亡郷 「亡我郷 -さまよえる魂-」 亡郷 「亡我郷 -宿罪-」 亡郷 「亡我郷 -道無き道-」 亡郷 「亡我郷
-自尽-」 [スペル] 幽々子のスペルの一つ(四つ?)。 難易度順。 一方のサイドには波状に配置された楔弾群を9層降らせ、 もう一方のサイドは5本のレーザーで薙ぎ払う。 「道無き道」では楔弾群を左右3層ずつ降らせ、 「自尽」では5層と3層を左右に分け、3層のサイドにレーザーを薙ぐ。 ・宿罪 …(仏教用語)「前世で犯した罪」 ・自尽
…「自殺すること。自害」 亡郷、亡我はともに辞書に記載無し。造語か。 幽々子は転生を封じられているため、前世と言えば一つ前の生、 つまりは生前の幽々子を指す。 難易度に応じ経時変化があるとするならば、 生前史を含むスペル名ということになる。 幽々子は生前、最終的に己が能力を疎んじ自尽しており、 それに至るストーリーということか。 「さまよえる魂」は能力の一人歩き、 能力の強大さに対し思慮の足りない自我、という喩えか。 「宿罪」は前世(生前)の罪、能力で人を安易に死に誘い続けた行為をさすか。 「道無き道」、己が過ちを悟り、能力の強大さを畏れ疎んじ、 それでも生きる(あるいは償いの)道を模索するか。 「自尽」、死を操る能力だけで、どんな償いができようか。 結局は自身の死こそが、現世の安寧につながる道であると悟る。 勝手なストーリー立て終了。 亡郷は、望郷のもじりで、月と王を取っ払った(というか亡が大きくなった)か。 亡我も同様に忘我のもじりか。 "亡"は人の死以外にも消滅、滅亡を意味する(亡国など)。 我=幽々子とすれば、冥界に留まり続ける彼女にとって 亡我郷(私が死んだ場所=死地?)は広義で顕界を指し、 亡郷(二度と触れ得ぬ世界?)も顕界を意味するか。 あるいは、亡霊の郷=亡郷、か。
亡郷、亡我の解釈ちょっと変更→ |
亡郷 「亡我郷 -さまよえる魂-」 亡郷 「亡我郷 -宿罪-」 亡郷 「亡我郷 -道無き道-」 亡郷 「亡我郷
-自尽-」 [スペル] 幽々子のスペルの一つ(四つ)。 上記は難易度順。 一方のサイドには波状に配置された楔弾群を9層降らせ、 もう一方のサイドは5本のレーザーで薙ぎ払う。 「道無き道」では楔弾群を左右3層ずつ降らせ、 「自尽」では5層と3層を左右に分け、3層のサイドにレーザーを薙ぐ。 ・宿罪 …(仏教用語)「前世で犯した罪」 ・自尽
…「自殺すること。自害」 幽々子は転生を封じられているため、宿罪の指す「前世」と言えば一つ前の生、 つまりは生前の幽々子を指す。 難易度に応じ経時変化があるとするならば、生前史を含むスペル名ということになる。 幽々子は生前、最終的に己が能力を疎んじ自尽しており、 それに至るストーリーということだろうか。 「さまよえる魂」は能力の一人歩き、能力の強大さに対し 思慮の足りない自我、という喩えか。 「宿罪」は前世(生前)の罪、能力で人を安易に死に誘い続けた行為をさすか。 「道無き道」、己が過ちを悟り、能力の強大さを畏れ疎んじ、 それでも生きる、あるいは償いの道を模索するか。 「自尽」、死を操る能力だけで、どんな償いができようか。 結局は自身の死こそが、現世の安寧につながる道であると悟る。 勝手なストーリー立て終了。 亡郷、亡我はともに辞書に記載無し。 それぞれ望郷、忘我を幽々子の能力風に「亡(死ぬ事)」でアレンジしたものだろうか。 ・望郷
…「故郷を懐かしく思いやること。懐郷。思郷」 ・忘我
…「夢中になって、我を忘れる事。心を奪われうっとりすること」 亡郷は、幽々子の人間としての生が終わった事で二度と触れ得ぬ地となった、 生まれた世界であり生を送った現世である顕界を思う気持ちを指すか。 亡我は、幽々子が自尽することと、 死を経て生前の記憶をすっぱり忘れ去っている忘我を指すだろうか。 亡我郷は、亡我(幽々子の死)の地を指すのだろうか。 |
華霊 「ゴーストバタフライ」 華霊 「スワローテイルバタフライ」 華霊 「ディープルーティドバタフライ」 華霊
「バタフライディルージョン」 [スペル] 幽々子のスペルの一つ(四つ)。難易度順。 幽々子から全方位に中玉が放射され、へにょりレーザー様の霊が飛来する。 霊は自機狙いで収束し、色とりどりの弾丸群が華開く。 華が収束すると再び霊様体となり自機狙いで収束…を繰り返す。 ・butterfly
…「チョウ」(優雅さよりも、むしろせわしなさを連想させる語) ・swallowtail (butterfly)
…「アゲハチョウ」 ・deep-rooted
…「深く根ざした、根深い」 ・delusion
…「惑わすこと、間違った信念、思い違い、錯覚、妄想」 スペル開始直後に、幽々子から 花の萼片に見立てたかのような小弾群が放たれる。 幽々子から全方位に放たれる中玉を花弁あるいは花の香と見立て、 収束・散開を繰り返す弾群は群がる蝶を意味するか。 最初は、現実とは逆に、花の幽霊(華霊)が蝶(プレイヤー)を 追いかけてるのかと思ってました(^^; Ghost
Butterfly. 「幽蝶」とか「霊蝶」と意訳してみる。 Swallowtail
Butterfly. "butterfly"があってもなくても「揚羽蝶」。 英語圏ではツバメの尾を見立て、スワロウテイル、 中国では鳳凰に見立てて鳳蝶。 蝶については前項に詳述した。 Deep-rooted
Butterfly. 直訳で「根深い蝶」。…難解。 root
が根をおろす、定着する、の他に、 立ちすくむ、動けなくする、釘付けになる、の意味を持つ。 "out"などの単語を伴えば、根こそぎにする、根絶する、の意味もある。 Deep Rooted
Butterfly. 直訳で「強固に釘付けにされた蝶」「根絶された蝶」か? う〜ん、難解(deep)。 Butterfly
Delusion. 「蝶の妄想」? 妄想(delusion)は心理学用語。 「現実検討能力が障害されることで、 現実的にはありえないことを強い確信を持って信じてしまうこと。 他の人によって訂正できないほどの信念。」 こう見ると、deep-rooted(根深い、強く定着した)と関連しているようにも思える。 delusion
を、思い違い、錯覚、の意味で取ると 今度は「胡蝶の夢」と解釈できるだろうか。 「荘子が、蝶となり百年を花上に遊んだと夢に見て目覚めたが、 自分が夢で蝶となったのか、それとも、蝶が夢見て今自分になっているのか と疑ったという故事」 その故事から転じて 「夢と現実との境が判然としないたとえ。この世の生のはかないたとえ。」
ディープルーティドの解釈ちょっと追加→ |
華霊 「ゴーストバタフライ」 華霊 「スワローテイルバタフライ」 華霊 「ディープルーティドバタフライ」 華霊
「バタフライディルージョン」 [スペル] 幽々子のスペルの一つ(四つ)。難易度順。 幽々子から全方位に中玉が放射され、へにょりレーザー様の霊が飛来する。 霊は自機狙いで収束し、色とりどりの弾丸群が華開く。 華が収束すると再び霊様体となり自機狙いで収束…を繰り返す。 ・butterfly
…「チョウ」(英語では優雅さよりもむしろせわしなさを連想させる語) ・swallowtail (butterfly)
…「アゲハチョウ」 ・deep-rooted
…「深く根ざした、根深い」 ・delusion
…「惑わすこと、間違った信念、思い違い、錯覚、妄想」 スペル開始直後に、幽々子から 花の萼片に見立てたかのような小弾群が放たれる。 幽々子から全方位に放たれる中玉を花弁あるいは花の香と見立て、 収束・散開を繰り返す弾群は群がる蝶を意味するか。 Ghost
Butterfly. 直訳で「幽霊蝶」 東方萃夢想を踏まえて「幽胡蝶」と意訳してみる。 胡蝶は蝶のこと。 Swallowtail Butterfly. "butterfly"
があってもなくても「揚羽蝶」を意味する。 英語圏ではツバメの尾を見立て、スワロウテイル、 中国では鳳凰に見立てて鳳蝶。 蝶について詳しくは前項に詳述した。 Deep-rooted
Butterfly. 直訳で「根深い蝶」。…難解。 "butterfly"
には「快楽主義者」の意味もある。 「根深い快楽主義」、幽々子が自分本位に死の能力を行使するのは 根深いところに快楽を感じている部分があるということだろうか。 また、"root" は、"root out"
のかたちで、「根こそぎにする、根絶する」の意味もある。 Deep Rooted
Butterfly. 直訳で「根絶された蝶」か? う〜ん、難解(deep)。 Butterfly
Delusion. 「蝶の妄想」 妄想(delusion)は心理学用語。 「現実検討能力が障害されることで、現実的にはありえないことを 強い確信を持って信じてしまうこと。他の人によって訂正できないほどの信念。」 こう見ると、"deep-rooted"(根深い、強く定着した)と関連しているようにも思える。 "delusion"
を、思い違い、錯覚、の意味で取ると 今度は「胡蝶の夢」と解釈できるだろうか。 「荘子が、蝶となり百年を花上に遊んだと夢に見て目覚めたが、 自分が夢で蝶となったのか、それとも、蝶が夢見て今自分になっているのか、 と疑ったという故事」 その故事から転じて 「夢と現実との境が判然としないたとえ。この世の生のはかないたとえ。」 |
幽曲 「リポジトリ・オブ・ヒロカワ -偽霊-」 幽曲 「リポジトリ・オブ・ヒロカワ -亡霊-」 幽曲
「リポジトリ・オブ・ヒロカワ -幻霊-」 幽曲 「リポジトリ・オブ・ヒロカワ
-神霊-」 [スペル] 幽々子のスペルの一つ(四つ)。難易度順。 画面上部数箇所でぼかし弾群が散開し、菱形網目を形成する。 規定パターンなので、被弾しない位置を記憶して突破する弾幕。 網目展開後、大量のぼかし弾群が4群、それぞれ自機照準で飛来する。 ・亡霊
…「死者の魂。亡魂。幽霊。過去にはあったが、 現在では存在していないものの例え」 ・神霊
…「神。神の御魂。霊妙な神の徳。神の霊験。人が死んで神となったもの」 ・repository
…「容器、収納庫、貯蔵所、倉庫、集積所、宝庫、埋葬所、納骨堂」 Repository of
Hirokawa. 「弘川の埋葬地」 西行が晩年を過ごし、また、入滅した地と伝えられる弘川寺を指すと考えられる。 西行ゆかりの地は全国に点在し、埋葬地や終焉の地も、 文献等を細かく追えばいくつか現れると思われるが、 現在、墓所として知られるのは、 弘川寺(大阪府河南町弘川) 西行塚(岐阜県恵那市長島町) 雙林寺の供養塔(京都府京都市東山区下河原鷲尾町)といったところ。 文献&一般的にも有名で、複数の歌碑や西行塚、 西行堂や西行記念館を敷地内に備える弘川寺がやはり筆頭か。 偽霊は何だろう…幽体離脱?生霊? 偽霊<亡霊<幻霊<神霊
で、なんとなく 格の昇順となっているような気がするが、 辞書記載の単語とそうでないものが交互なので確証持てず。 幻霊をレアな幽霊と解釈すれば、レア度昇順? 幽曲の由来も不明。 幽居(俗世間を避け静かな所に引籠って暮らすこと、その住居) 幽境(人里離れた静かな所) を幻視して弘川寺と重ねるのは深読みのしすぎですか。はい。
幽曲を変更→ |
幽曲 「リポジトリ・オブ・ヒロカワ -偽霊-」 幽曲 「リポジトリ・オブ・ヒロカワ -亡霊-」 幽曲
「リポジトリ・オブ・ヒロカワ -幻霊-」 幽曲 「リポジトリ・オブ・ヒロカワ
-神霊-」 [スペル] 幽々子のスペルの一つ(四つ)。難易度順。 画面上部数箇所で蝶弾群が散開し、菱形網目を形成する。 規定パターンなので、被弾しない位置を記憶して突破する弾幕。 網目展開後、大量の蝶弾群が4群、それぞれ自機照準で飛来する。 ・亡霊
…「死者の魂。亡魂。幽霊。過去にはあったが、 現在では存在していないものの例え」 ・神霊
…「神。神の御魂。霊妙な神の徳。神の霊験。人が死んで神となったもの」 ・repository
…「容器、収納庫、貯蔵所、倉庫、集積所、宝庫、埋葬所、納骨堂」 Repository of
Hirokawa. 「弘川の埋葬地」 西行が晩年を過ごし、また、入滅した地と伝えられる弘川寺を指すと考えられる。 西行ゆかりの地は全国に点在し、埋葬地や終焉の地も、 文献等を細かく追えばいくつか現れると思われるが、 現在、墓所として知られるのは、 弘川寺(大阪府河南町弘川) 西行塚(岐阜県恵那市長島町) 雙林寺の供養塔(京都府京都市東山区下河原鷲尾町)といったところ。 文献&一般的にも有名で、複数の歌碑や西行塚、 西行堂や西行記念館を敷地内に備える弘川寺がやはり筆頭か。 偽霊は何だろう…幽体離脱?生霊? 偽霊<亡霊<幻霊<神霊
で、なんとなく 格の昇順となっているような気がするが、 辞書記載の単語とそうでないものが交互なので確証持てず。 幻霊をレアな幽霊と解釈すれば、レア度昇順? 幽曲は、五音(ごおん)の一つ。 五音とは、世阿弥が用いた能の用語で、謡(うたい)の内容による5つの謡い方。 祝言・幽曲・恋慕・哀傷・闌曲。 |
罔両
「禅寺に棲む妖蝶」 [スペル] 紫のスペルの一つ。 藍の「アルティメットブディスト」の上位版。 青卍時の弾丸が蝶弾になり、中心から飛び出したのちにじわじわ引き返す仕様。 赤卍時の中玉が三連蝶弾になり、中心寄りを強いる。 禅寺は、禅宗の寺院。 禅が菩提達磨がインドから中国に伝えられ、中国で禅宗が確立された。 インドのディヤーナの音写で、もとは瞑想の意味。 心を調整・制御して統一に導く。 六波羅蜜という、菩提が修めなくてはならない 六種の実践徳目が大乗仏教以前からあり、 この六徳目を得て涅槃の彼岸に到る。 檀那(布施)・尸羅(戒)・羼提(忍辱)・ 毘梨耶(精進)・禅那(禅定)・般若(智慧)である。 禅定は禅の同義語である。 禅宗といっても禅定ばかりに励むのではなく、根底には六波羅蜜がある。 禅宗は釈迦一代の教説を誹謗するもの、という非難もあるが、 般若波羅蜜の実践を思想以前の根本から追及した真摯な仏教であるともされる。 般若波羅蜜は、此岸と彼岸といった二項対立的な智を超越することを意味するが、 瞑想による超越ということでなく、 心念の起こらないところ、つまり概念の分節以前のところに 帰ることを目指したのである。 あぁ、何か強引に紫の「境界」に繋げてしまった気がする。 そして、妖蝶との関連は分からず。
椿説追加→ |
罔両
「禅寺に棲む妖蝶」 [スペル] 紫のスペルの一つ。 藍の「アルティメットブディスト」の上位版。 青卍時の弾丸が蝶弾になり、中心から飛び出したのちにじわじわ引き返す仕様。 赤卍時の中玉が三連蝶弾になり、中心寄りを強いる。 禅寺は、禅宗の寺院。 禅が菩提達磨がインドから中国に伝えられ、中国で禅宗が確立された。 インドのディヤーナの音写で、もとは瞑想の意味。 心を調整・制御して統一に導く。 六波羅蜜という、菩提が修めなくてはならない 六種の実践徳目が大乗仏教以前からあり、 この六徳目を得て涅槃の彼岸に到る。 檀那(布施)・尸羅(戒)・羼提(忍辱)・ 毘梨耶(精進)・禅那(禅定)・般若(智慧)である。 禅定は禅の同義語である。 禅宗といっても禅定ばかりに励むのではなく、根底には六波羅蜜がある。 禅宗は釈迦一代の教説を誹謗するもの、という非難もあるが、 般若波羅蜜の実践を思想以前の根本から追及した真摯な仏教であるともされる。 般若波羅蜜は、此岸と彼岸といった二項対立的な智を超越することを意味するが、 瞑想による超越ということでなく、 心念の起こらないところ、つまり概念の分節以前のところに 帰ることを目指したのである。 あぁ、何か強引に紫の「境界」に繋げてしまった気がする。 日本において禅宗の普及以前の美術的な価値観は 王朝の貴族趣味に左右され優美華麗を求めたが、 禅宗の普及により静的な美、自然における静寂と調和が認められてきた。 そのような背景の中、禅宗や茶道に馴染みの深まる花として椿が挙げられる。 椿は日本原産種で、古来から日本人に愛されてきた。 花びらが個々に散らず、萼の部分から丸ごと落ちる点が特徴的である。 散り落ちてもなお地において花姿をとどめる落椿(おちつばき)も美しい。 京都の龍安寺(臨済宗)には室町時代の椿が残っている。 椿の一品種に「胡蝶侘助(こちょうわびすけ)」があり、 地蔵院などいくつかの禅寺にも植わっている種である。 禅寺に棲む妖蝶とは、この胡蝶侘助、ひいては椿を指すか。 |