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2012年4月            2011年12月

1月26日0時

あけましておめでとうございます。(遅
本年もよろしくお願い申し上げます。
めっきりと更新速度が低下し続けておりますが、
本年も長い目で温かく見守って頂けますと幸いです。

そろそろ神霊廟について簡単にでも書いときたいと思ってます。(でないと忘れそう (^^;)
アルム=バンドさんから以前にちらりとお誘いを頂いた東方考察合同にも興味があったり。
興味だけはいろいろと四方八方に飛ばしてるんですけどねー。
風神録事典も止まっているし、素材探しや元ネタまとめや…うーん (^^;

それでは、Febri Vol.10 も入手しましたので、茨歌仙ザッカンをば。
・第10話 「帚木(ははきぎ)の別天地」
 冬の荒天の山中で帚木を目指していたら、
 辿り着いたのは天候も温和な別天地だった。
 妖々夢ではない。
・久米(くめ)
 華扇の遣う大鷲の名。
 寄る年波には勝てず、頼まれた買い物を間違えたり、
 買い物からの帰りが遅かったり、と役目が担えなくなりつつあったことから、
 華扇は若い大鷲への継承を考え始めねばならなかった。
 名前は久米仙人からと思われる。
 「俗に久米寺の開祖と伝える人。大和国吉野郡竜門寺に籠り、仙人となったが、
  飛行中吉野川に衣を洗う若い女の脛はぎを見て通力を失い、墜落した。
  都造りの材木運びに通力を取り戻し、賞に免田30町を得て久米寺を建てたという。
  今昔物語集・徒然草などに出る。」(広辞苑より)
・竿打(かんだ)
 華扇の飼う唯一の若い大鷲。訓練が足りないため未熟。
 華扇はお使いの訓練を竿打に施し始めた。
 名前は竿打ち(さおうち)仙人からか。
 「大和の国出身の「竿打ち仙人」は2〜3mの所をヒョロヒョロ飛べるていどの
  落ちこぼれ仙人。悪ガキ共がトンボやチウと同じように、竿をもって仙人を
  追い回したという。しかし、いつしかいなくなり「その終(は)つる所を
  知らざりけり」と古書『本朝神仙伝』にある。」
 (山旅漫歩゚【ひとり画展】より:ttp://toki.moo.jp/gaten/451-500/gate475/gate475.html)
 落ちこぼれ仙人ということでチョイスされたと考えられるが、
 久米と同じく大和国ゆかりの仙人ということも加味されていそう。
・里から方術で隠された私の家まで辿り着くには
 寸分違わず正路を通ってこなければならない

 華扇の家の秘密は方術による結界。まさしくハーミット。または隠(おに)。
 方術は神仙の術の意で、すなわち仙術だが、
 特に奇門遁甲など方位魔術といったイメージだろうか。
 正しいルートを選ばなければ突破は不可能である。
 月の都の結界と、結界突破のルートも同種の術と見て差し支え無さそう。
・(キラキラ)
 竿打の目印にと、大ケヤキに光の玉をちりばめた華扇。
 光珠は華扇の左手から多量に生み出され、大木の枝々に付着した。
 気が凝り固まって玉となり光り輝く、そんな「華光」の玉だろうか。
 華扇の華の字ともマッチするし、仙人にも関連する。
 なお、東方萃夢想で美鈴のスペルに華光玉がある。気の塊。
   参考:「帝都物語 第四番」 荒俣宏著、角川文庫
・蓬莱の玉の木
 霧深い山の中腹に、光り輝く玉を実らせた大木が!
 夢踊る目撃情報に魔理沙が目を輝かせ、華扇は血の気が引いた。
 かぐや姫の難題、「蓬莱の玉の枝」の樹木。
 東方永夜抄事典参照。
・「私は見た事があるもん 盆栽の奴とか」
 東方儚月抄小説版で輝夜が愛で始めた盆栽。
 そのうちひっそりと花を咲かせ、その後七色の実が生ると言われていたが、
 霊夢は実が生った後くらいに永遠亭を訪れた事がある模様。
・ブロッケンの妖怪
 光の目印の不自然さを改善するため、濃い霧に関わる自然現象として
 ブロッケン現象を利用することにした華扇。
 大木の背後に巨大な光球を置き、竿打にとっては目印、
 目撃者にとっては単なるブロッケン現象、または単なるブロッケンの妖怪、とした。
 ブロッケンの妖怪は、登山者に射した光が濃霧のスクリーンに登山者の影を映じた、
 大きな人の形に見えるその影のことである。
 東方非想天則で既にネタになっている。
・帚木(ははきぎ)
 蓬莱の玉の木は人魂か何かの見間違いで、単なる大木があるだけだったと
 華扇の目論見通りカムフラージュは成功した、が、魔理沙はただ一人、
 大木の目撃証言から帚木伝説を関連付け、
 レアさを求めて濃霧と吹雪の山中に分け入った。
 帚木とは、「信濃の薗原(そのはら)にあって、遠くから見るとあるように見え、
 近く寄って見ると形が見えないという伝説の木。また、古今六帖五の
 『その原や伏屋におふる―のありとて行けどあはぬ君かな』の歌などから、
 なさけがあるように見えて実のないこと、姿は見えるのに会えないこと。」(広辞苑より)
・私も茨華仙の家に行ってきたぜ
 あれ、「茨華仙」と表記した方が良かったのか。今度直していこう…。
単行本第2巻は3月27日発売決定だそうです。
求聞口授は不明…

拍手メッセージ、ありがとうございます〜m(_ _)m

(12月10日20時)
> 永のレミリアのラストワードの背景に、
> まりさの背景と同じのが使われている気がします

ご指摘ありがとうございます!見逃してました。(^^;;
永夜抄の魔理沙スペカ背景に使われている亀甲文ですね。
魔理沙の方は五行などから、黒→北→玄武→亀、ってところで、
(ついでに、北の方角は星辰信仰にもリンクできそう)
レミリアの方は亀甲文の六角形がつながるのかな、と考えたりしました。
悪魔に結びつきやすい666の数字ですかねー。

    

  

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