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蓬莱人形

 初回: 2007.06.16、 最終更新: 2010.8.1. (蓬莱伝説に加筆)

 

蓬莱人形 〜 Dolls in Pseudo Paradise

 ほうらいにんぎょう 〜 ドールズ・イン・シュード・パラダイス。
 
 ・蓬莱
   「[史記秦始皇本紀]三神山の一。中国の伝説で、東海中にあって仙人が住み、
    不老不死の地とされる霊山。蓬莱山。蓬莱島。よもぎがしま。」
 (「広辞苑 第五版」 より)
 
 蓬莱人形については
 東方妖々夢事典の咒詛 「首吊り蓬莱人形」 参照。
 
 Dolls in Pseudo Paradise.
 「偽りの楽園の人形達」
 人形達にはそこが楽園であるように思えるのだろうか。
 または、人の形を模した存在であるが故に偽りの楽園が似つかわしいのか。
 ところで、ここで言う人の形をした物とは……。
 
 ちなみに、ちらほら見られる Psuedo は誤記。

 


蓬莱伝説

 ほうらいでんせつ。
 
 蓬莱については上記同様 「首吊り蓬莱人形」 参照。
 
 〜不死の薬は、あの始皇帝の使いですら
  見つけることが出来なかったというのに...
  かぐやは何を考えているのか?
  ・・・蓬莱の玉の枝などみつかるものか。〜

 
 不死の薬を求め、世界に広く探索の手を伸ばした始皇帝。
 日本に上陸したと伝えられる徐福もそんな一端である。
 
 かぐや姫と、かぐや姫の難題の一つ、蓬莱の玉の枝。
 ここでは永夜抄の姫 (輝夜、カグヤ) ではなく、
 竹取物語の方の姫 (かぐや)。
 東方視点で考えるならば同義であるが。
 
 〜蓬莱というのは、おそらくこれからも
  東方の作品に出てくるキーワードだと思っていたので、
  初音楽CDの一曲目はこのタイトルにしようと考えて出来た曲です〜

  (「東方文花帖 〜 Bohemian Archive in Japanese Red.」より)
 
 紅魔郷以降の作品については、当初より三作分は構想が為されていたと思われ、
 (紅魔郷のおまけ.txt参照)
 蓬莱というキーワードも初期より意図的に配置されていたものと考えられる。
  蓬莱人形のCDに丸窓の画像を使用
  紅魔郷に時を操る咲夜が登場
  妖々夢にて咲夜ボム背景に丸窓の画像を使用
  妖々夢にて首吊り蓬莱人形のスペルが登場
  永夜抄にて蓬莱山輝夜、蓬莱の人の形、蓬莱人形など
  ギリシャ神話において、ホーライは時の神々。
 三部作と蓬莱に絡むリンクから、
 おそらくは、蓬莱=ホーライのシャレを考え、
 作品に組み込むことを考えていたのではないかと思える。
 (東方雑考の「咲夜ボム背景」「東方ラスボス」も参照)

 


二色蓮花蝶 〜 Red and White

 にいるれんかちょう 〜 レッド・アンド・ホワイト。
 「秋霜玉」 での霊夢のテーマ、「二色蓮花蝶 〜 Ancients」 より。
 
 〜ちなみに、「二色」と書いて「ニイル」と読みます。
  「ニイルレンカチョウ」です。
  ぱっとみ、花札の役みたいで和風っぽくしたかったから。
  あと、蓮というキーワードをどっかに入れたかったし。〜

  (「秋霜玉」曲コメントより)
 
 二色は巫女服の紅白 (Red and White) を指す。
 また、蓮の花、蓮華は仏教における極楽浄土の象徴。
 ここでは楽園 (幻想郷) を象徴するだろうか。
 
 一方、理想郷・常世国信仰の一つに沖縄諸島のニライ・カナイがある。
 このニライは地域によって呼び名が異なり、石垣島ではニイルとされる。
 また、沖縄地方では色を 「いる」 と読む。
 ZUN氏の好きな作家、荒俣宏の作品に 「二色人(ニイルピト)の夜」 がある。
 沖縄つながりで二色 (にいる) とニイル、
 西方浄土つながりでニイルと蓮華という掛け方、
 そして、花に蝶、それぞれ色違いで二色、だろうか。
 
  こういう島に、とてもおそろしい顔の神がいる。名を、アカムタ・クロムタという。
  赤と黒。それで大正十年に石垣島へやってきた民俗学者の柳田国男は、
  ニイルピトと呼んだ。ニイルピトとは二色人 (にいろひと) のこと。全身に
  やまぶどうの茎をまきつけ、頭に稲の穂をのせて、夏にすがたをあらわすと、
  その年は豊作になったという。こわいけれど、生きるには
  ぜひ必要な神さまだった。
  (中略)
  それに、ニイルピトは二色人を意味するだけじゃない。ニイルは、常世つまり
  <あの世> を意味するニライカナイのニライと同じ系統の言葉なのだろう。
  つまり、
  ニイルピトは、
  二色人であって、
  しかも常世人でもある。

 (荒俣宏 「二色人(ニイルピト)の夜」(角川ホラー文庫)より)
 
 〜また、変な人が紛れこんで来た見たいね。
  神社まで来る前に何とかしないと・・・
  あら、あの娘...人間でも妖怪でもないみたい〜

 
 紛れ込んだ者とは、人間でも妖怪でもない常世の神ニイルピトだろうか。
 しかしながら、「二色人の夜」ではニイルピトを
 荒ぶる神、恐怖神という観点から妖怪との見方も示される。
 「二色人の夜」にはシャーマン、神懸かりの巫女である小夜という少女が登場する。
 ここではニイルピトを降ろした少女が 「人間でも妖怪でもない」 来訪者かとも考えられる。
 あるいは、秋霜玉にて霊夢と対峙したVIVITだろうか。

 


桜花之恋塚 〜 Japanese Flower

 おうかのこいづか 〜ジャパニーズ・フラワー。
 「稀翁玉」 での幽香のテーマ、「桜花之恋塚 〜 Flower of Japan」 より。
 
 ・恋塚 (こいづか)
   「恋死にした人を葬った塚。」
 (「広辞苑 第五版」 より)
 
 〜あの桜の木の下には、今も * が眠っているのだろうか。
  あんなに紅くなった花びらが、年々、薄くなっていく。
  もう、土の中には何も残っていないのかも知れない。〜

 
 桜の木がさながら墓標となった塚であろうか。
 桜の下に死体が、という一般にもよく知られる要素は
 梶井基次郎の 「櫻の樹の下で」 が元であるとされる。
 しかし、特に東方に関係するところでは、「帝都物語」 における、
 西行が諸国を行脚しつつ桜を植えて霊を封じたエピソードが
 元となっている可能性が妖々夢のストーリーを鑑みて高いと考えられる。
 封じられた霊は次第に浄化されていくイメージ。
 
 Japanese Flower.
 「日本の花」
 桜は日本の国花 (慣習上) である。

 


明治十七年の上海アリス

 めいじじゅうしちねんのしゃんはいアリス。
 「東方紅魔郷」 での紅美鈴のテーマ。
 東方紅魔郷事典の 「明治十七年の上海アリス」 参照。
 
 〜阿片の煙が雲と棚引き、街のあらゆる場所に流れ込んでいた。
  私は租界にいる。ワルツを踊る極彩色の衣装の人々。
  ここにはその魔法は届かないわ。〜

 
 上記の一部は、藤木稟の 「上海幻夜 七色の万華鏡篇」 のプロローグより。
 上海の租界を舞台にした6つのエピソードで構成される。
 その中には、「橙(チェン)と呼ばれた少女」 も含まれる。
 
 「阿片の煙が雲と棚引き、あらゆる場所に流れ込む。
 「舞踏会のオーケストラ。ワルツを踊る人々。極彩色のその衣装。
 (「上海幻夜 七色の万華鏡篇」 より)

 


東方怪奇談

 とうほうかいきだん。
 「東方靈異伝」 での地獄6〜9面テーマ。
 
 ・怪奇
   「あやしく不思議なこと。奇怪。怪異。」
 ・怪談
   「ばけものに関する話。
    妖怪・幽霊・鬼・狐・狸などについての迷信的な口碑・伝説。」
 ・奇談
   「世にもめずらしく興味ある話。不思議な話。」
 (「広辞苑 第五版」 より)
 
 東方怪奇談。
 東方のあやしくも不思議なおはなし。
 
 〜この曲、私が生まれて初めて作ったゲーム用の曲です。
  だから、かなり思い入れがあります。
  東方○○○っていうゲームタイトルもこの曲から取りました。〜

  (「東方靈異伝」 曲コメントより)
 
 ZUN氏のゲーム用の曲 処女作にして
 東方Project (東方○○○) の原点。

 


エニグマティクドール

 「稀翁玉」 でのミューズのテーマ、「エニグマティクドール 〜 God Knows」 より。
 
 ・enigmatic
   「謎のような、不思議な、えたいの知れない、不可解な。」
 (「SPACE ALC」 より)
 
 〜ああ、この人形、どうにかして早く捨てたいのに。
  だって、あの蒼い目。時折黒い鴉がくわえて持ってっちゃうのよ?
  あの目は本物の目よ。いつも、私が新しい目を入れるんだから。〜

 
 Enigmatic Doll.
 「得体の知れない人形」
 ミューズは人形を遣うそうな。
 ここでは、「本物の」 目を持つ、得体の知れない人形。

 


サーカスレヴァリエ

 〜さて、お次は鳥人間の登場だよ。
  この鳥人間、なんと人間と、遥か南の国にしかいない
  世にも珍しい、ゴクラクチョウとの間に生まれた子供だよ。
  親はとっくに死んじまって、可哀想な孤児だったのを、
  うちの劇団で助けてあげたって訳だ。えらいだろう?〜

 
 Circus Reverie.
 「サーカス幻想」
 サーカスは動物と人間の曲芸を中心とした見世物。
 現在ではサーカス団の数も減少し、
 風潮として動物も扱いにくくなってきているため
 人間の曲技などが中心である。
 ここでは、少年少女を含む人間や動物の曲芸と
 怪しげな見世物まで渾然一体となったような
 遥か昔のサーカス団のイメージだろうか。
 
 極楽鳥は風鳥の別名で、ニューギニア一帯に生息する美しい鳥。

 


人形の森

 にんぎょうのもり。
 
 〜雨が止まない。
  私がこの家に迷い込んでから、一度も太陽を見ていない。
  もう何日経つんだろう。人形はしきりに話し掛けてくる。
  僕は、人形の首をはねた。雨が止んだかの様に見えた。〜

 
 迷い込んだ森の家にいた人形。
 本当に人形か、はたまた…
 
 〜人形の森と言うタイトルも、おそらく
  荒廃した人間の街をイメージした物だろう。〜

  (「東方文花帖 〜 Bohemian Archive in Japanese Red.」より)

 


Witch of Love Potion

 ウィッチ・オブ・ラブ・ポーション。
 「トルテルマジック」 での通常面のテーマ。
 
 ・potion
   「薬、妙薬、一服。」
 ・love potion
   「ほれ薬」
 (「SPACE ALC」 より)
 
 Witch of Love Potion.
 「惚れ薬の魔女」
 「トルテルマジック」 は漫画 「天からトルテ!」 の二次創作STG。
 薬を飲ませた者ではなく薬を作った者に惚れてしまう惚れ薬。

 


リーインカーネイション

 「東方夢時空」 での魅魔のテーマ、「Reincarnation」 より。
 
 ・reincarnation
   「(霊魂の)再生、生まれ変わり」
 (「SPACE ALC」 より)

 Reincarnation.
 「転生」

 


U.N.オーエンは彼女なのか?

 U.N.オーエンはかのじょなのか?
 「東方紅魔郷」 でのフランドール・スカーレットのテーマ。
 東方紅魔郷事典の 「U.N.オーエンは彼女なのか?」 参照。
 
 〜君は想像力にかけている。罠に落とそうと思えばわけはない。
  U.N.オーエンほど想像力豊かな犯人なら、
  君の頚に縄をまく事ぐらい朝飯前だろう。〜

 
 付属の文は、U.N.オーエンの元ネタ、
 アガサ・クリスティの 「そして誰もいなくなった」 より。
 「きみは想像力にかけている、罠におとそうと思えばわけはない。
  U・N・オーエンほど想像力のゆたかな犯人なら、
  きみの首に縄を巻くぐらいのことは朝飯前だろう

 (清水俊二訳 「そして誰もいなくなった」 第十一章より)

 


永遠の巫女

 えいえんのみこ。
 「東方靈異伝」 での1〜4面ならびに地獄16〜19面のテーマ。
 
 〜すべてはこの曲から始まったわけです。〜
 

 ・永遠
   「いつまでも果てしなく続くこと。時間を越えて存在すること。また、そのさま。」
 (Yahoo!辞書より)
 
 今日も同じ。明日も同じ。永劫同じ。

 


空飛ぶ巫女の不思議な毎日

 そらとぶみこのふしぎなまいにち。
 
 〜特定のイメージを湧かせない所がこの曲の曲名なのかも知れない。
  曲名の巫女は明らかに霊夢の事だと思う。
  霊夢だから特定のイメージが湧かない様に書いた、と考えたら
  過去の自分を評価し過ぎですね。はい。〜

  (「東方文花帖 〜 Bohemian Archive in Japanese Red.」より)

 

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