2008年GW
「ネイティブ嬖す」
1日目A (岡谷近辺〜下社)
1日目B (下社〜上諏訪近辺)
2日目 (上諏訪〜茅野近辺)
3日目 (上社など)
4月29日(火)
快晴
1日目・つづき
秋宮と春宮を最短で結ぶラインを歩きました。
ちょうど中間点に御作田神社があります。
七不思議・御作田の早稲ですね。
このあたり、「あー、秋宮で千尋の池を撮り忘れたー!」と悶絶しており、
ショックのあまり御作田社はスルーしちゃいました。
まぁ、御作田神社境内の撮るべき処で
近所のお子たちが遊んでいたので、スルーも詮無し。
さぁ、ぶちぶち言っている間につきましたよ、
諏訪大社下社春宮
神楽殿
結びの杉
神楽殿に向かって右側に屹立。
この杉の木は先で二又に分かれているが
根元で一つになっていることから縁結びの杉
といわれております
筒粥殿
お次は逆側。
下社特殊神事の一つであります筒粥神事の神粥炊上げが
行なわれる建物で毎年一月十四日夜から十五日早朝にか
けて神職がいろりを囲み一晩中葦筒を米と小豆の粥に入れ
て炊込み葦筒四十四本の内四十三本は作物の豊凶を、残
りの一本は世の中を占います
幣拝殿
そして、素敵で大きな賽銭箱。
さて、諏訪大社の御祭神は建御名方神、八坂刀売神とされ、
秋宮の表示でも、諏訪大社の上社・下社まとめて記され、
御祭神は二柱が記されていました。
一方、諏訪大社にて販売されている案内書(100円)では、
上社本宮:建御名方神
上社前宮:八坂刀売神
下社春宮・秋宮:建御名方神・八坂刀売神、八重事代主神
と紹介されている。
春宮境内の案内では以下の様にある。
諏訪大社は建御名方富命と八坂刀売命を祀り、上社は建御名方
富命(彦神)を、下社は八坂刀売命(女神)を主祭神としている。
下社の祭神は、二月から七月まで春宮に鎮座し、八月一日の御舟
祭で秋宮に遷座し、翌二月一日に春宮に帰座される。
まぁ、いろいろですな。
御神渡りを重視すれば別居がデフォルトかと思えますが、
なぜ別居?とか渡った年はいつ帰ってるの?とか
明らかでない(たぶん)点もありますから、
そういうのを考える時は、同居状態がデフォルトってことで
思考を遮断。量子的に行こう。(謎
春宮を南下すると大鳥居が建っています。
写真は春宮方向をふり向いて撮影。
大鳥居の足元
神聖化の四角
下諏訪駅〜。
御柱が。綱のモニュメントが。ここにも。
やあ、それにしても予定時間通り。
一路、下諏訪駅から上諏訪駅へ。
次は行動範囲が広いので、レンタサイクルをゲット。
ちなみに、レンタサイクルは
上諏訪駅レンタカー屋のレンタサイクルや、レンタサイクルのアトイーズ、
いくつかのホテルや湖畔のボート屋などが挙げられます。
とにかく、この機動力と小回りは重要。
まぁ、ともかくは宿泊施設にチェックインですが。
諏訪湖畔の施設より
一休み後、さ、もう一回り行きますか〜
高島城跡、高島公園の亀石です。
七石は諸説ありますが、
ひとまずは「建御名方の杜」の諏訪の七石巡りを参考にしました。
七木は現存していなかったりするので華麗にスルー。(ぉ
昨年、132年ぶりに高島城公園に戻ったのだとか。
亀かな。本当かな。本物かな。かな。
なんて、野暮は言いっこなしで。
お次は八剱神社です。
御渡り神事で知られます。
当神社には、天和三年(一六八三)以降明治五年までの御渡りの記録
「御渡り帳」が伝わっている。諏訪の七不思議の一つである諏訪湖の
御渡りは、古くから広く世に知られていた。
当神社の特殊神事である御渡りの拝観は、宮司・氏子総代・古役等が
御渡りの下座・上座の地点を確認してその年の農作物の作柄や気候等
を占い、諏訪大社上社へ注進奉告するものである。
拝殿
一つ上の写真で正面に建っているのは
神楽殿か何かかな。
拝殿はその奥。
オンバシラもあるよ。
お次は自転車をヒーコラこいで、
ちょっと離れた所に鎮座の足長神社です。
自動車学校脇から山の手に進み、信号を左折すると
鳥居と参道(長い階段)が見えてくるようです。
私は、地図でしか確認していなかったので、
思い切り信号を直進して急斜面をヒーヒー言いながら自転車こぎました。
というわけで、一の鳥居は未見です。
そして、階段を歩くより仕事率が大き過ぎて体力を一気に消耗。
拝殿
うわー、注連縄鳥居よりも原始的?
これまた珍しいもんを。
舞屋(神楽殿)と御柱
拝殿向かって右手の社群
一部、御柱付き。
諏訪のおやくそく その…いくつだっけ(もう忘れた)
境内には石の祠や石碑が複数並んでいることが多い。
足長神社脇の道路より諏訪湖方面
諏訪湖の向こう側はおそらく本日前半訪ねた岡谷方面。
いやぁ、自転車の疲労が良いスパイスになったのか
爽快。良い気分。
さて、上諏訪駅方面にまた戻ります。
道中の庚申様と御柱。
やはり諏訪特有、御柱率高いです。
後日も、大木の下の小さな祠が
小さな御柱を伴っているのをいくつか見たりしましたし。
こういうミニ御柱を見ると、御柱の長さの違いがよく分かります。
右手前が一の御柱で、それから時計回りに、二、三、四となり、
その順に低くなります。
さて、上諏訪駅近くまで戻りました。
手長神社
今度はちゃんと一の鳥居から。
…階段長いッス…
ヒーヒー(体力尽きかけ)
高島城の艮に位置する、鬼門封じだそうです。
拝殿
虹梁の龍は見事。
写真は撮り忘れです。(^^;;
う〜ん、この辺はもう集中力切れてるなぁ。
諏訪市博物館(3日目に訪問)に
虹梁のレプリカがありました。
本日ラストは兒玉石神社
七石の一つ、児玉石があります。
神社の境内には、五個の大石があり「諏訪の七石」の一つに
数えられている。殊に拝殿前にある二個の大石は「いぼ石」と
呼ばれ神社のシンボルとなっている。
五個のいずれか、またはいずれもが児玉石、ってことかな。
でっかい
この後、右手に回って石を眺めていたところ、
拝殿方向から犬を連れたおっちゃんが現れて、ギョッとしたり。
大きな石にすっかり隠れていたので全然気付かなかった。
これは孔明の罠だ。
宿に戻ったら日が暮れました。
今日一日お疲れ様〜。
あぁ、対岸に長野道の大高架が見えるー。気がするー。
それにしても、西日に焼かれて
いつの間にか日焼けしちゃってました。
うーん、ひりひり。(無策)
2日目へ続く〜。
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