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The Grimoire of Marisa (仮)

 初回更新: 2009.08.07

 

★ 開発中

「キャラ☆メル」 vol.9、p.70 において、
一迅社 東方Project関連書籍情報として
「Grimoire of Marisa(仮)」 の紹介があった。
「※画像は制作中のものです。」 の注釈と共に、
2ページ分、4スペルの記事が小さく掲載されていた。
製品版で使用された守姫武士氏のイラストも4点掲載されている。
 
当該スペルは、夢符「封魔陣」、夢符「二重結界」、
境界「二重弾幕結界」、無題「空を飛ぶ不思議な巫女」。
これらは実際の書籍では3ページに亘っている。
制作中と実際で共通点は、
 スペル名の下に使用者などが箇条書きにされていること、
 それらの横にシンボルマークが付いていること、
 本文内容がほとんど一致すること、
 スペルのスナップショットが一致すること、
が挙げられる。
次に、相違点を挙げると、
 霊夢のシンボルマークが、製品ではレミリアに用いられたものであった、
 場所(永夜異変で確認) が製品では備考となり、タイプ分けが追加された、
 お気に入り度が製品では参考度、こけおどし度に変更された、
 封魔陣のスナップが二重結界とテレコだったが、修正とともに1枚追加された、
 「ポチ袋」 が、製品では 「ポテチ袋」 になった、
 二重結界のスナップが封魔陣のものと入れ替え修正されたとともに、3枚追加、
 「つまり、あいつは説明下手だ。」 の一文が追加された、
といったところである。
 
これら相違点は、制作中なので有るのは当然としても、興味深い。
イラスト、本文、弾幕スナップ、およそのレイアウトが先にあり、
それに次いで、本文・シンボルマーク・レイアウトのフィックス、備考など変更・追加が
後に為されたということがうかがえる。
特に、「ポチ袋」の件とシンボルマークの件が気に掛かる。
 
シンボルマークについては、編集サイドが手配した可能性がゼロではないため、
以下の内容において、シンボルマークについての考察は見送っている。
(弾幕スナップも、おそらくはZUN氏が加工したものではあるまい。
 プレイ、リプレイ保存、スナップ撮影、取捨選択、トリミングの手間を考えると。)


★ 序文

・決してアリスが書き留めている魔法の本を真似した訳ではないぜ。
 
 アリスが弾幕を書き留めているのではなく、
 本書のタイトルが 「the Grimoire of Alice」(東方怪奇談、EXボス・アリスのテーマ)
 に由来しているのでは、という推測に対する牽制。あるいは自白。


★ 夢符「封魔陣」

・余談だが霊夢が封魔に使うお札は、大入りと書かれたポテチ袋の様な物で
 
 ポチ袋の誤植か。
 上述の様に、「制作中」 はちゃんとポチ袋であった。
 誤植か、あるいは、ZUN氏が意図して加筆したのかは不明。
 
 東方儚月抄にて、霊夢が依姫に放ったお札に 「大入」 と書かれていた。
 ゲーム中の符弾に何と書かれているかは判然としないが、
 大入に見えるような見えないような…。


★ 無題「空を飛ぶ不思議な巫女」

・スペルカード発動中は一切こっちを見ていないので、三十六計を決め込むに限る。
 
 三十六計とは、中国古代兵法で36種のはかりごと、多くの計略を言う。
 また、三十六計逃げるに如かず、という言葉は
 南斉書王敬則伝「敬則曰、檀公三十六策、走是上計」 に由来し、
 逃げるべき時には逃げて身の安全をはかることが、兵法上の最上策である、
 転じて、困った時には逃げるのが得策である、という意味である。
 ここでは、この 「三十六計逃げるに如かず」 の意味合い、
 逃げるのが得策、という意で 「三十六計」 が使われている。
 三十六計逃げるに如かず、の略語の様なものか。
 
 ※参考:広辞苑 第五版(三十六計、三十六計逃げるに如かず)


★ 神霊「夢想封印 瞬」

・霊夢自身は直線的に移動しているが、いつの間にか完全包囲されている。
 後ろに通り過ぎていったと思ったら前から出てくるのだ。
 天狗と咲夜が同じような事をするが、天狗はただ速いだけだし、
 咲夜はただの瞬間移動だ。霊夢のはそんなチャチな物じゃない。
 ゆっくり移動しているのだ。
 何を言っているのか判らないと思うが私にも判らん。
 
 漫画 「ジョジョの奇妙な冒険」 において、DIO の能力、
 ザ・ワールド (時間停止) の片鱗を味わったポルナレフのセリフより。
 
  「あ…ありのまま 今起こった事を話すぜ!
  『おれは 奴の前で階段を登っていたと思ったら いつのまにか降りていた』
  な…何を言っているのかわからねーと思うが
  おれも 何をされたのかわからなかった…
  頭がどうにかなりそうだった…
  催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ
  もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ……」
 
 ※参考:ジョジョの奇妙な冒険 16 荒木飛呂彦、集英社文庫


★ 神霊「夢想封印」

・物理法則を無視した光の弾で、有無を言わせず封印させられるスペルカード。
 ありとあらゆる妖怪達を無理矢理退治できるという。(中略)
 しかし、封印って何だろうな。お櫃に仕舞うことかな。
 
 お櫃に封印は、漫画 「ドラゴンボール」 の魔封波からか。
 亀仙人の師匠である武泰斗は、魔封波を使い、
 ピッコロ大魔王を電子ジャーに封印した。


★ 「夢想天生」

・ちなみに最初はスペルカードでも何でもなかったのだが、
 私がスペルカードの名前を付けて遊びにしてあげた。
 そうでもしないと勝ち目がない。
 
 いろいろと無敵な無名の技であったが、
 魔理沙の命名によりスペルカードとしてルールが付与された。
 ルールによりおそらく制限時間が付き、完全無敵の一方的な攻撃ではなく
 弾幕ごっこになった。(それでも難スペル)
 他のスペルはともかく、少なくとも「夢想天生」の名付け親は魔理沙。


★ 蛍符「リトルバグストーム」

・目の前が不規則な色で覆い尽くされる事を、バグったと言おう。
 
 特にファミコンなどでプレイ中にハードやソフトに物理的衝撃が加えられると
 画面が一色または種々の色で意味を為さなくなって停止することがある。
 バグ (プログラムの誤り) ではないが、地方や人によっては
 これをバグったと言っていた。
 あるいは、想定外の操作によりデータの読み込みに不具合を生じて
 画面がおかしくなることもあるが、「不規則な色で覆い尽くされる」 には到りにくい。
 
 正しくは、蛍符ではなく蠢符。


★ 隠蟲「永夜蟄居」

・備考  春先になると偶に見かける
・このスペルカードは冬眠から目覚めた蟲達のウォーミングアップの様なもんらしい。
 
 東方永夜抄にて使用していたが、意味するところは冬眠であったらしい。
 厳しい冬を乗り切るために、暗黒の巣穴で永く冷たい夜をじっとやり過ごす。
 その直後の、蠢動。
 
・もっそ嫌悪感 ★★★★★
 
 もっそ、ものっそ、もっそい、あたりは主に関西で使われる、
 「ものすごい」 の意の方言。


★ 妬符「グリーンアイドモンスター」

・これはインビジブル奴隷タイプのスペル。
 
 奴隷は魔理沙用語で、使い魔や式神など
 術者に使役される物体または生物を指すようだ。
 この項以外にも全体に亘って統一して用いられている用語である。


★ 河童「お化けキューカンバー」

・備考  後で河童が美味しく頂きました
 
 バラエティ番組などで食べ物を粗末に扱った際に出現するテロップ、
 後で番組スタッフが美味しく頂きました、より。
 
・トマトを投げてぶつけるお祭りがあるとしても
 
 スペインのトマト祭、ラ・トマティーナ。


★ 華符「芳華絢爛」

・こういうスペルカードをフラクタルタイプと分類する事にする。
 
 微小な部分を拡大して見た図形が、もとの全体の姿に相似しているような、
 自己相似の図形をフラクタルと言う。
 どんどん拡大していっているのに、次から次に同じ形が湧き上がってくる。
 風神録事典の鍵山雛グラフィックのあたりで少し触れた。(と思う)


★ 天星剣「涅槃寂静の如し」

・本当に集中すると音も聞こえなくなる、さらには色すら失われてしまう。
 
 文花帖事典でも少し触れたが、
 日常生活における集中の他、特に瞬発的な集中状態にあるアスリートが
 体験するとされる現象で、余計な感覚、例えば野球のバッターが運動制御と
 視覚に集中する中で嗅覚・聴覚・味覚・色覚などの不要な感覚が遮蔽され
 能力が必要とされる感覚に集中している状態というものがある。
 集中と言う点では一般にも特殊環境においても起こり得ることで、
 瞑想・座禅でも集中に伴って来得ることは十分に考えられる。
 
・今度試してみようかな。モノクロサイレントスパーク。
 
 一般的な表現とも取れるが、初期映画のモノクロサイレント映画かも。
 カラー、サウンドが当たり前の現代で敢えて
 モノクロサイレント映画を作るということも稀にあるし。


★ 「待宵反射衛星斬」

・私も月の光を使うスペルカードの研究をしてみたい。
 月の光のレーザー、ムーンライトレイを……ってそんな名前のスペルカードを
 聞いた事があるような、って気の所為だろう。
 
 ルーミアのムーンライトレイ。
 類似品に、魔理沙のアースライトレイ。


★ 怪奇「釣瓶落としの怪」

・備考  秋から冬の夕方になると見える
 
 秋は日の沈むのが早い事を言う、「秋の日は釣瓶落とし」 より。
 それは妖怪・釣瓶落としの仕業。
 日と言うか、極太レーザー弾が落ちてくるのだが。
 
 ※参考:広辞苑 第五版


★ 蜘蛛「石窟の蜘蛛の巣」

・ただの蜘蛛じゃないから蜘蛛の巣も一瞬にして張り、一瞬にして引き寄せる。
 割と歌舞伎みたいな演劇タイプ。
 
 能・歌舞伎の「土蜘蛛」にて、土蜘蛛が投げつける千筋の糸より。
 
 ※参考:関西大学文化会能楽部より、能「土蜘蛛」
 
・昆虫の神秘だな
 
 蜘蛛は昆虫ではありません。


★ 鬼神「鳴動持国天」

・腕を天に突き上げ奇声を上げると周りが振動し、
 色々な備考から積もり積もった埃が舞うというスペルカード。
 
 「色々な備考から」 は何かの誤字?


★ 死歌「八重霧の渡し」

・備考  水上じゃなくても出る、私自らタイプ
 
 私自らが出る!は、東方儚月抄 〜 月のイナバと地上の因幡にて
 何度かネタになっていた、XEXEXというシューティングゲーム中のセリフだが、
 それと同様であろうか。さらに 「渡し」 が掛けられている?
 
 ※参考:Wikipedia (XEXEX)


★ 式神「穀物神の約束」

・式神
 
 正しくは、豊作。
 
・正月に訪れる神様との儀式をイメージしているらしい。
 
 正月に訪れて新しい年をもたらす神は、
 年神・歳神(としがみ)、歳徳神(としとくじん)である。
 年神は五穀を守るという神、また、五穀の豊年を祈る神である。
 新しい年の始めに豊かな実りをもたらす神が降臨するという
 古くからの年神信仰に、陰陽道の要素が加わって普及したのが
 恵方の神、歳徳神の信仰であろうと言われる。
 正月には常設の神棚とは別に棚を設けて注連を飾り、
 鏡、餅、米、神酒などを供え神を迎える。
 
 ※参考:広辞苑 第五版(年神、歳徳神)、【縮刷版】神道事典 (年神・歳徳神)


★ 鬼符「怪力乱神」

・こういう弾幕が張れるのなら、怪力乱神は大いに語るべきだ。
 
 怪力乱神は、論語述而「子不語怪力乱神」 より。
 「怪」は尋常でないこと、「力」は力の強いこと、
 「乱」は道理に背いて社会を乱すこと、「神」は神妙不可思議なこと。
 人知で推しはかれず、理性では説明できないこと。
 子、怪力乱神を語らず。
 孔子は怪異と武勇と世の乱れと神業については語らなかった。
 
 ちなみに、怪異と勇力からの怪力の語であるため、
 カイリキではなくカイリョクと読む。
 
 ※参考:広辞苑 第五版 (怪力乱神)、Yahoo!辞書 (怪力乱神)


★ 四天王奥義「三歩必殺」

・備考  驚きの白さ、演劇タイプ
 
 「驚きの白さ」 は、花王の洗剤、アタックのキャッチフレーズ。
 あまりもの弾量の為に三歩目は驚きの白さであるが、
 その攻撃に掛けてのアタックか。
 また、花王を辞書で調べると、花の中でもっともすぐれたもの、牡丹の異称、とある。
 勇儀のスペル背景には獅子の毛である毛卍文や獅子が描かれるが、
 獅子と牡丹は取り合わせの良いものとされる。
 獅子に牡丹、または、牡丹に唐獅子と言われる。
 百獣の王と百花の王の取り合わせ。
 
 ※参考:広辞苑 第五版 (花王、獅子に牡丹、牡丹に唐獅子)


★ 審判「十王裁判」

・裁判がパターン化されているという事は、
 過去の事例こそが判断基準であるという事か。
 
 判例に法としての効力が認められたものを判例法と言う。
 裁判において先に同種の事件に対する判例があるときはその判例に拘束される。
 英米では主要な法源である。
 不文法の判例法・慣習法に対し、成文法の形式で
 一定の手続きの下に定められたものを制定法と言う。
 日本などは制定法主義と位置付けられる。
 しかし、どちらか一方100%に傾いているのではなく、
 他方を補助的に用いて運用されるため、
 判例法主義と制定法主義とは明確には判りにくい。
 ひとまず、裁判のパターン化と判例法主義は相関しない。
 
 ※参考:広辞苑 第五版 (判例法、制定法)、Wikipedia (成文法、コモン・ロー)


★ 管霊「ヒノファンタズム」

・備考 なんか相手が居ないのに使っている事もある
 
 東方文花帖(書籍)の記事、墓場での演奏会に関連か。
 
・金管楽器に吹き込んだ息が、そのまま飛び出したかのようなスペルカード。
 生き霊のような物が縦横無尽に飛び回る。
 しかし、本人は一切トランペットに触れていない。
 だから飛び出した息は誰のものだろう?魅惑的でお洒落な息霊は……。
 
 生き霊と息を掛けての息霊。
 ヒノファンタズムの元ネタである日野氏は存命であることから、
 上位スペルのゴーストクリフォードのクリフォード・ブラウンの方が
 意識されているのだろうか。
 あるいは、飛び出して動き回る謎の霊を息霊と述べており、
 これを魅惑的でお洒落としているのならば、
 例えば、キシリッシュのCMの木村拓哉が意識されているとか。


★ 天呪「アポロ13」

・これは未知との遭遇だ。
 
 UFOや宇宙人との遭遇を描いた映画、「未知との遭遇」 より。


★ 散符「真実の月(インビジブルフルムーン)」

・備考  不都合な物は見ない、視覚型ストレスタイプ
 
 アル・ゴア主演の環境問題啓発映画、「不都合な真実」?


★ 幻弾「幻想視差(ブラフバラージ)」

・断言する、当たらないからどうという事もない。
 
 アニメ 「機動戦士ガンダム」 でのシャア・アズナブルの名言、
 「当たらなければどうということはない」 より。


★ 恨霊「スプリーンイーター」

・参考度  参考にする気は無いぞ
 
 永夜抄EXでも、肝を試す事について
 「食べないよぅ……。」 と言っていた魔理沙。


★ 呪精「ゾンビフェアリー」

・備考  今宵、ゾンビが踊り出す、奴隷タイプ
 
 ゾンビが踊り出すと言えば、マイケル・ジャクソンのスリラー。
 関連は不明。


★ 神符「神が歩かれた御神渡り」

・備考  道路族の弾幕
 
 道路族は族議員の一種。
 特定の省庁についての政策知識や人脈に明るく、
 業界や団体への利益誘導を行っている国会議員を族議員と言う。
 国土交通省絡みの族議員が建設族や道路族である。
 
 諏訪湖周辺で言えば、長野自動車道敷設により
 いくつかの御社宮司社が移転していたり、
 ビーナスライン建設に際して当初案では旧御射山遺跡や八島湿原が
 破壊されかねないものだったりした。
 関連は不明。
 
 ※参考:Wikipedia (族議員)、
      web site 信州 >> ビーナスライン沿線の保護と利用の歴史


★ 土着神「手長足長さま」

・土着神ってのは、要は田舎の神様って事だ。
 田舎の神様の姿が異形なのは、実は妖怪が神様の振りをしているんじゃないか
 
 手長と足長、二人一組の妖怪、伝説の巨人、あるいは神様。
 諏訪明神の家来である手長足長の他、
 鳥海山の手長足長、九州の手長人・足長人、
 和漢三才図会の長脚・長臂、甲子夜話の足長、下総の手長婆など
 種々の例があるが、異形は妖怪話の方に花を咲かせる様である。
 
 ※参考:Wikipedia (手長足長、足長手長)、日本妖怪大事典 (手長足長、手長婆)


★ 「諏訪大戦 〜 土着神話 vs 中央神話」

・何の戦場かというと、次々と生えてくる雑草を、鉄の刃物で刈り取るという、
 
 藤の蔓を伸ばす神奈子と鉄の輪で挑む諏訪子。
 藤の蔓の呪力により鉄の輪は錆びてしまう。


★ 赤符「ドールミラセティ」

・人形を操ってるから本人は大した魔法を使えないのは判るが、
 アリスは結構強力な魔法を使える筈なんだがなぁ。
 
 東方怪奇談EXでのアリスか。
 ちなみに、BGMは the Grimoire of Alice。


★ 魔操「リターンイナニメトネス」

・昇天した人形  フルプライス
 
 フルプライスは、言わば通常価格。
 定価、言い値あるいは値引き無しと言ったところ。
 ゲーム業界では、廉価版(ベスト版とかベストプライスとも)に対して
 通常価格をフルプライスと表現するっぽいので
 (フルプライスをカタカナで検索したらゲーム関連がよくヒットした)
 そのあたりだろうか。
 ぽんぽん爆発させるが、プライスレスではなく安っぽいわけでもない。


★ 火水木金土符「賢者の石」

・本を見て判った事は、卑金属を貴金属に変えたり、みんなの体力を回復させたり、
 料理に振りかけて美味しく出来るという事だけだった。
 
 卑金属を貴金属に変えるのは元ネタの、
 欧州の錬金術で探し求められた賢者の石。
 みんなの体力を回復させるのは、ゲーム・ドラゴンクエストシリーズに登場の、
 戦闘中に使用することで味方全員の体力を回復させるアイテム。
 料理の方は詳細不明。
 ゲーム・ロロナのアトリエ(2009年6月)では、
 賢者の石・小麦粉・水を材料に賢者のパイを調合できるようだが…
 
 ※参考:ロロナのアトリエ攻略wiki >使用アイテム


★ 霊想「大地を鎮める石」

・私も天子みたいに要石に乗りたいのだが、なぜか乗れない。
 觔斗雲みたいなもんか。
 
 西遊記に登場の、雲に乗って移動する仙術、
 またはその雲が觔斗雲である。
 孫悟空が使用する。
 雲に乗る仙術であるため、神仙は乗ることができるが、
 生身の人間は乗れない。
 
 ※参考:Wikipedia (キン斗雲)


★ 幽雅「死出の誘蛾灯」

・……って蛾と蝶の違いって何だ?
 
 蝶と蛾に本質的な区別はない。
 昼行性か夜行性か、あるいは羽の安め方で
 一般には区別されたりするが、明確な基準にはなっておらず、
 総合的に判断する。
 
 ※参考:Wikipedia (チョウ)


★ 魍魎「二重黒死蝶」

・屍肉の匂いに誘われて集まってきたイメージのある蝶である。
 
 漫画・金田一少年の事件簿における黒死蝶殺人事件に登場の黒死蝶。
 死を招くとされる不吉の蝶で、死体に群がる習性を持つ。


★ 結界「夢と現の呪」

・夢であろうが現実であろうが、当たらなければどうという事はない。
 
 ブラフバラージでも一度出ているが、
 アニメ 「機動戦士ガンダム」 でのシャア・アズナブルの名言、
 「当たらなければどうということはない」 より。


★ 秘術「グレイソーマタージ」

・これから奇跡を起こす為の準備段階という特殊なスペルカード。
 準備の儀式なのに弾幕になっているとは賢い。
 
 準備「神風を喚ぶ星の儀式」と混同している?


★ 奇跡「白昼の客星」

・備考  ガンマ線なんちゃらがどうとか
 
 天文学の分野で、最も電磁波の強い物理現象がガンマ線バーストである。
 地球大気により遮られるため、大気圏外からしか観測できないが、
 ガンマ線が数秒から数時間にわたって閃光の様に放出され、
 残光のX線は数時間に観測される。
 天球上のランダムな位置で一日に数回起こっており、
 膨大なエネルギーの関わる現象ながら、正体は明確にはなっていない。
 最も有力視されているのは、極超新星である。
 
 超大質量の星が一生を終える時、中心部の高質量が
 高密度に爆縮しブラックホールと化す一方で、それらの重力エネルギーの解放が
 恒星外縁部を爆発的に弾き飛ばす、この現象が超新星爆発であり、この際に、
 機序は不明ながら、大強度のガンマ線も放出されるものと考えられている。
 
 超新星爆発の可視光が地球上で観察されたものが、
 超新星あるいは客星と呼ばれるものである。
 エネルギーが大きいほど、あるいは、地球に近い位置で発生するほど、
 観測される光は強力になる。
 十分に明るければ、昼間にも輝く星となる。
 
 ※参考:Wikipedia (ガンマ線バースト)


★ 大奇跡「八坂の神風」

・ 風を起こすだけだったら天狗でも出来るのだ
 一で一切ムラがない。天狗は力強いが雑である。
 
 謎文章。脱字と思われる。
 脱字というより脱行か。
 
 天狗でも出来るのだが、この風は美しく均一で一切ムラがない。
 とか、行を埋めるにはまだ文字が足りないが、
 前後のつながりから見て、意味としてはそんなところであろう。


★ 不死「火の鳥 - 鳳翼天翔 - 」

・備考  外の世界で使っている少年がいると書いた本がある
 
 漫画・聖闘士聖矢に登場のフェニックス・一輝。
 鳳翼天翔という技を使う。


★ 虚人「ウー」

・備考  外の世界で使っている青年がいると書いた本がある
 不死身度  ★★★★★★★
 
 漫画・3x3 EYES に登場の藤井八雲。不死人・无(ウー)である。
 永夜抄のスペルコメントで、本スペルの形状は
 八雲が使う獣魔・土爪(トウチャオ)を模していることがうかがえる。


★ 不滅「フェニックスの尾」

・備考  外の世界で頻繁に使われているらしい蘇生薬
 お値段  お手頃
 
 ゲーム・ファイナルファンタジーシリーズにて登場の、
 戦闘不能を治療するアイテムがフェニックスの尾。
 街の道具屋で簡単に手に入る。


★ 「パゼストバイフェニックス」

・体温  37.5℃(微熱)
 
 火の鳥に憑かれている(パゼスト)ことでの体温上昇と、
 疲れていることでの微熱を掛けているだろうか。
 個人差はあるが、疲労やストレスで微熱が出ることがある。

 
 

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