1月26日0時
非常に遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。 長らく音沙汰無く、ご心配をお掛けしまして申し訳ありません。 いやはや、新年早々パソコンが故障しまして、 オンライン活動出来ない日々でした。 私の健康方面や仕事の多忙方面では全く問題ございません。
パソコンは何故か突然、内蔵バッテリーもACアダプターも 認識しなくなりまして、まぁおそらく回路上のどこかに物理的に 不具合が生じたのだと思いますが、すなわちPCが活動エネルギーの 供給が断たれた状態となりますから、起動不可。 突然すぎてデータ避難も出来ないまま、現在修理中です。 いつまでたっても返ってこないので、しびれを切らして 結局PCを新調しちゃいました。(^^; 年初からえらい出費が…。
データが手元に残っていないので、サイトの更新にはいろいろ支障が… とりあえず、東方をインストールしていろいろクリアせねば…。 妖々夢はパッチが当てられないので、旧PCの復帰待ち。 他、環境を整え中です。 まずは取り急ぎご連絡。 この後はスペック確認と称して東方をいろいろ遊ぶ予定。 儚月抄は環境調整のその後で。(ぉ 調べ物用のブックマークとかも無いからどうしてもフットワークが…(^^;; バックアップって大事ですね〜。
拍手メッセージ、ありがとうございます〜m(_
_)m レスが遅くなりまして誠に申し訳ございません〜m(_ _)m
(3日21時) > 明けましておめでとうございます。 >
今年もよろしくお願いします。 > 年明け一発目のネタは、さとり様です。 >
さとり様の弾幕は、ご存じの通り既存キャラのスペルカードです。 > 説明的には選択キャラの心を読んで、 >
その心の中にある弾幕を再現しているそうですが、 > 本人の苦手なもの(魔理沙ならうなぎとか)ではなく、 >
弾幕を再現しているのには意味があると思います。 > 妖怪覚と関連づけられて語られる妖怪に、山彦や呼子のような >
「相手の言葉をオウム返しに返す妖怪」がいます。 > 覚の話も、人間が考える→〜とお前は考えているなと覚が言う >
の図式で、基本的にオウム返しで話が展開するためです。 > さとり様のパ……もとい再現弾幕も、 >
単純に心を読んだというだけではなく、 > パートナーの弾幕の再現=反響・やまびこ、という隠喩を >
含んでいるのではないでしょうか。 >
(中国ネタの人) あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い致します。 覚と山とは密接ですし
(山鬼、山男など)、 確かに反響、反射、山彦は重要なポイントですね。 心を読むが故の、対応者としてのスタンスもあるかもですが。 鳥山石燕の覚では
「あへて人の害をなさず。」
とありますが、 地霊殿でも霊夢や魔理沙を積極的に排除するでもなく、 単に敵意を反射したに過ぎないニュアンスだったりですしね。 それはそうと、うなぎの件はたぶん実際に苦手なのではなく、 五行に則った魔術あるいはラッキーアイテム的なおまじないかな と思います。うなぎ(土用)で対魔理沙(黒、霧雨=水行)の土刻水。
(8日0時) > 私の愛読する漫画で、去年文化庁メディア芸術祭 >
マンガ部門優秀賞を受賞した『宗像教授伝奇考』を > 読み返していると、面白い疑問に突き当たりました。 >
因幡の素兎の話なのですが、 > 白い兎は明治以降に在来種と輸入種を掛け合わせて >
アルビノを定着させたもので、昔の兎は天然のアルビノを除き、 > 冬にならないと白くならないそうです。 >
で、てゐなのですが、彼女は白い上に目が真っ赤で、 > 完全にアルビノ種の特徴を満たしています。 >
現在の日本在来種は品種改良が為されていて丈夫ですが、 > 天然のアルビノ種であるてゐは、紫外線に弱かったり、 >
周囲に目立ちすぎたりと、自然界の生き物として > かなりのハンディキャップを負っています。 >
(私もあまりアルビノはよく知りませんが) > 彼女の狡猾な性格や健康に心を砕く態度は、 >
そのような負い目をバネに伸ばした >
生きるための工夫なのかもしれません。 アルビノについては永夜抄の 「狂気の瞳」
に実はこっそりと… わかりにくくてすみません(^^;; 仰る通り、現在はウサギのイメージとして一般に定着した、 白毛赤眼のアルビノ種は在来種ではありませんから、 随分と昔から生きていると思われるてゐや妖怪兎は 突然変異のアルビノと考え易いです。 ちょっと回避手段もあって、妖怪化するとアルビノとなる、 長生きするあまり色素を失った、(妹紅もどちらかに当てはまる?) 兎仲間から排斥されがちだったアルビノ種をてゐが率いたのが 妖怪兎の起り(この場合、アルビノが種として定着していたとも設定可能) などいろいろと考えられそうでもあります。 そもそも、妖怪兎を含めグラフィックは白耳だけど黒髪だったりしますから アルビノかどうかはちょっと怪しかったりしますが(^^;; 花映塚でも妖夢につっこまれてましたし。(妖夢VSてゐ対戦勝ち台詞) 一筋縄ではいかない詐欺兎ですね。
>
また、若水について調べるために > 『日本民俗体系2 太陽と月 古代人の宇宙観と死生観』 >
を読んだのですが、アルム=バンドさんの所でも > 少し触れられていたうつほ船の記述があったので、 >
ちょっと紹介します。 > 大隅正八幡の縁起には、天竺の陳大王の娘が >
七歳にして妊娠し、男の子を授かる > →夢に日輪が口に入るのを見たら妊娠した >
王は子を仏の仮託とし、うつほ船に母子を乗せて海へ押し流す > →大隅国に漂着→子は後の正八幡
とあるそうです。 > これを一種の日光感精伝説と捉えると、 > 『古事記』のアメノヒボコの妻 >
(新羅阿具沼の辺で昼寝する女の陰部に日光が射し、 > 玉が生まれる→女に)や天道童子などに繋がります。 >
つまり、女性の胎内という空に太陽が宿る伝説です。 > お空と太陽の関連性を探るには、 >
こっち方面も視野に入れた方がよさそうです。 >
(中国ネタの人) 情報をありがとうございます。(^-^) なるほどー。うつほ舟と太陽の関わりは 神話・伝説にいくつか例があることからも それがお空につながっている線は濃厚っぽいですね。 さらには地底世界ということで地球空洞説や うつほ物語なども複合していそうで奥が深いですね。ン千kmくらい。
(9日0時、11日21時) > こんばんは、オーゴショさん。 > アルム=バンドです。 > これが私の新年初の拍手ですが、 >
私情で申し訳ないですが少々急ぎなので > 用件のみ簡単に記したいと思います。 >
以前中国ネタの人さんが > 豊玉姫命・玉依姫命に関しての資料を >
提示していらっしゃいましたが、そのうちの一つ > (『諸神・神名祭神辞典』)が最寄の図書館にあることを >
把握していたので休明けに伴って調べてみました。 > しかし、どうもこれには牧場の神ついての >
先述の二柱に関する記述はどうやら見られないようでした > (索引が無かったので見落としの可能性も >
あるかもしれませんが…)。 > そこで残りの二冊のですが、 >
『神名総覧』に関しては何処にも無い、 > 『新撰諸祭神名総覧』に関しては国立国会図書館、 >
群馬県立図書館、前橋市立図書館にあるようです。 > ただし群馬県立図書館のものは禁帯出となっており、 >
自らの足を運ばなければならないようです。 > 他もいかんせん出版年数が古いので >
入手できるかどうか怪しいようですね… > という結果を得たので一応ご報告させて頂きます。 >
では、まとまりが無く申し訳ないですが >
これにて失礼させて頂きます。 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。 まさか、あのめっけにくい文献を直接当たられるとは…(^^; お疲れ様です&情報をありがとうございます。 今回ご調査下さったところは目的の文献ではなく残念でしたが、 他はさらに難易度高そうですし、このまま保留でOKですよ。(^-^; と思ったら、追加報告までありがとうございます。↓ >
色々調査したところ、静岡県にある白羽(しろわ)神社は > 天津日高日子穂々手見命、豊玉毘賣命、玉依毘賣命 >
の三柱を祀っており、牧場の神様とされているようです。 >
これは「海辺では名馬が育つと信じられた為」ということで > 馬と関係しており、また延喜式には >
「白羽官牧の地」と伝えられているらしく、 > 馬に纏わる伝承もある、ということで >
馬に纏わる要素も強いですししっかり結び付いています。 > (参考サイト:静岡県神社庁) >
加えて『日本神祇由来事典』の同神社の項には > 神社が「もとは厩崎にあった」と記されており、 >
これも馬との関連の一要因かもしれません。 > ということで、豊玉姫命・玉依姫命が牧場の神様 >
とされる理由はここにあったのかもしれません、 >
とご報告させて頂きます。 おぉー、豊玉、玉依の二神を祀りつつ牧場に関連する、 そんな神社があったのですね。 情報をありがとうございますっ。(^-^) というか、前回情報を頂いた鹿児島神宮にも そういえば旦那が祀られてましたね。 山幸彦が一緒だと海要素が飛んでっちゃうんですかね。(^^;;
(9日1時) > 大学に『諸神・神名祭神辞典』『新撰諸祭神名総覧』が >
あったのでパラパラっと見てみたのですが、 > 豊玉姫・玉依姫に関して書かれていたことは >
大体既に雑考に書かれているかと思います。 > 前者・後者ともにこんな事が書いてありました…… >
・豊玉姫・玉依姫はそれぞれ海津見の長女・次女。 > 神武天皇は玉依姫と鵜葺草葺不合(ウガヤフキアヘズ、 > 豊玉姫とヒコホホデミの子)の四男らしい。 >
・豊玉姫がヒコホホデミと会う場面で > 歴史上初めて畳が出て来るので、豊玉姫は畳の神らしい。 > (実際は畳ではなく敷物らしいですが。) >
あと、最後に夫との別れの際に > 強く恨みを抱いていただろうという事で >
怨鼓退散祈願祭の神でもあるらしい。 >
・長崎県の海神(ワタツミ)神社に単独で豊玉姫が、 > 京都の賀茂御祖(カモミオヤ)神社で > 父の賀茂建角見(カモタケツヌミ)とともに > 玉依姫が合祀されている。 >
・豊玉姫は異国征服の神。 > 神功天皇が朝鮮半島出兵の際に > 御旗八旒を奉納して祈祷したため。 >
・平田篤胤曰く、八意思兼(ヤゴコロオモイカネ)は > 天児屋(アメノコヤネ)と同一なので、 > 思兼はその重要性にも関わらず神社に奉られていない。 >
(masuo) おっと、間髪入れず。(^^) 情報をありがとうございます。(^-^) 一部だけフォローを僭越ながら入れさせて頂きますと… 畳の件は、古くは敷物の総称でしたし
(たたむことが語源だとか) 敷物の祖という見方があるようです。 敷いたのは綿津見神かもですが。(^^; また、賀茂御祖神社の祭神は、山城国風土記にて 神武東征を先導した賀茂建角身ということで、 (古語拾遺や新撰姓氏録から、八咫烏とされる) その娘の玉依姫も綿津見の娘の玉依姫とは異なるようです。
(10日21時) > 前回の拍手では急ぎの文のみで申し訳ありませんでした。 >
重ねての用件で心苦しいのですが、 > 短期間での連続拍手ご容赦くださると幸いです。 >
今回の用件ですが、本日 > 水橋 パルスィに関する考察を掲載致しましたので >
この場を借りてご報告申し上げたいと思います。 > パルスィに関しては、わりと和洋東西に >
モチーフが散在しているので > 中々特殊な位置付けになったかと。 >
ここ最近冷え込みが厳しいので体調にはお気を付けてください。 > それでは、これにて失礼させて頂きます。 >
(アルム=バンド) ご連絡ありがとうございます。(^^) すみません、こちらの都合で返信できずにおりまして 誠に申し訳ありませんでした。 パルスィ考察、お疲れ様です。 茨木童子の話で思い出したのですが、 荒俣宏の「陰陽師鬼談」に登場する橋姫の設定も濃かった…。 一要素として挙げますと、橋姫=茨木童子でしたので 荒俣宏を好むZUN氏が橋姫に茨木を意識した可能性もありですね。 また、こちらはまた別の話題ですが、 地霊殿インタビューではペルシャ=波斯にも触れられていました。 それにしても、パルスィ、確かにいろいろなモチーフですね。 個人的に思うところは、東方で調べ物をしているとたまにヒットする ユダヤ要素もあるのかもという点ですかね。 心理学ということでもっと目立つユダヤ要素が地霊殿にはありますが。(^^;
(12日19時) > アルム=バンドさんのところで >
パルスィの考察をやっていたのを読んで感心していましたが、 >
おかげで二三気づくことがあったので報告します。 > >
まず、貴船神社。 > 橋姫伝説で女が参拝するのは貴船神社ですが、 >
このことは重要だと思います。 > まず、この神社は玉依姫と縁が深いのです。 >
玉依姫は巫女の神、神と人との橋渡しの女神です。 > アルム=バンドさんも触れたように、 >
橋姫は境界の女神としての要素を持ちます。 > 前回の報告でも菊理媛に言及しましたよね。 >
そして、前回の報告では抜けていた、 > 嫉妬に関する重大な神が貴船神社に祀られているのです。 >
それは磐長姫です。 > 醜いからという理由で出戻され、 > 妹に夫を取られた女神です。 >
伝説では特に何の神がお告げを下したかは > 触れられていませんが、もし、橋姫伝説において、 >
嫉妬に狂った女に鬼と化す方法を教えた神が磐長姫だとしたら、 > ぞっとすると思いませんか? >
磐長姫は縁結びの神として祀られていますが…… > ところで、貴船神社には地下と関係する面白い話が。 >
http://kibune.jp/jinja/hiwa/hiwa_01.html 情報をありがとうございます。(^-^) 磐長姫に着目となりますと、鳥山石燕の橋姫寄りに 大きく傾きそうですね。 貴船の橋姫伝承は約束を違えられた女性の怨恨ですが、 石燕の橋姫は醜さ故に配偶無く、人の縁辺を妬む方ですね。 磐長姫はひとまず後者ですかね。 醜くてお断りされて、日本書紀では呪詛りますし。怖い怖い。 まぁ、磐長姫も(親御さんが勝手に行った)誓約を反故にされたのですが。
龍穴も興味深いところです。 地霊殿は地下世界でしたが、 私の(いつも当たらない)予想では、次作は龍、と見ておりますので。
>
また、パルスィの発言中に出てくる「地下666階」ですが、 > これはウィザードリィ5に出てくる地下777階と >
666を掛けているのではないでしょうか。 > アリス編ではダンジョン系RPGのパロディが >
連続してやりとりの中に出てきます。 > この地下777階というのは、 >
本筋のストーリーとは関係ない隠し階層なのです。 > 事実上ただの地下八階なのですが、 >
いわゆる「階が深くなれば深くなるほど敵が強力になる」 >
という常識を前提にした、プレイヤーに対する悪意を込めた、 > 「ここには上とは比較にならないくらい >
無茶苦茶な強敵がうろついているぞ」という > ギーグ的な冗談なのです。 >
ついでに、地下777階は大悪魔がうろつく、 > 通称地獄なのもポイントです。 >
風神録で*おおっと*という > ウィザードリィネタを織り交ぜた神主なら、 >
こういうゲーマーをにやっとさせるネタには > 精通していると思われます。 >
(中国ネタの人) おおっと!なるほど。 666が元ネタを完全に食っちゃってる気もしますが、 かと言ってパルスィが「ここは地下777階」と言っても 負のオーラが台無しの予感ですから、666階というわけですね。 ウィズが元ネタという点は頷けます。 パルスィの出現地点からは、地獄(777階)はまだ下なので 666階と解釈すればもうバッチリですね。(^^)
(21日14時) > い、生きてますかー!? >
大晦日からまったく更新がないので > 不安になっている自分です。 > >
さて、緋想天の考察読みました。 > その中の一つ、シルバーアキュート360なんですが >
アキュートという単語を知らなかった自分は > まったく別の解釈をしていました。 >
シルバーが咲夜さんを象徴しているとして、 > 後ろのアキュート360を > ア キュート(a
cute)360と分けて読み、 > そこから「全方位にかわいい(人)」、 >
超意訳してすなわち「八方美人」なのではないか > と思っていました。 >
繋げて訳せば「八方美人(=完全で瀟洒)な咲夜さん」 > といった感じの意味になります。 >
カタカナなんでこれもありかなぁとは思うのですが > どうでしょうか? >
(柊一) 半死半生でしたー!(PCが死亡。私は生存) 御心配をおかけしまして申し訳ありませんでしたー。
キュートな解釈をありがとうございます。 キュートには
「気の利いた」
という意味も辞書記載がありますから メイド長に合った訳もうまくできそうですね。 細かいことにこだわりますと、アの不定冠詞を考える場合は その後ろに名詞が必要になりますが、キュートは形容詞なので 360を名詞と見る必要があります。a+形容詞+数詞でしょうか。 全方位に可愛いのではなく、全方位(360)が1セットで可愛い。 可愛く360(度または本)の銀。 うーん…(^-^; まぁ、私の方の訳(急速包囲の方)も多少強引な点は同じです。(ぉ
(24日22時) > あけまして〜 どうぞ今年もよろしゅう〜。 >
ZUN動画は会話がZUNZUN節で > 余計曖昧になった部分もありますが、 >
ゆうぎに関してはとりあえず爆弾発言でしたねぇ > 参りました、神主を甘く見てましたw > >
いろいろここで勉強できて > 作品の味もわかるようになってきたので >
なお一層おもしろくなってきました。 > 今後とも精力的な展開をどうぞよろしくお願いいたします。 >
以下思いつき程度の物 > 京極作品でゲームに出てきた妖怪などの陰 > ・絡新婦の理でクモ→ヤマメ >
・鉄鼠の檻で嫉妬じいちゃん→パルスィ > ・京極堂と関口家の間にある眩暈坂 >
→鈴仙「あなたたちはまっすぐ飛べていない」 > ・姑獲鳥→ミスティア > ・塗仏の宴
宴の支度のハクタク図 > →慧音そのものと、薬との関連 >
大変短絡的に考えるとこんな感じですな。 > 元ネタというより「そういうのが居たので調べた」という >
とっかかり程度だったと思えばもっと掘り出せそう。 > それにしても京極おもしろい。。 >
ではまた ペコリ >
(SHALIREA) あけましておめでとうございます〜。 本年もよろしくお願い致します。 京極作品、ちまちま読み進めております。 ちょっとしか読んでおりませんのであまり呼応できませんが、 (現在、鉄鼠の檻を読もうかしらというところですが、 分冊文庫版にしておけば、とちょっと後悔中。(^^;;) 魍魎はもちろんアレで、狂骨はもちろんアレですね。 妖々夢事典改訂の頃にはまた読まねば…。 風神録事典でも魍魎にはお世話になる予定ですが、 京極作品、おもしろいですね。(^^)
1月27日0時
とりあえず、12月のREX儚月抄を東方雑考にアップしました。 REXつながりで、1月REXのザッカンを以下に。(長いです) ぱれっと儚月抄はもうちょっとお待ちを…(^^;
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第十八話 「月の頭脳」 紫orzの回。 ・小人 愚者を囮とし目を欺かんとす 小人=紫、愚者=レミリア達。 前回の
「愚者の海」
発言とリンクし、 紫も永琳も同じ人妖を指して愚者と言っている。 ・留守に気をつけろ 豊姫の理解に穴があるとしたらココ。 永琳は月に戻る気も無く、つまりその状態で 自宅を
「留守」
と言うだろうか、というところ。 綿月姉妹が戦闘兵も引き連れて出張っているので、 月の都の防衛は完全にお留守です。 そして、忍び寄る亡霊の影。 留守=永琳宅が正しいならば、 豊姫の理解ではなく、永琳の作戦の上を紫が行った。 ・道は爾きに在り 而るにこれを遠きに求む 漫画版第六話で紫が言っていた孟子の言葉。 豊姫によると永琳の口癖だったらしい。 紫と永琳の思考は類似しているのか、 紫が永琳を偵察して知っただけか。 さて、第六話と言えば、ロケットの話、月へ至る道の話。 このあたり、後で掘り下げます。 ・果たしてどちらが道であったのか 道と言えば、豊姫の最初のセリフも道に関係している。 永琳の口癖の影響を受け、常々
「道」
を意識していそう。 地上と月をつなぐ者としても。 ・伊豆能売(いづのめ) 古事記にて、黄泉から帰還したイザナギの禊で 神直毘神、大直毘神に次いで生じた神。 これら三神は八十禍津日、大禍津日の後に生じており、 マガツヒの禍を直すために生まれたのがナホヒである。 神直毘神、大直毘神は穢れを祓う神事の祭主であり、 女神の伊豆能売は巫女であるとも考えられる。 伊豆能売のイヅは厳の意で、斎み清めることを意味する。 ・誰それ? 聞いたことない神様だわ 古事記では大禍津日のすぐ後に登場するのだが… 古事記は読んでいないのか、ナホヒよりマガツヒに興味があったのか。 ・扇子 依姫が霊夢ののど元に刃を突きつけたそのころ、 豊姫は紫ののど元に扇子を突きつけていた。 扇子は月の最新兵器であり、素粒子レベルで一帯を浄化する風を 巻き起こすものと言う。この現象は「宇宙モチの終焉」と呼ばれ―(違) 穢れを孕む地上の生物に対しては小さくても必殺の武器である。 伊豆能売の祓いのようなものを付近の生物にもたらすわけで、 「厳」
な扇子である。ストリクト・センス。 ・いやに聞き分けがいいわね 裏では幽々子が侵攻中。 ・ここに住む生き物に罪がないはずがありません この
「罪」 は月侵攻の 「罪」 とは異なる。 月侵攻の罪はもちろん無いが、 「地上に住むすべての生き物には罪はない」
という言葉を そのままスルーすることはできなかっただけ。 生存競争で発生する穢れの中に生き続けることの罪・穢れ。 全生物版の原罪ですかな。 ・地上の生き物への罰は―― ・一生地上に這い蹲って生き 死ぬこと すなわち、現状維持。お咎めなし。 ・お前への罰は月に持ち帰って考えるとして… 月に連れ帰るんスか…。というか、帰れるんスか…。 永琳の処に行くのが妥当そうだけど… すでに永琳が月に空間弄ってワープしていて、 対幽々子布陣を布いているとか…には、伏線がなさすぎるか。 さて、今後も含めた振り返り。 紫があっさり降参。しかし幽々子は進行中。 さらに孟子の言葉でロケットないしは 月へ至る道を振り返って思ったのですが、 紫の計画って三段構えですよね。 ロケット組、紫組、幽々子組の三段。 つまり、月へ至った地上人の三段ロケットとそれを真似たレミリア達、 これらによって、月へ至る三段の術式は補強されているわけで、 ロケット組、紫組の二段を犠牲にすることで 三段目である幽々子組は月というよりむしろ月の都へ 確実に至れる術式になるわけだ。 それを暗示するかのように、住吉ロケット中段は 非常に短い飛翔時間で切り捨てられている。 紫の三段術式の中段、すなわち紫はあっさり降伏した本話と なんともマッチする。 イコール、幽々子は確実に月の都に至るでしょう。 鴉(式神)は月の羽衣の切れ端になぞらえたものかな。
幽々子が計画の本命であったことは、 幽々子自身も当初気付いていなかった。 紫が永琳に感付かれるのを防ぐためにロケット監視などという ダミー依頼をしてきたにすぎないとか、せいぜい、ロケット完成の 方向に持っていけるよう協力しなさいor邪魔するな程度に 受け取っていたが、妖夢の報告で三段ロケットと聞いて 計画の詳細を察知し目を丸くしたのかな。 聖数3を組み込んだロケットを飛ばさせる一方で、 紫自身が術式をまとわず月に挑むわけがない。 紫の依頼はスパイ対策に過ぎなかったのか、 ロケット「監視」の依頼は三段ロケットを見ることで 依頼の真意を伝える暗号じみたものだったのではないか。 そうだとすると、幽々子自身があらゆる注意からフリーの立場。 一方の紫は一度月に攻め込んだ身だし、 幻想郷縁起を介して幻想郷中に過去の騒動を吹聴してもいる。 紫は無策に自分への注目を集めているのではなく、 それは切り札を秘匿するためと考えられる。 それらを理解した幽々子はすぐさまロケット完成に動き、 一方でパーティ会場での言動の様に、情報漏洩には極めて慎重になった。
妖夢と言えばソユーズ計画も小説版で出ましたが、 あれも三段ロケットと三段モジュールの組み合わせです。 しかも、ソユーズの三段モジュールの真ん中は地上への帰還船。
本編で何度も出たのは雨月もそうです。 雨月と言えば、特に能の雨月は、西行が住吉参詣の途上であり、 最終的には住吉の奇瑞を見るお話。 つまり、三段ロケットも含む三段構えの紫の作戦すべてが 紫版のプロジェクトスミヨシと言えそう。 歎けとて
月やは物を
おもはする―― 儚きは月か命か人妖の夢か。
次回予想 ・「謎の神」に対抗して霊夢はミシャグジorヤサカトメ召喚。 ミシャグジはケロちゃんで蛙と月は相性が良すぎるから、後者かな。 神奈子は山で太陽で、海と月に対抗。 あ、そうそう、早苗は星なので、守矢一家は天地人とともに日月星です。 ・一方、紫は幽々子と合流。 地上に居るのは実は式神で、鴉が本体でしたー。 ・しかし、永琳の空間弄りと輝夜の時間弄りで永遠亭勢が月に現出! うむ、これは当分終わらんね!(ぉ
拍手メッセージ、ありがとうございます〜m(_
_)m
(26日2時) ご心配お掛けしましたー。(^^; 充電期間にも考えをいろいろ巡らせておりました。 2009年のスタートは遅れちゃいましたが、 今後ともよろしくお願い致します〜。
(26日23時) > オーゴショさんが生きていらした…… >
今夜はご馳走だね(違) > とりあえずお元気なようでなによりです。 >
事故か、病気か、はたまた派遣切りかと心配しておりました。 >
パソコンのクラッシュというご不幸は悲しいことですが、 > これからもどうかサイト運営をがんばってください。 >
(中国ネタの人) ご心配をお掛けしましたー。(^^;; まったく立ち直れておらず(旧パソコンが) まだまだ万全ではありませんが(現環境が) 今後も精一杯頑張らせていただきますー。(^-^)
1月29日0時
うぅむ、スイスイ動く。描画間隔毎回で余裕とは。 花映塚ストーリーでゴリゴリ消し合ってもリプレイ保存できるし 雛スペルでも処理落ちしない。素敵。
ぱれっと儚月抄は後回しと書きましたが、 あまり解説することも無いので、もっと気長に後回しでも良いかも。 「4つ目」
のあれは普通なら 「3時間後」 ってところだけど、 「3日後」
ってところが、さすがは永遠亭だな〜。 張り紙が替ってるあたり、何があったか気になるけど。 ダンボールに閉じ籠って泣くのであかりハウスを思い出しました。 雑なザッカン。
儚月抄本編の雑考をちょっと追加。 以下、反転結界。 ・紫が月の都に飛ばして犬死した式神について。 まぁ、現在飛翔中の式神と引き合って呼び水となるとかも 考えられますが。また、月の防衛体制としての出方を探るため という線もありますが。 もう一つ仮説として、永琳トラップの発動条件探りだったのでは とか思ってみる。 賢者の海に到達もしくは更にそこを通過しただけでは 発動しないのね、なんて、いつでも緊急離脱できるように スキマに足を突っ込みながら実験的に。 紫は何度も月に侵入していたわけだから、 どこかに発動条件があるわけで、そのあたりを 千年前の自身の経路を辿らせることで、最終的に 賢者の海で裏側(賢者の住処)を覗く事と判明したとか。 ・紫の賢者の海以降の行動 という思考と、先日の紫の作戦を(どちらも仮説だけど)を合わせると、 自らをも囮としている紫は敢えてトラップを発動させたことになる。 囮だから。 バレバレの目的、バレバレの黒幕が性懲りもなく月へ向かい、 間抜けにも同じ罠に掛かり、上乗せの豊姫トラップで地上へ送還。 囮なので下手な時間稼ぎもせず、あっさり降参。 その裏で進む三段目の侵攻。 さて、避けるべきトラップを、逆に考えるんだの思考で敢えて発動させた わけですが、気になるのは掛けっ放しの手袋ですね。 月と地上を結ぶスキマは満月終了で閉じましたが、 あの覗きスキマは紫が直に確認していた様に、 幻想郷にはつながっていない。賢者の住処が見えていたと思われる。 とすると、上の仮説を当て嵌めるならば、トラップは発動し続ける。 敢えてだ。(ジョジョ風に) すると、月は異常加速を続け、やがて再び満月に! その隙に霊夢たちや幽々子たちを回収して離脱。 異常加速のおかげで月は重力異常に見舞われるわ 地球に落ちかねないわで、結局紫は月の都まるごとを相手取って よからぬ取引をはじめるのでありましたとさ。 あう、思ったより長くなりました。 途中からいい加減な予想に脱線しました。(^^;
拍手メッセージ、ありがとうございます〜m(_
_)m
(27日8時) > お久しぶりです、オーゴショさん。 >
パソコンの不具合とは… > さぞ大変だったのではないかと心中お察しします。 >
暫く沈黙してしまったので、 > 体調を崩されていないかと心配しておりましたが >
とりあえずお元気そうで何よりです。 > そのような中、儚月抄雑感の更新お疲れ様でした。 >
その中の予想の文を拝読してふと思い当たったのですが、 > 八坂刀売神は出自に謎の多い神で、 >
諸説の中では穂高見神の妹などとする説もあるようで、 > これに沿えば父神は綿津見神となります。 >
また、穂高見神は安曇連とも関連が深く、 > 安曇氏といえば海人系の一族とされるので、 >
八坂刀売神と海との関連は着目すべきかもしれません。 >
(余談ですが海といえば諏訪湖は『古事記』などでは >
須波之海などと記されていたことや、 > 東風谷 早苗が開海のスペルを用いていたことも >
海的要素が垣間見えるかもしれませんね。) > 加えて、諏訪子の場合は確か『上社物忌令』の中で >
蝦蟇神が諏訪大明神に征服される話の一つで > 龍宮に通じる穴と関連付けられて語られることもあり、 >
こちらも海との関連が見えるように思われます。 > といったことを思い当たったのでご報告させて頂きます。 >
(アルム=バンド) お久しぶりです。ご心配をお掛けしました。(^-^;; 情報をありがとうございます。 八坂刀売と綿津見の一説、すっかり失念しておりました…。 なるほど、守矢一家はいずれも海との関連も考えられるのですね。 開海が直接的な分、早苗が比較的海成分強そうですかね。 (と、これは今度の考察用の伏線です(^^;; 天地人と陸海空と日月星の、三位一体の三位一体ってだけですが) 風神録更新に備えて、またサイトに通わせて頂きます。(^^) (私信) メールの件、了解致しました。 是非とも、よろしくお願い致します。 …是非、と言いつつ、ちょっと身構えておりますが…(^-^;;;
(28日12時) ありがとうございます。(^^) 時間が経っていたので、どこかで既出かもと案じていたのですが、 新鮮な読みごたえとなっていましたら幸いです。 終盤に至って予想も
(当初に比べれば断然)
立てやすくなって、 予想を楽しむという点でも物語の方もどちらも佳境ですね。 (今回も何か勢いで書いてしまいましたが。(^^;;)
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