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8月11日〜12日
「カナメファンネルズ」

 

後半

 

鹿島神宮駅からJR鹿島線で香取駅へ。
お隣の駅からタクシーなどの手段もあるみたいだけど、
(香取駅はタクシーいない)
足代の見積もりができなかったことやバスは時間が合わなかったとかで
香取駅から歩くことにしました。

香取駅。

どう見ても無人駅ですね。

少し歩くと、「香取神宮式年神幸祭御駐輦所」なる区画が。
ふむ、聖輦船の輦だから、神様の乗り物、
神輿的なものが置かれるのかな。
御柱祭りの御柱屋敷のようなイメージ?

駅のあたりの住宅地域を抜け、一面の田圃のあとは山の方に入っていきます。
てくてく。
台風が接近していたので風が強い。
上空でゴウゴウ言ってます。
雲で多少は日差しが遮られるかと思ったけど、
暑い暑い。

香取神宮の裏手から進んでいくコースになりますかね。
坂道を上っていく途中に、小さな池と鳥居が。
鹿島神宮の御手洗池のような感じですかね。
そういえば、鹿島神宮の真南、香取神宮の真東に位置する
息栖神社がありますが、そこの「甕(みか)」を連想しました。
池に沈められた甕、その池に鳥居も立っているのです。
また、江戸時代には三社詣として、鹿島・香取・息栖を詣でる慣わしだったとか、
うーん、東方にタケミカヅチが登場することがあれば
重要な聖数3として係わってくるかもしれませんね。
(今は関係なし)

そして、「奥宮」の看板。
一般的な地図で駅と香取神宮の位置しか見ていなかったので、
まさかの奥宮を先に詣でるルートだったとはっ。

奥宮

貼紙には不届き者がいるので賽銭箱は
撤去したと書かれていました。
なんたる不届き者。

 

奥宮の方に先に行っちゃいましたが、
奥宮から今度は坂道を下って参道に合流し
ようやく香取神宮です。
二の鳥居。

鳥居をくぐると灯篭が立ち並んでいます。
ちょっと上り坂。

総門下石鳥居

総門

そして楼門。
1700年、綱吉公の造営によるものだそうです。

楼門より内側の様子。

拝殿

タケミカヅチを祀る鹿島に対し、
香取はフツヌシを祀ります。
日本書紀の国譲りの段でやってきた天津神コンビですね。
地震や要石の関連もありますが、
剣の神様のフツヌシと緋想の剣を結びつけて考えております、私。

拝殿と幣殿

幣殿のさらに奥に、本殿。

ついでに、後ろから本殿

練習艦かとりの碇

なんとかアンカー

境内の奥に茶店があったので、昼食をとることに。
暑い暑い。冷えた麦茶がうまい。
写真は茶店の窓から。

茶店の屋上は見晴台として上がれるので、
そこから鹿島灘を撮影したつもり…

香取神宮にも鹿苑があるようなのですが、
時間的な都合から、要石を優先することに。
思ったより往路の歩きに余裕が無かった(想定時間きっかり)。

摂社に鹿島神宮もございます。

 

楼門、総門と逆順に辿り、
二の鳥居手前の参道に分かれ道がありますので
そちらに入っていきますと…

要石

鹿島の凹石に対して、こちらは凸。

あづま路は 香取鹿島の 二柱 うごきなき世を なほまもるらし

 

要石のところからさらに北上しますと旧参道。
これが奥宮に近く、往路に合流するという寸法で、
奥宮前からもと来た路を辿り、香取駅を目指します。

道端で見掛けた子猫。
強風で枯葉が動く様子に警戒しておりました。

 

香取駅からは千葉で乗り換えて東京駅に至り、
東京駅から新幹線で帰阪しましたー。
暑かったー。
建設中のスカイツリーも車窓から見ましたー。

 

 

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