11月28日0時
年明けあたりには、今年は半ば頃までは忙しいかなーなんて予想していたのですが、
忙しさ慢性状態になってきてます。うーん。
うまく時間を稼いでじわじわでも書き進めて、更新していきたいところですが。(^^;
さて、Febriも読んだところで、今回のザッカン。
今回は神霊廟インタビューと紅魔郷以降を話題にしてのインタビューも掲載されてます。
今冬には何か書籍も出るらしい。
・第9話「新旧の妖怪」
新しい方の妖怪は、命蓮寺の面々といった幻想郷に新参の妖怪たち。
響子、小傘、ムラサ、一輪が一撃のもとに倒された事件を受け、
巫女が犯人と推測したマミゾウが博麗神社を訪れた。
結局、犯人は旧い方の妖怪で、知らぬうちに幻想郷で大きい顔をしていた
妖怪たちに挨拶をしたということでした。
・平凡陳腐な山彦
平凡陳腐・・・「古臭くありふれていて、面白みのないこと」
(四字熟語データバンクより)
ポピュラーな妖怪かつ日常的な反響現象の山彦(幽谷響)。
今回の被害者1。
・あの時の妖怪狐か
前回の狐。霊夢にのされて縛られているが、変化は解けていない模様。
というか、変化して逃げないところを見ると、これ以上の変化を封じられているのだろうか。
・何かしら 寒気が…
霊夢の、巫女としての本分再認識発言、すなわち、人間じゃなければ無条件で
妖怪を退治するという発言を受けて、遠隔地に居ながら寒気を覚えた華扇。
正体が仙人(人間系)ではないという示唆ということかな。
・幻想郷の妖怪は本来の意味での妖怪じゃないのよ
霊夢の妖怪解説。
幻想郷には外の世界で忘れられたモノなどが流れ込む。
妖怪の場合、完全に忘れられるか、その現象が科学的に説明されることで
外の世界では死に、消えてしまう。
本来の意味での妖怪は、恐ろしい物、不可解な物、説明できない物だが、
それらは外の世界でも死ぬ条件を満たさないため、
そんな妖怪は幻想郷にも殆どいない。
鵺すらも実体を持ったへんてこな奴となる。
・僅有絶無の外来妖怪
僅有絶無…「ほとんどないこと」
(四字熟語データバンクより)
外の世界で現役ながら、幻想郷に自ら入り込んできたケースの妖怪。
同じケースがほとんど無い、外来妖怪の化け狸。
佐渡の団三郎狸は金貸しもしていたらしいので、金融も掛かっていたり?
・不羈奔放の鬼
不羈奔放…「世間のしきたりにとらわれないで、思いのままに振る舞うこと」
(四字熟語データバンクより)
ダブルスポイラーでも同じ四字熟語が使われていた萃香。
・妖怪が人を襲うのは当然じゃないか
霊夢が説いた妖怪の本分を、旧い妖怪は当然の様に認識し、
魔理沙や霊夢にも挨拶がわりに一撃見舞っていたのでした。
「木枯らしごっこ」らしい。
・妖怪だろうが何だろうが暴れたいだけでしょ? ただのヤクザじゃない
命蓮寺の連中は挨拶も無く寺を建てたので、こちらから挨拶したと言う萃香。
霊夢は、単にいちゃもんをつけて暴れたかったのだろうと解釈。
まぁ、妖怪の本分を果たさずに仏道修行に励む新参者の妖怪たちに対しての気持ちとか、
あとは、酒呑童子は山伏に扮した頼光一行にだまし討ちされたのだから、
そういう因縁から密教系の寺院にちょっかいを出す動機につながったのかも。
・確かに誰かと話をしていたような……
靄と化した萃香を捕えられなかった華扇だったが、萃香の気配と感付いてからは
速やかに姿を消し、ついでに霊夢の短期記憶からも姿を消していたようだ。
萃香は最初から魔理沙と霊夢しか意識していなかったようだ。
やはり華扇と萃香の二人は面識ありの様だが、このニアミスで華扇は
萃香が神社にも現れうることを認識し、用心するのだった。
拍手メッセージ、ありがとうございます〜m(_
_)m
返信が遅くなりまして申し訳ございません。。。
(9月26日15時)
>
初めて感想書きますが、前から拝見しておりました。
>>今号のfebri
>
薄いですよね・・(笑)。
>
香霖堂のときみたく掲載紙ごと無くなるのは勘弁願いたいところですが。
>>寺の下の霊廟
>
結局大祀廟は太子たちが仙界に引っ越したあとほったらかしで、
>
今は無人みたいですね。でなきゃそう簡単に漁りにいけないでしょうし。
>
>
そういえば今回茨歌仙にはじめて萃香が登場しましたね(台詞無しですが)。
>
結局華仙との接触はありませんでしたが、
>
あの二人が顔を合わさなかったのは偶然か、
> それともどちらかが避けているのか・・。
>
(悟澄)
ありがとうございます。
今月Febriは少しページ数回復しましたが、東方大特集でしたから先行きが心配ですね。
なるほど、大祀廟はそのままに引越したのですね。
メッセージ頂いた後、無事にパラレルエンドも確認しまして、納得致しました。
萃香については、やはり華扇の方が積極的に避けていましたね。
(激遅返信ですみません(^^;;)
今回のリアクションですと、これまでに華扇は神社の宴会には参加していなさそうですね〜。
(10月1日14時)
> お久しぶりです。
>
中国語絡みでわからないことがあったと聞いて、久々に来ました。
>
「傘圓山神」ですが、「圓」は「円」の繁体字なので、「傘円山神」ですね。
>
『「道教」の大事典』の元と思われるのが、「南越的民間信仰」という論文で、
>
ttp://hk.plm.org.cn/e_book/xz-12791.pdf
>
これによると「傘圓聖」は洪水に立ち向かった、
> 一種の民族的文化英雄の祖先神のようです。
>
ちなみに、円傘山という山は今のベトナムの
>
河西省山西市(ハタイ省)にあるようです。
お久しぶりです。(^^)
「傘円山神」についてフォローありがとうございます。
「傘圓」につきましては、ネット検索ではこちらしかヒットしなかったので、
こちらの表記をしてしまいました。(汗
円傘山神ではなく正しくは傘円山神ですね、と確認したかったのですが、
言葉足らずでした。(アルム=バンドさんには後日のやり取りでお伝え致しました)
>
さて、最新作で中国人が出ましたが、
> 邪仙なんて中国語は古典に存在しません。
>
まあ、現在の中国では邪仙伝という
> ライトノベルっぽいのが売れているらしいですが、
>
元々こんな単語は、『抱朴子』にも『神仙伝』にも出てきません。
>
というのも、仙人になるためには善行を積む必要があるのです。
>
『』には、地仙(屍解仙の上)になるためには300善を立て、
>
天仙になるためには1200善が必要と書かれているほどで、
>
悪事を働いても別に寿命が延びたり仙人になれたりはしません。
> 屍解仙も漢字は恐ろしげなものがありますが、
>
要するに死を経て仙人になるというだけで、邪悪な要素はありません。
>
『抱朴子』の作者の葛洪も『晋書』によると、
> 死後も死体が柔軟で顔つきも生きるようで、
>
棺を担ぐと衣のように軽かったので、弟子から屍解したとあります。
>
屍解の具体例は平凡社から和訳も出ている『神仙伝』あたりが読みやすいです。
>
東方に関係ありそうな例としては、薊子訓という人物は、死ぬと死体が僵れ、
>
手足が胸上に交わって伸びないようになって、身体は曲がった鉄のようになり、
>
五香が遠くまで発した、という話があります。少し芳香を思い出しますね。
>
この後薊子訓の棺が大音出したり光ったり分裂したり飛んだり
> 履残して消失しますが省略。
>
娘娘のように竹の杖を残すパターンとしては、費長房や李意期がいます。
>
剣を残した方が上等の屍解仙という話もありますが、
> あれは『雲笈七籤』という宋代の書物が由来のようで、
>
中国では民間信仰でも刀剣に霊力がある話が多いので
>
(有名どころでは干将莫耶など)その辺が関係あるのではないかと言われています。
>
>
で、邪仙という言葉の由来ですが、
> 漫画家の諸星大二郎にそのものずばり『邪仙』という作品があります。
>
これが1989年の作品で、この作品中に出てくる邪仙というのは、
>
欲望を捨てずに成仙できなかった者が邪術によって仙人になろうとしたもので、
>
自らの死体の三丹田をカメに入れて防腐処理をして、
>
魂魄と共にカメの中で千年待ち、千年後に妖気を発して身辺の女の胎を借りて
>
新生(むろん母親は腹を食い破られて死ぬ)するとう恐ろしいものです。
>
作中では導師の目を欺き、墓場の死体の胎を借りて復活するという、
>
それなんてタオ胎動が行われています。
>
>
諸星大二郎が怪しいのは、さらに同シリーズに「犬屠王」という作品があるのですが、
>
これに養小鬼と思しき術が出てくるのです。
> 悪い道士が民家に押し入って妊婦を生きたまま(以下略)して、
>
五か月の胎児を使って術を施し、数年後吏部尚書まで上り詰めるも死に、
>
現場では腹に穴の開いた血まみれの妊婦が、
>
ミイラ化した子供を抱いて走り去る姿を目撃されたという恐ろしい話です。
>
>
もう一つ考えられるのが、『央華封神RPG』というTRPGで、
>
このゲームはプレイヤーは仙人になって善行を積んで
> 修行することで寿命を延ばすのを目的とするのですが、
>
悪役である邪仙は、逆に悪行を積むことで寿命を延ばしているのです。
>
今のところ、これら2作品が邪仙の元ネタではないかと考えているのですが、
> 確証はありません。
>
ただ、邪仙という単語は比較的新しい言葉なのは間違いないと思われます。
邪仙について詳細な情報をありがとうございます!
いつもながら、勉強になります。
『抱朴子』の詳細情報の前の『』は何でしょうか?お教え頂けますと幸いです。
平凡社の『列仙伝・神仙伝』は一通り目を通しましたので、
そちらの内容からだったらどうしようと思いつつ…(^^;;
直接的な表現は仰る通り出てきませんが、
よく命を狙われる左慈などは邪仙っぽいかなー、と読んでて感じておりました。
青いし、霍山に行きますし。(こじつけ)
邪仙という語はご指摘の通り、元ネタありそうですね。
諸星大二郎の作品などは、欲望を捨てずに成仙できなかったあたりなど
非常に興味をひかれます。
情報をありがとうございました。(^^)
>
あと余談ですが、養小鬼についての話で、
> この術は蠱族に伝わるという邪法で、
>
100人の子供を圧搾機にかけて血を搾り取り、
> そこから生れ出た子鬼を使役する術で、
>
これに対抗する手段は、牛などの血液で染めた布で四方を取り囲み
>
覆い被せると、動きを封じることができるらしいって、
> 中国で見たテレビのB級映画でやってました。
>
本当かどうかは知りません。
> 石製の圧搾機(長方形の箱の両側面が動くのを想像してください)に
>
近隣からさらわれた子供がひょいひょい投げいれられて絞られる状況は、
> 微妙に予算不足を感じさせられました。
>
小鬼は牙の生えた赤子みたいな姿で、へその緒がついてました。
> 空飛びます。
>
主人公の機知で動きを封じられ、蠱族の術師のところへ返され襲い掛かり、
>
最後にはエイリアンみたいに変形した蠱族のご先祖(信仰対象です)と戦ってました。
>
>
例大祭の後に中国で買った東方の雑誌『季刊東方project』では、
> 神霊廟の事前予想が行われていて、
>
宗教戦争という単語から聖徳太子が登場すると予想して
> 叡福寺の太子廟への取材が敢行されていました。
>
今から思うとかなりの慧眼で、
> 文中では蘇我氏と物部氏の対立や都良香についても説明があり、
>
中国の東方ファンの層の厚さを感じさせられました。
> あと、秋姉妹は中国でもやっぱり
>
プリズムリバーのパチモンネタとかそんな扱いでした。
>
(中国ネタの人)
中国の東方ファン情報まで、ありがとうございます。(^-^)
神霊廟予想は、中国の方々もアクティブで凄いのですね。
聖徳太子予想はちらほら目にしましたので、
私は弘川寺と信貴山を直線でつないで、線上近くに叡福寺が位置することを
どこかで示した以外は、聖徳太子予想の掘り下げはせず、
ほとんど別角度のイロモノ予想ばかりしておりました。
星蓮船で七福神や蓮船寺に見事にミスリードに至ったことが響いたのかもしれません。(^^;;
(11月1日0時)
>
こんにちは。いつも参考にしております。
>>なぜか博麗神社の裏庭の桜の元に埋まっていた。
>
これですが、私は二つ思い当たることがありました。
> 一つは妖々夢咲夜Bエンドで、
>
博麗神社の桜の根本に「50年もの」が埋まっていて「熟成中」というものです。
> (多分死体のことでしょう)
>
もう一つは文花帖(44p)の「結界近くで銅鐸が大量に発掘」というものです。
>
前者と関係していると、古銭は死人の持ち主だった線がありそうですし、
>
後者だと結界固有の性質が絡んでるかなと。
> まあ関係ない可能性が高いですが……
>
(五蟻)
埋蔵物情報、ありがとうございます。
どちらもすっかり忘れ去っておりました。(^^;;
後者はどこの結界近くか不明なので扱いが難しいですが、
前者は確かに神社境内ですね。
結界近くや結界の交点(求聞史紀、香霖堂)は
外で忘れられた物が何かと見つかりやすかったり
出てきやすいのかもしれませんね。