土符 「レイジィトリリトン」 土符
「レイジィトリリトン上級」 [スペル] パチュリーのスペルの一つ(二つ)。 パチュリーの周囲に散開した弾丸が、 一旦静止後、交差系弾幕を形成する様に自機に襲いかかる。 ・trilithon
…「トリリトン、三石塔」 トリリトンは、ストーンヘンジなどに見られる三石塔。 門型の三石。2本の柱に1本の天井石を横たえたもの。こんな感じ→磊 ギリシア語のtri(3、three)+lithos(石、stone)が語源。 レイジィがなかなか悩ましい。 ・lazy
…「怠惰な、のろのろした」 ・rage …「激怒、憤激、激情、憤怒、猛威、大荒れ、流行り、熱狂」 ・razee
…「切り詰めて小さくする」 意味と音を比較検討すると Lazy
Trilithon. 「緩慢なる三石」だろうか。 零Gトリリトン(無重力トリリトン)なんてことはないよね… |
土符
「トリリトンシェイク」 [スペル] パチュリーのスペルの一つ。 レイジィトリリトンに自機照準の大玉追加。 Trilithon
Shake. 「三石振動」。 あまり強いイメージの言葉ではないが、 ひょっとしたら レイジィトリリトンがレイジストーンのもじりである(仮)ように、 トリリトンシェイクはアースシェイクのもじりなのかもしれない。 土のエレメントに関する単語がトリリトンに置き換わっているとか。
解釈の追加→ |
土符
「トリリトンシェイク」 [スペル] パチュリーのスペルの一つ。 レイジィトリリトンに自機照準の大玉追加。 Trilithon
Shake. 「三石振動」 あまり強いイメージの言葉ではないが、 ひょっとしたらアースシェイクのもじりなのかもしれない。 土のエレメントに関する単語がトリリトンに置き換わっているとか。 もしくは、レイジィトリリトンは実はRaze
trilithon(三石倒壊)で、 トリリトンシェイクは倒壊した巨石による地震なのだろうか。 (raze
はレイズだけど、同音のraise(持ち上げる)と区別したとか?) まぁ、けっこう昔は訪問者が乗っかったりしたため ストーンヘンジのトリリトンは倒れたり傾いたりしていたらしい。 まさに豪放磊落。 |
金符
「シルバードラゴン」 [スペル] パチュリーのスペルの一つ。 パチュリーから同一線上に3つの弾丸がそれぞれ放射状に打ち出され、 その後、下方に落ちてくる瀑布型弾幕。 Silver
Dragon. 「銀龍」。 厳密にはドラゴンと龍とは異なるものだが、あえて訳すと銀龍。 というか、五行思想にちなんでいるし、龍の方がいいのかもしれない。 でも、金行に属するのは白虎で、龍ではないからやはりドラゴン。 五行思想で金行に属する色は「白」なので、 それにちなみ、白系の金属ということで「シルバー」なのだろうと推測する。
解説の追加・錬金術要素追加→ |
金符
「シルバードラゴン」 [スペル] パチュリーのスペルの一つ。 パチュリーから同一線上に3つの弾丸がそれぞれ放射状に打ち出され、 その後、下方に落ちてくる瀑布型弾幕。 Silver
Dragon. 「銀龍」。 厳密にはドラゴンと龍とは異なるものだが、あえて訳すと銀龍。 というか、五行思想にちなんでいるし、龍の方がいいのかもしれない。 でも、金行に属するのは白虎で、龍ではないからやはりドラゴン。 五行思想で金行に属する色は「白」なので、 それにちなみ、白系の金属ということで「シルバー」なのだろうと推測する。 ドラゴンはもともとは具体的生物ではなく、 観念的で抽象的な存在であったと考えられる。 自然に属するものや自然災害といった、 人の力で御しがたい、最も身近な恐怖の表現といったところ。 中国の龍は、風水の龍脈のように、大地に生命を与える「気」の表現体とみなされ、 龍脈を活かすことが発展につながるとされた。 西洋ではドラゴンを退治し克服することが発展につながるとされた。 多く土着の宗教においては蛇神信仰は良く見られるのだが、 それに対して後から入ってきた宗教は 蛇やドラゴンを悪、神の敵対者と扱う傾向がある。 キリスト教が代表格。 ドラゴンは、元来は水の精霊や神として言及される。 しかし、水に関係しつつ火を操るドラゴンは、 相反する性質を内に秘めた存在としても描かれる。 錬金術においては「一は全である」と言われ、無限の象徴とされたのが、 自らの尾をくわえたかたちのドラゴン、ウロボロスである。 |
幻幽
「ジャック・ザ・ルドビレ」 [スペル] 咲夜のスペルの一つ。 クロックコープスの改変版。 大玉をばら撒いた直後、時間停止、ナイフ弾が幾重も配される。 時間復帰後、大玉を自機照準ナイフと照準ずらしナイフの間で抜ける。 ジャックは悪名高い「切り裂きジャック(Jack the
Ripper)」。 1888年のわずか2ヶ月で少なくとも5人の売春婦をバラバラ殺人にした 連続猟奇殺人犯。 新聞社に署名入りの犯行予告をするなどしたらしい。 切り裂きジャック事件は犯人も特定されておらず、真相は闇である。 ルドビレは、ブルガリアでのベラドンナの俗称?である。 かなりマイナーというか、そもそもブルガリア語なので、 検索をかけても東方紅魔郷関連しか出ず、 検索で見出すのに苦労した。 (「ルド」と「ビレ」を分けて検索すれば一発でヒットする→リンク) ・ЛУД (LUD) …英語で
mad、insane、lunatic、demented、crazy、
要は「狂った」 ・БИЛКА (BILKA)
…英語で herb、
要は「草」 これでは「ルドビルカ」だが、草関連でビルカ以外に類似の語が無かった。 活用とか音韻変化とか、訛ったとかで「ビレ」になるのかな。 Jack the "Lud
Bilka". 気違い草ジャック、転じて「狂人ジャック」。 「幻幽」は、 「顕幽」…「現れたり見えなくなったりすること」、をもじったものか。 時を止めている間に移動すれば、見かけ上はテレポート。 テレポート能力を持つ者は、その姿も幻の如く。
解説文の変更・ベラドンナ解説追加→ |
幻幽
「ジャック・ザ・ルドビレ」 [スペル] 咲夜のスペルの一つ。 クロックコープスの改変版。 大玉をばら撒いた直後、時間停止、ナイフ弾が幾重も配される。 時間復帰後、大玉を自機照準ナイフと照準ずらしナイフの間で抜ける。 ジャックは悪名高い「切り裂きジャック(Jack the
Ripper)」。 1888年のわずか2ヶ月で少なくとも5人の売春婦をバラバラ殺人にした 連続猟奇殺人犯。 新聞社に署名入りの犯行予告をするなどしたらしい。 切り裂きジャック事件は犯人も特定されておらず、真相は闇である。 ブルガリアでは昔からベラドンナをルド・ビレ(気違い草)あるいは スタロ・ビレ(昔草)と称している。 ブルガリア語でのスペルは"лудо биле"。(ludo bile) лудは英語で言うmad、insane、lunatic、demented、crazy、
要は「狂った」の意で、 ブルガリア語の文法では中性形の名詞につく形容詞には"о"をつけるため"лудо"。 "биле"は語尾が"е"で終わっているので中性形の名詞だが、 古語由来の名詞のため辞書記載が無い。 英語のherb(草)を意味し、現代ブルガリア語では"билка"(bilka)に相当する。 ベラドンナは、東方紅魔郷のマニュアル中バックストーリーにも 名前が登場する毒草。 ベラドンナ、Atropa
belladonna。 葉・実・根などにヒヨスチアミン、アトロピン、 スコポラミンなどのアルカロイドを豊富に含む。 ベラドンナアルカロイドは抗コリン作用成分で、 アセチルコリンやムスカリン作用薬と競合し ムスカリン受容体を阻害する。 ベラドンナアルカロイドを点眼すると瞳孔括約筋弛緩による散瞳が起こる。 中世の婦人達は少しでも美しく見せるために、 アトロピン溶液で瞳孔を拡大していたそうな。 ベラドンナの名は美しい(bella)婦人(donna)からきている。 瞳孔が拡大するからそれだけ光が多く目に入り、まぶしい。 よって、東方紅魔郷マニュアルでは、 紅霧が人間の仕業であるとするならば、 それはベラドンナ中毒で瞳孔が拡大して何もかもが眩しいような 人間の仕業だろうとしている。 Jack the "Lud Bile".(Jack the Лудо Биле)
気違い草ジャック、転じて「狂人ジャック」。 「幻幽」は、「顕幽」…「現れたり見えなくなったりすること」、をもじったものか。 時を止めている間に移動すれば、見かけ上はテレポート。 テレポート能力を持つ者は、その姿も幻の如く。 |
呪詛
「ブラド・ツェペシュの呪い」 [スペル] レミリアのスペルの一つ。 弧を描いて飛来するナイフ弾が、その経路に紅弾丸を配置していき、 それらが歪な群れを成して襲いかかる。 ブラド・ツェペシュについては4つ上の項目を参照。 少年時代に、オスマントルコの人質となる。 父・兄が暗殺されたのをきっかけに人質から解放されワラキア公となる。 ツェペシュ公(ドラキュラ公)として名を馳せるが、 オスマントルコの支援を受けた弟や離反貴族に 追い落とされ、幽閉される。 幽閉の身の間、最初の妻が投身自殺する。 映画「ドラキュラ」(1992)では、これをきっかけに ツェペシュが反キリストの吸血鬼となったとしている。 幽閉から開放された数年後、 オスマントルコ戦で戦士。(暗殺とも言われる) トルコ軍はツェペシュの首を塩漬けにし持ち帰り、 コンスタンティノーブルに晒したという。 こんな人に呪われたくはない。
呪い疑惑追加→ |
呪詛
「ブラド・ツェペシュの呪い」 [スペル] レミリアのスペルの一つ。 弧を描いて飛来するナイフ弾が、その経路に紅弾丸を配置していき、 それらが歪な群れを成して襲いかかる。 ブラド・ツェペシュについては4つ上の項目を参照。 ツェペシュは少年時代に、オスマントルコの人質となる。 父・兄が暗殺されたのをきっかけに人質から解放されワラキア公となる。 ツェペシュ公(ドラキュラ公)として名を馳せるが、 オスマントルコの支援を受けた弟や離反貴族に追い落とされ、幽閉される。 幽閉の身の間、最初の妻が投身自殺する。 映画「ドラキュラ」(1992)では、これをきっかけに ツェペシュが反キリストの吸血鬼となったとしている。 幽閉から開放された数年後、オスマントルコ戦で戦死。(暗殺とも言われる) トルコ軍はツェペシュの首を塩漬けにし持ち帰り、 コンスタンティノーブルに晒したという。 こんな人に呪われたくはない。 ところで、レミリアと呪いと言えば、エクストラのバックストーリーにて レミリア「あれ、私んちの周りだけ雨が降ってるみたい」 霊夢 「ほんとだ、何か呪われた?」 魔理沙 「もともと呪われてるぜ」 のやり取りがある。 もともと呪われている…? ツェペシュの血はひいていないが、何らかの呪いを受けている? |
禁忌
「恋の迷路」 [スペル] フランドールのスペルの一つ。 ほぼ全方位に隙間無く粒弾をぎっちりと放射する。 1箇所、抜け道が開いており、そこを抜ける。 と、次の放射では少しずれた所が開いており、そこを抜ける… という感じでフランの周りを一回転、次はインターバル短く逆回転… 弾幕の放射状迷路。 パターン弾幕だが、慣れさせない配慮?がすごい。 由来は不明。 恋の迷路、恋のラビリンス、labyrinth
of love、maze of love … ちなみに"maze of love"よりも"labyrinth of
love"の方が 検索で多くヒットする。 T-SQUAREの「labyrinth of love」にちなむか?
解釈の追加→ |
禁忌
「恋の迷路」 [スペル] フランドールのスペルの一つ。 ほぼ全方位に隙間無く粒弾をぎっちりと放射する。 1箇所、抜け道が開いており、そこを抜ける。 と、次の放射では少しずれた所が開いており、そこを抜ける… という感じでフランの周りを一回転、次は微妙にインターバル短く逆回転… 弾幕の放射状迷路。パターン弾幕。 迷路(maze)のような建築物は迷宮(labyrinth)と言う。 古くは、クレタ島のクノッソスの迷宮が世界最古の迷宮と言われ、 ギリシア神話においてはミノタウロスが閉じ込められた場所とされている。 円形の外壁に取り囲まれ、外部からの入り口が一つの分岐の無い単純な迷路で、 中心は行き止まりとなる。[
図
] また、ヨーロッパでは古くから修道院の庭などに迷路園がつくられた。 ヘンリー2世は愛人を迷路園の中の隠れ家に住まわせ、妻から匿ったとされる。 ルネサンス以降は宮殿に付属して作られ、 ヴェルサイユ宮殿の庭にも造られた記録がある。 フラン自身が展開する、外敵から身を護る純潔結界か、 幽閉される自身の周りの防壁を皮肉ったものか。 フランに恋する者は幾多の障壁を越えねばならないということ。 いずれにせよ、恋心はフランの思いではない。 もしもあるとするならば、幽閉の身を救い出してくれる運命の人物に対する、 昔話の王子さまとお姫さまに自身をなぞらえたような、憧れの気持ちくらいだろうか。 |