群発する予兆

 アリスのストーリー、STAGE 1。ぐんぱつするよちょう
 対霊夢戦。
 
 ・群発
   「地震などが、局地的に、しきりに起こること。」
 
 アリス 「やっぱり地震、起きたのね?」
 霊夢  「やっぱりって何よ」
 アリス 「最近良く見る緋色の雲 それと大粒の雹
       これらは地震の宏観前兆なのよ」
 (中略)
 アリス 「でも、まだ予兆は消えていない
       地震はまだ起こるかも…… 油断は出来ないわ」

 
 地震の予兆が複数種、局地的に、
 繰り返し発生している現状。
 
 【参考】
 「Yahoo!辞書



白玉楼の雪庭

 アリスのストーリー、STAGE 2。はくぎょくろうのせつてい――のせってい
 対妖夢戦。
 
 アリス 「神社だけでなく、白玉楼も大変な事になっている
       って聞いたから 地震で倒壊したのかと思ったら……
       こんな大雪だなんて、真夏に……」

 
 雪庭の語は辞書記載無いが、
 雪の降り積もった庭の意で使用される。
 白の字を有する白玉楼の庭に白銀の色、雪景色。



図書館の虫

 アリスのストーリー、STAGE 3。としょかんのむし
 対パチュリー戦。
 
 タイトルは 「本の虫」 より。
 この 「」 は、ある事に熱中する人をいう語。
 
 咲夜 「本来、図書館の利用者は パチュリー様だけなのです
      私設の図書館ですので」
 (STAGE 4、敗北時 より)
 
 「図書館の主ぬし)」 とも掛けられているかも。
 
 【参考】
 「広辞苑 第五版」



上を向いて闘おう

 アリスのストーリー、STAGE 4。うえをむいてたたかおう
 対咲夜戦。
 
 咲夜  「パチュリー様は何かお忙しい様です
       毎日、天気が、が……って言ってましたし
 アリス 「さっきも言っていたわね
       雲……って緋色の雲の事かしら?
       うーん ねぇ……」
 
 上空の緋色の雲に着目すればよいということ。
 
 タイトルは、言わずと知れた、
 坂本九の曲、「上を向いて歩こう」 より。
 
 ♪上を向いて 歩こう
 ♪涙が こぼれないように
 ♪思い出す春の日 一人ぽっちの夜
 ♪上を向いて 歩こう
 ♪にじんだ 星をかぞえて
 ♪思い出す夏の日 一人ぽっちの夜
 ♪幸せは 雲の上に
 ♪幸せは 空の上に

 
 「幸せは雲の上」 という点は天界の暗示か。
 「一人ぽっちの夜」 も、萃香の台詞を思い出させる。
 
 萃香 「嘘。そろそろ本当の孤独に気が付いたんでしょう?」
 (東方萃夢想、萃香ストーリー Stage 2 より)
 
 萃香の指摘という点では、今回も以下の指摘があてはまる。
 
 萃香 「見当違いな行動を取って……
      それでいて強そうな妖怪は避けて通ってきて……」

 (東方萃夢想、アリスストーリー より)
 
 【参考】
 「歌詞ナビ



天空の龍宮

 アリスのストーリー、STAGE 5。てんくうのりゅうぐう
 対衣玖戦。
 
 天空に現れたのは、地震の前兆とされる龍宮の使い。
 龍宮の所在については不明。



天の娘、地の神、人の心

 アリスのストーリー、STAGE FINAL。てんのむすめ、ちのかみ、ひとのこころ
 対天子戦。
 
 → 霊夢の「天の娘、地の神、人の心」参照。



★対戦時勝ち台詞

「口がバッテンの兎の人形を見た事があるわ
 あのバッテンは兎は黙れって意味かしら?」

(対鈴仙)
 
 絵本作家、ディック・ブルーナが描くウサギのキャラクター、
 ナインチェ・プラウスの人形。
 日本ではミッフィーの名で知られる。
 口のバッテンは口と鼻の合体したもの。
 
 【参考】
 「Wikipedia」(ナインチェ・プラウス

 

「鼻が伸びる人形の話って何でしたっけ?
 天狗とは関係無かったかしら」

 
 カルコ・コッローディの童話、「ピノッキオの冒険」 に登場の
 木の人形、ピノッキオ
 
 天狗はもともと鼻が長い。
 天狗の鼻については、風神録事典の岐符「天の八衢」参照。
 ピノッキオとは関係は無い。
 
 【参考】
 「Wikipedia」(ピノッキオの冒険

 

「お雛様を桃の節句っていうけど、今の暦だと
 桃の花は全然咲いてないのよねぇ」

 
 桃の節句雛祭りは3月3日。
 旧暦の3月3日は現在の4月頃である。
 桃の花は4月上旬頃から咲き始める。
 
 桃を頭につけている天子を見ての人形遣いの連想。
 比那名居の名も発想の助けになっているか。
 ちなみに、桃の実は7月〜8月に実る。
 
 【参考】
 「Wikipedia」(モモ雛祭り



 

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