7月30日2時
ご無沙汰の繰り返しですねm(_ _)m
最近はつぶやきも減少傾向で…なんとかせねば。
さて、茨歌仙ザッカンです。
・第13話 「河を捨てた河童」
前回の河童のアジト壊滅から河童達がどうなったかというと、という
ストーリーを推理モノのようなテイストで追う今回。
河童が山に移ってサバゲーを繰り返すようになり、
野生の動物達が刺激されて興奮し、同じく盛り上がったマミが野鉄砲化しかけた、
というところが今回の騒動。
・山童(ヤマワロ)
各地の山間部でいう妖怪で、山中に棲む小童。
特に九州に顕著に分布し、河童が山に入ったものが山童だと言われる。
(村上健司編著「日本妖怪大事典」より)
前回、アジトが壊滅したため、一部の河童は山へ移ったとのこと。
そして、山童が増えた。谷ガッパ(@風神録)は結局どういう設定なんだろう。
ちなみに、絵的には服装も変わり、迷彩服姿となる。
・サバイバルゲーム
実際のサバイバルゲームは野山でエアガンを撃ちあう戦争ごっこだが、
山童たちは刀を中心とした刃物類で生存(水)を掛けて
ルールに則ったゲームに興じている模様。
河童や山童が刀を用いてどうこうという伝承などは特に無さそうなので、
単純なところでは今回の騒動の容疑者から外すために
銃火器を使わせなかったと考えられる。
一方、河童と刀と言えば、河童が腕を斬り落とされて、腕の返却の代償に
秘伝の薬そのものまたは製法を渡す、といった類の伝承がある。
前々回からの話の流れ(河童の腕の発見→河童が回収→青娥が奪取?)において
斬られた河童の腕+河童の薬が発生する裏付けとして、
河童は環境が変わっただけで刀を振り回し重傷を負っても不思議ではない状態になる、
という要素を提示しているのかもしれない。
・逆に説得させられたわよ
説得された、の誤りですね。
・こいつは10ポイントだったか
倒した河童(山童)の所持カードが点数として加点されるルールのようだ。
囮作戦で山チームから得たカードは「梅」「十点」そして捻じ梅の絵柄。
何かの伏線だったら面白いけど。
捻じ梅と刃物と言えば、「御射山御狩神事」のスペルですな。
神奈子も河童も東方第十弾の東方風神録(副題:信仰の山)の登場だし。
……たまたまかな。
・これは妖怪 野鉄砲の仕業!(カッ)
冷やし団子をほおばりつつ、シャーロック・ホームズを意識したスタイルでキメながら
推理を独白する華扇さん。
しかし、華扇さんはピンク色なので、シャーロック・ホームズはどうだろう。
ミルキィ的なアレが思い浮かんでしまう。
・野鉄砲
猯(マミ)という動物(狸だとも狸に似た動物だともされる)が齢を経てなるとされる妖怪。
人に蝙蝠のようなものを吹き出し、目を塞ぎ、生き血を吸うとされる。
今回は山童のサバゲーに刺激されたマミたちが一時的に半妖怪化し
野鉄砲として悪さしたものであった。
人の血の味を知った野生動物を人間達は危険視して討伐するため、
マミを無害化する一方で、真相を隠して誤魔化すことにした華扇さんであった。
次回は、Febri自体が9月をいったんお休みして、11月となるようです。
拍手メッセージ、ありがとうございます〜m(_
_)m
(5月28日1時)
> 茨歌仙12話雑感、読ませていただきました。
>
茨歌仙のクライマックスにいきそうでいかない感じが毎回もどかしいです。
>
あと華仙さんの名前の表記が安定しませんよね。
>
12話枠外のキャプションに「歌仙の許を訪れたのは…。」となっていて、
>
編集担当の小此木さんの多忙が想像されます。
>
>
ところで、「水平思考の河童」についてなんですが、
> 私は「オタク」ってニュアンスに感じました。
>
横井軍平の「枯れた技術の水平思考」という言葉がありますが、
>
この言葉はやはりゲーム開発と関係しているので、
> 「技術屋の女の子可愛い」 →
「オタクっぽい女の子可愛い」
> →
「オタクといったらゲームでしょ」 という連想の結果だと感じました。
> ……感じました、という報告でした。
>
(masuo)
アオリ文の「歌仙」は気付いてませんました。
誤変換はなかなか厄介ですが、商業雑誌としてしっかり確認して欲しいところですね。
そういえば、先日ZUN氏のブログを見ていて今更「新霊廟」の誤変換の存在に気付きました。
「枯れた技術の水平思考」、なるほど。
実はちらりと思い浮かんではいましたが、河童の技術は
幻想郷外の世界の技術(を目指したりしたもの)だし、枯れてはいないかなーと思い
あまり考慮しておりませんでした。
オタク(ギーク)要素からゲームというつながりはありそうですし、
枯れた技術もイコール幻想入りと考えれば、リンクする余地ありかなと
コメント頂いて思いました。ご報告、ありがとうございます。(^^)