拍手レスと更新時コメント、8月分です。
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2007年9月            2007年7月

8月1日22時

8月突入〜。
盆休みまでもう一息だー!
 
そういえば、台風が接近中ですね。
台風五号、名前はウサギです。(気象庁
なんともタイムリー?
いや、まぁ、天災系はアレですから
弄りすぎないようにしときます。(^^;;
進路に当たっちゃう方や海や山へお出かけの方、
ウサギにはくれぐれもご注意を。

拍手メッセージ、ありがとうございます〜m(_ _)m

(31日2時)
> ぐーるぐるー ぐーるぐるー
> ここで見なかったらスペカ右下左上回ってるの気づかなかった

スペカ発動時に何か回っていたような…?→ピチューン
気付いた時はそんな末路でした(^^;
発動からすぐに弾が来るスペルは少ないですが、
何だったか運悪く足の速いスペルだったようで。
そういえば、何故か「%」の形ですね。
それとも、河の流れと淀みかな。
 
紅葉(もみじば)ぐるぐる紅葉ぐるぐる、
紅葉ぐるぐる体当たり〜♪
そこで芋はスパイシーに焼き上がる〜♪(ぉ

 

8月6日0時 (簡易メモの儚月抄を更新)

簡易メモの東方儚月抄に漫画版第二話を追加しました。
また、時系列の解析(というほどでもないですが)を一応今回追加しました。
これで、各話や用語などの解説を基本に、
キャラ毎の出来事、舞台毎の出来事、時代(時間)毎の出来事
といった視点で把握しやすくなったかなー…
(文字量が量だけにそうでもないかも)。
しかし、本編ですが、未だ不透明な月世界での実際に加え
月の兎の噂が鈴仙経由と逃亡兎由来の二種、
それらを踏まえての永琳解、といろいろ出て来てややこしいですねぇ。
この点、「各キャラそれぞれの事態の解釈・把握具合」を
追い切れて無い感触なのでまだまだ精進、かなぁ〜。
って、「未だ不透明」ってまだはじまったばかりですね。
今後の展開が楽しみです。

楽しみと言えば、風神録も楽しみですねぇ。
ZUN様、マスター入稿お疲れ様です。

ちはやぶる神代もきかず龍田川 からくれなゐに水くくるとは
このたびは幣もとりあへず手向山 もみぢの錦 神のまにまに
をぐら山 峰のもみぢ葉 こころあらば 今ひとたびのみゆきまたなむ
山川に 風のかけたるしがらみは 流れもあへぬ 紅葉なりけり
嵐ふく みむろの山のもみぢ葉は 龍田の川の錦なりけり
 
紅葉と山、川、そして風。
このたびはスペルカードもとりあえず妖怪の山。
まにまに。
 
からくれなゐに水くるくる〜。
そういえば、くるくる回転で紅葉と言えば、
葉っぱよりもむしろ種ですよね。
プロペラの羽根のような形状でこう、くるくると落下…
プロペラ…はっ!扇風機装備の風神が風を巻き起こして
自機は下向き加速度に押さえ付けられる!
って、STGではありがち。ツインビーとか。
それは置いておいて…
さて、カエデには楓の字を当てますが、
楓の字は本来はフウという植物を指すようです。(Wiki
5月14日に頂いた拍手メッセージでも話題になりましたが、
風と封は中国語で同音です。(feng)
実は楓も同音です。静葉姉!
他に見てみますと(エキサイト)、峰(峰のもみぢ葉)も
瘋(気の狂った=狂いの落葉?)も豐(豊かな=穣子?)なんかもありますね。
ハチやノロシや先端(?)が出てきたら徹底してますね。
この線とは限りませんが。
それで、カエデに話は戻りますが、
カエデの名の由来は葉がカエルの手に似ているから、のようです。(Wiki
マニュアルのバックストーリーで何か啼いてましたね。
 
これらを総合すると…そう!ラスボスには紅葉の神様がッ!!
あ…あれ?
 
ちなみに私の超大穴予想は西遊記です。

拍手メッセージ、ありがとうございます〜m(_ _)m

(3日10時)
> 儚月抄で登場が期待される憧れのイケメン大国様。
> 兎達にも大人気のようですが……
> 因幡の素兎のエピソードを考えると、
> てゐと面識がある可能性はあります。
> 悪戯の報復を受けて難儀していた所にやって来て、
> 親切に治療を施してくれたイケメン……
> 実はてゐの初恋の人だったりして。

スペルにも名前が使われていますし、
てゐのエンシェントデューパーっぷりから
因幡の素兎は濃厚ですね。
憧れのイケメンはたいへんモテモテで御子様も180柱!
神々のバックボーンの無い素兎にはかなわぬ恋…
それでも健気に、大国主様が幸せであれば良いと
陰から幸運能力を付与し続ける乙女…。
う〜ん、なんて妄想。(^^;;

(4日10時)
> 東方求聞史紀を読んでいて、気づくことがありました。
> 永遠亭まで妹紅が送ってくれるという記述ですが、
> 今まで何度か名前の挙がった八咫烏も、
> 神武天皇の道案内をした経歴で名前を遺しています。
> 竹林の妖怪ハンターうんぬんは……ひょっとしたら、
> 京極夏彦の『続巷説百物語』が関係あるかもしれません。
> 「七人みさき」とミサキ=神使の八咫烏……
> ついでに八咫烏というキャラも出てきたりします。
> 以前記述のあった「魔境」なども『鉄鼠の檻』で扱われていたり、
> 京極作品は要チェックかもしれません。
> ところで鴉絡みでもう一つあるのですが、
> ギリシャ神話の太陽神アポロンも、鴉を飼っていたそうです。
> 後に讒言の罪でその身を呪われたそうですが、
> 元々白い姿をしていたのがその呪いによって黒くなったらしく、
> 現在の姿が白い妹紅の反対ですね。
> 妹紅が元々白かったのか、
> それとも黒髪だったのかはわかりませんが、
> 蓬莱の薬の呪いと考えると、元々は黒かったのかもしれません
> ……いや、金髪だったりして。

竹林の案内で八咫烏ですか。なるほど。
病人を連れて竹林を先導する妹紅。
妹紅を狙って鈴仙が座薬を射かけますが、
てゐは鈴仙を軽やかに裏切って以下略――。(ぉ
 
金烏という線で元金髪は興味深いですね。
黒化した鴉の伝説を思わせる変色の呪いは
意表をついていはかさ由来??
 
京極作品は未読なのですが、
八咫烏で妖怪ハンター関連があるとなればたいへん興味深いです。

(5日0時)
> そういや小町のエンディングってNo.13なんですね。
> 神主はそこまで計算してキャラ入れたのかな?
> 映姫も十王+四季でNo.14?いやこれは違うか。

エンディングナンバーはまったく気にしていませんでした。ラリホー。
う〜ん、見事にデス13(サーティーン)ですね。
No.14は節制…やっぱり審判がしっくりですね。
その他もマッチしませんし、タロット方面では小町が偶然の一致でしょうか。
チルノがNo.6の恋人で思わず噴きましたが(^^;
なんという恋娘の冒険。

 

8月10日2時 (更新は特にありません)

今更思い至ったのですが、4コマ版儚月抄で
てゐが氷菓子や氷をどこからともなく取り出していたのは
ひょっとして、高利貸しや高利とのシャレ?
黒く無く、ピュアですけどね。…氷が。

火星探査機「フェニックス」飛び立つ(アストロアーツ)
 フェニックスが無事打ち上げられたようです。
 もこたん宇宙へ。
 来年5月に火星到着予定だそうです。
 オリンポスヴォルケイノ!
 (注:フェニックスの着陸予定地点は北極なので、
  オリンポス山とは関係ないです)
ペルセウス流星群の出現予測(アストロアーツ)
 今年のペルセウス流星群は13日をピークに
 その前後で見頃となりそうと予測されています。
 新月で月明かりが無いため、
 あとは人工の光がなるべく少ないところで観測するだけです。
 日本でのピークは13日の未明です。12日の深夜といいますか。
 真夜中あたりに北東の空です。→(Yahoo!ニュース
 この図よりも早い時間なら「昇る流れ星」も見られるかも。
8月の星だより(アストロアーツ)
 8月28日の午後7時頃、皆既月食が見られます。
 何年かぶりの皆既月食です。
 妖怪も弱る!チャーンス!(注:月蝕は一時的です)

拍手メッセージ、ありがとうございます〜m(_ _)m

(6日11時)
> 今回の歌に出てきた龍田川ですが、
> 奈良の竜田川と竜田山には、竜田姫という
> 秋の神様がいるそうですね。
> 歌でも紅葉と結びつけて語られる竜田姫ですが、
> 能の「竜田」では紅葉が神木として表現されるそうです。
> いまいちキャラがつかみにくい秋姉妹の姉、静葉ですが、
> 紅葉の神様ということで関係深そうです。
> ところでこんな和菓子がありました。
> ttp://www.kaho-fukuoka.co.jp/saijiki/2004-10/tatsutah.html
> 和菓子は日持ちがしないので、
> 直接行って買うしかありませんが、いいものですねぇ。

竜田姫は、(Wiki
蛇の抜け殻→蛇神→龍神の連想で竜、
蛙の鳴き声→水田の連想で田、
これらを名に含んでいますから関心を引きつけられますよね。
紅葉や秋との関連も強いですし。
秋、竜、田…静葉姉に竜成分が…ないですね。(田も妹の方ですね)
1面中ボスですし。
う〜ん、どうなることやら、楽しみです。
仮に、秋とか竜とか田の方面だったとしても
意表をついて田県は沢湖のたつこ伝説だったら
超大穴でびっくりです。(仙北市
 
和菓子情報もありがとうございます。
やはりぶらりと行楽に出て、現地を五感で味わうのは良いですね〜。
今年の秋の行楽はどうしようか迷っちゃいそうで、でも楽しみです。

(7日10時)
> 歴史を創る程度の能力を持つ変身後の慧音ですが、
> この部分だけ白澤とは関係なく疑問に思っていました。
> 昨日、暇つぶしに水木しげる御大の『妖怪・土俗神』を
> 読んでいた所、くだべという妖怪の項目がありました。
> 江戸末期に越中の立山に出現した妖怪で、
> 牛のような姿で人面、腹部の両横にも目があったらしく、
> 白澤と同類とされています。
> このくだべは、人語を話し、登山者に
> 四〜五年後に疫病が流行ることを予言したそうです。
> 名前から考えて、同じく予言する牛である件を連想させますが、
> この予言こそ歴史を創る程度の能力ではないでしょうか。

「これから厄介な病が流行るが我の姿を描き写し
 家内に貼り置けば厄災免るる」ってやつですね。
天日子(天彦)、神社姫、クダベ、件(くだん)、
結構類話が見られる系統のようです。
少し大雑把に言えば、瑞獣や鬼神、化け物の姿を魔除けに使う類の話ですね。
件はどちらかというと予言の方が有名っぽいですが。
よく獏と混同された白沢の姿も広く厄災除けに使われたそうです。
白沢は、その知識が万象に通じる神獣です。
先述の件の予言には間違いが無いとも言われ、白沢と同じく神智を持つ
瑞獣であると言えそうです。
(上記はほとんど、熊倉隆敏著の漫画「もっけ」と
 村上健司編著「日本妖怪大事典」のウケウリです)
予言に歴史を創る程度の能力を見るという観点はたいへん面白いですね。
となるとクダベよりも百発百中の件の方が良いかもしれませんね。
牛ですし、角ですし、予言したら3日ほどで死…だめーっ!!

(8日2時)
(一部抜粋にて失礼致しますm(_ _)m)
> 儚月抄とか紅魔とかどんどん充実してゆきますね。
> いつも勉強させて頂いております。
> 紅魔の咲夜さんの部分の機械仕掛けの時計は面白いですね。
> 以下余談ですが、13世紀頃の塔時計の発達は
> 機械仕掛けの人形の画期でもあったそうで、
> 時計の鐘を打つジャックマールは自働人形の歴史では重要らしいです。
> ディジョンでは市民が独り者の鐘突人形を憐れんで
> 妻・息子・娘を作ってやったそうです。鉄腕アトムみたい。

いつもお世話になっております&ありがとうございます(^^)
自働人形との関連は頭にありませんでした。
確かに種々の機構の発展は時計だけにとどまりませんね。
って、ジャック!?
時計とジャックと人形がリンクして…
西洋圏ということでジャックからヤコブ、そしてユダヤ人へ。
(飛ばしすぎ)
 
> さて京極夏彦の話が出たのでちょっとコメントを。
> 確かに『続巷説百物語』では七人みさきは重要な位置付けにあります。
> が、この小説に現れる“七人みさき”は神の使いとしての性格はほとんど無く、
> 行き逢い神や縊鬼のような悪霊・妖怪です。
> この辺は『続巷説百物語』の中に分かりやすい解説部分が有りますので、
> 何時かその部分だけでもチェックされては如何でしょうか。
> なお、この本はいくつかの物語から構成されていますが、
> “みさき”の詳しい説明は「死神 あるいは七人みさき」中ではなく、
> 「船幽霊」の冒頭近くにあります。
> 以下はあくまで私の個人的な考えですが、
> これら『巷説〜』の物語は、あくまで現実世界の矛盾を解消するための
> 窮極のツールとして妖怪が登場するので、
> 現実に妖怪を退治すると言った話ではありません。
> ですから、八咫烏の点だけで関連性を推測するのは聊か弱いかと思います。
> 魔境も仏教(修行を行うもの)では良く聞く言葉ですし、
> 八咫烏も余りに有名な存在かと。
> 七人みさきが東方に出てきたりすれば話は別ですが。
> つまり、神主様は京極作品は読んでは居られるかも知れませんが、
> そこから作品世界への直接の関連を見るのは難しいかと。

フォローをありがとうございます(^-^)
なるほど、確かに森博嗣や藤木稟、荒俣宏、あるいは女神転生系のように
直接または元を知っている人にはすぐにピンと来るようなネタ表現があれば
元ネタとしての関連が考えやすいですが、
京極夏彦作品については今のところ私が調べた範囲ではそれが無い点で
仰る通り、可能性はありますが少し難しそうですね。
今後の、京極ネタ待ち、といったところでしょうか。
 
> 東方との関連性は措くとしても、京極作品はお薦めです。
> ただちょっと癖があるので、
> 姑獲鳥の頃からずっと読んできている私としては、
> 巷説シリーズ(直木賞)が一番お薦めです。
> 話も良くできているし、妖怪がらみの仕掛けも面白い。
> このシリーズの妖怪は『絵本百物語』に描かれたものです。
> 逆に妖怪シリーズ(鳥山石燕の描いた妖怪が登場、『姑獲鳥の夏』etc.)は
> かなり癖がありますし、取っ付きにくい部分が有ると思います。
> 内容やトリックも評価が分かれる部分が有るかもしれません。
> 要は合うか合わないかという趣味の問題になってしまうのですが。
> 余計なお世話かも知れませんが、私としては初めて京極を読まれるのならば、
> まず巷説シリーズから入るのが宜しいかと思います。
> この他、『豆腐小僧双六道中』という変わった版型(読みにくい)の小説は、
> 一種の妖怪についての解説書になっています。
> 小説としては『嗤う伊右衛門』(泉鏡花賞)とか
> 『覗き小平次』(山本周五郎賞)が秀逸、
> ただし妖怪は出てきませんし暗いです。
> 関係ないですが、京極サンは必殺!シリーズがお好きなようで、小ネタが各所に。

お薦め情報まで、ありがとうございますっ!
京極作品はさてどこから触れたものかと思っていたところでしたが、
もつれた情報から欲しい部分を快刀で切り出して頂けた感じです。
ありがとうございます。
そういえば、「巷説百物語」はアニメ版を何話か見た事があるので
私にはまさしくとっつきやすいと思われますし。(^^)
 
> 儚月抄にも出てくるらしい烏もとても興味深い。
> 東西共に太陽との関わりが良く語られるようです。
> ケルト・ゲルマン系だと魂の運び手としての性格が強いかも知れません。
> 我が国でも民俗学的にも面白い存在です。
> 八咫烏から始まり烏天狗まで。
> そうそう、何故天狗の姿は古代の鳶のような姿から
> 「烏」天狗へと変貌したのか、とか興味深いですよね。
> 一部の川童の容貌である嘴も、
> この種の天狗との同一視から来たものという話もありますし。
オーディンの記事も拝見しましたが、
ますます興味深さを感じます。
なるほど、河童の嘴はさほど気にしておりませんでしたが、
言われてみますと奇妙なものですね。
天狗との同一視からというのも面白そうな話です。
奥が深い。
 
> 今後とも貴サイトの充実を期待しております。摸捫窩
ありがとうございます。
また、こちらこそ、いつも非常に有益な情報をありがとうございます。m(_ _)m

(9日0時)
> 風神楽しみですねぇ
> まだ1週間以上先なのにwkwk止まりませんよ
> 買える保障あるわけじゃないのに(笑

私は委託待ち組なので、1週間どころじゃありませんよう。
wktk が止まらないどころではありません。
きっと夏コミに参加したツワモノの皆様が楽しめている間も
草葉の陰でウーウー唸ってます。(←怪しすぎ)
東方界隈の現状からしますと、なんだかすごいことになりそうな気もしますが、
風神録を無事ゲットされることをお祈り致します。
といいますか…どうかご無事で!(ぉ

(9日19時)
> 萃夢想の萃香のスペルの「六里霧中」なのですが、
> 「五里霧中」の故事は中国の故事なので、
> 里の長さが日本の里とは異なります。
> 日本の里は4kmですが、中国の里は時代によっても変遷します。
> 五里霧中は漢代なので、だいたい405mくらいだったと思います。
> 五里で約2km、表記の十分の一です。

ご指摘をありがとうございますっ(^-^)
これは迂闊でした…。
国や時代による違いを全然想定しておりませんでした。
萃香なので日本の里に準拠するつもりですが、
中国の里と区別を明確にした文章に改善致します。
……なるべく近日中に…(ぉ

(9日22時)
> ブロークンアミュレットの元ネタは
> 中国奇瑞汽車のセダン型乗用車「チェリー・アミュレット」じゃなかろうか
> 理由は…………すいません。うまいことこじつけたのに忘れましたOTL

えぇー!?(゚Д゚;)
そこ大事なとこですよ!
 
気になったので調べてきました。
ttp://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1015739.html
…って、例大祭前にこの情報を得ていたとしたらZUN氏は音速速すぎです。(^^;;
いやまぁ、格安のアミュレットが見事にブロークンですね。
チェリーポイントをためて森羅結界発動!
弾に接触すると一撃で儚く砕け散る薄膜…といったところでしょうか。
しかし、これは恐ろしいくらいに防御力低いですね。
ハガー市長に秒殺されますよ。こわいこわい。

 

8月10日23時 (更新は特にありません)

お盆休み発動ー!
さっそく旅に出ます。
探さ(以下略

拍手メッセージ、ありがとうございます〜m(_ _)m

(10日13時)
> >一撃で儚く砕け散る薄膜
> なんと言うエロス

ちょwおまwwww
チェリーつながりとは恐れ入ったー!

 

8月14日4時 (更新は特にありません)

8月11日&12日と和歌山ってきました〜♪→
長いので&画像も結構あるので、お暇な時にお気が向きましたらどうぞ。
 
8月11日深夜に東方界隈を賑わせるサプライズがあったようですが、
私はそんなことを知る由も無く…むぅ〜残念だぁ〜。
まぁ、仕方ない。
 
さて、遅れながらREXをゲットしまして、
儚月抄第三話を読みました〜。
以下、ザッカン反転結界。
第三話「紅いロケット」
(紅魔館あるいはレミリアのロケットの意か。実物はまだ紅くはなさそう)
シーンは先月の紅魔館、今月の紅魔館、あと香霖堂。
第一話からちょうどひと月後の満月。
・紅魔館
 バルコニー、時計台、煙突と位置関係は求聞史紀準拠。
 あれ、バルコニーでいいんだっけ。テラス?ベランダ?
・紅茶
 まずは普通の紅茶(NOT血液)であることに反応するレミリア。
 咲夜の言、「珍しい紅茶」と色のおかしさを受け、混和物を尋ねるレミリア。
 「飲み物が青いなんて斬新ね あまり青くないけど」
 咲夜がヒントにしたと言うモンターニュ・ブルーは、
 青い茶葉だが、その葉から淹れたお茶は普通の色調らしい。
 ワインにもモンターニュ・ブルーがあるっぽい。
・満月
 「満月が月1で来るのは当たり前」。やはり太陰暦か。
・ひと月前の回想、藍との会談
 三白眼レミリア、無表情パチェ、静かに控える咲夜。
 月の都のイメージは求聞史紀の挿絵通り描かれている。
 東洋風建築物はちょうど隠れて見えないが。
 妖怪の山の妖怪社会、天狗がジャーナリスト、河童がエンジニア、と
 妖怪と仕事の連関は外の世界の社会を中途半端に真似たものの様。
 企業戦士になって働くことが何が楽しいのかというレミリアに対して同意する藍。
 前鬼・後鬼の給与システム(実際にあるかどうかは不明だけど)とは違うのかな。
 月の世界は毎日遊びながら生産性も確保できる神秘の技術を数百年前から持ち、
 紫はその技術を奪おうとしていると藍は言うが…技術かぁ。
 完全オートメーション化では式神や召使いや奴隷制度といったシステムに似るだけだし…
 それが何か判っているのかいないのか、レミリアにはめぼしい物を奪ってくれと言う。
 というか、「今みたいに」毎日遊びながら無限のエネルギーを得られるような技術…
 幻想郷の妖怪の生活 「向上」と「今みたいに」が直接は相容れないところから
 藍が挙げた技術は例えの域か。どちらにせよ胡散臭い。
 決行は冬の満月の日、レミリア達が月に行く間、紫は結界を見張っている…って
 永夜抄に続き、儚月抄もラクチンかーっ!
 ともあれ、この話を受けてレミリアは自分達で行くわい、と突っぱね、
 ロケット開発に着手(あるいは再開)したのですな。
・ロケット
 とりあえず、木製の巨大な筒が図書館に聳えている。
 はーりぼーてー はーりぼてー 超ーぉ巨大なはーりぼてっとっ♪
 まぁ、中が空かどうかまでは描写されてないですが。
・香霖堂
 これまた求聞史紀準拠の外観。
 紅魔館の図書館にも外の本があるが、
 外の物なら香霖堂の方がラインナップにすぐれる模様。
 一瞬で灯火を灯すなど、霖之助が外の世界の物を有効活用している様も知れる。
・アポロ捏造説
 会話の端にちらっと出るが、重要ではない。
 月面着陸の事実が幻想化していることの例程度に挙げられる。
 アメリカでこの説が出た背景・目的が異なるのに、意外と日本でウケた説。
 インテリジェントデザイン説みたいに直接的だと受け流すのにね。
・サターンVロケット
 幻想郷入りしていたNewton XX年3月号。
 パラパラとページを繰って使える資料と判断した咲夜。(何を見たのか&真意不明)
 3段のロケットであることを、これさえ判ればと言わんばかりに着目したパチェ。
 やはり3という数字を組み込むことが重要なようで…
 3誌展開の儚月抄には当然のことかもしれないが。
 そういえば、今月は表紙を飾った東方儚月抄も霊夢・咲夜・レミリアで3人ですな。
 藍の話を聞く紅魔館勢もレミィ・パチェ・咲夜の3人。
・月侵略にとっては小さな一歩だけど、私にとっては大きな一歩だわ
 人類の月への第一歩の有名なセリフをもじるパチェさん。
 ひとりの人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍だ。
 (That's one small step for man, one giant leap for mankind.)
 ちなみに、ニール・アームストロングの名言。強腕。
・咲夜さん
 メイド服の2つの尾は唖采弦二氏のデザインを流用か。
 レミリアの命令の承諾に1ページ、作業に取り掛かるパチェを見送り
 図書館を退出するのに1ページと余裕たっぷり。
 外の資料の選定や退出時の表情などに意味深な含みもあるだろうか。
 まぁ、ラストは、いいところで話を切って「つづく」という引き方はこれまでもなっておらず、
 第一話の様に単に余韻を醸し出しているだけかもしれないが。
 先月に比べればネーム量が減ったということか。

さて、お盆の帰省とお墓参りといきますかな。

拍手メッセージ、ありがとうございます〜m(_ _)m

(12日22時)
> 風神録のジャケがブログにあがりましたね
> ジャケ今までになくすっげーかっこえぇ
暖色系のボスキャラ、寒色系の背景。
佇むは結界の内か、外か…
まぁ、これ(↑)は実物見ればすぐ判別つくでしょうけど。
星空を思わせる明るい点群と神域、
ぐるりと輪を描くのは、龍にちなむか、
風神や雷神のアイテムをモチーフとしたものか、それとも神の後光か…

(13日10時)
> 秋姉妹の妹の方は豊穣神ですが、
> そういえばスサノオ絡みの豊穣神にオオゲツヒメがいますね。
> やはり風神録はスサノオ絡みのエピソードと関連が深いのかもしれません。
> でも、古事記を読み返すのは面倒で……

五穀の起源、大気津比売神ですね。
えんがちょ。(無礼)
須佐之男命は櫛名田比売と結ばれたり、
神大市比売との子に大年神や宇迦之御魂神があったりと
穀霊、豊穣との関連は確かに須佐之男にありますね。
大気津比売を穣子と見るには
えんがちょだったり殺されたりすることや
稲田姫に怒られる?ことを何か考えなければならないかもしれませんが(^^;

 

8月20日4時 (簡易メモの儚月抄を更新)

帰郷してのんびりしてました。暑くて死ぬぜ〜。

風神録、ついにリリースされましたね。
委託開始は9月中旬見込みということで、
楽しみ感が高まります。
体験版と儚月抄で当面は持たすことができそうだし(たぶん)。

さて、簡易メモの儚月抄を更新しました。
4コマ版の第2回を追加しましたが……
ただの雑学広場になってますね…
ZUN氏がどこまで関わっているか不明ですし
他に書くことがないので、まぁ、こんな感じですかね〜…。

儚月抄について少々?追加コメントです〜。
以下、反転結界〜。
漫画版第三話で紫側の思惑などが追加されましたが、
これで結構見えてきたかと思いますので、いったん現時点情報をまとめてみます。
もちろん、現時点で見掛け上まとまる範囲での私見です。
 
まずは儚月抄での各勢力ですが、月・永遠亭・紫に大別できます。
霊夢達幻想郷勢は紫に先導(扇動)される立場ということで紫サイドにひとくくり。
この中で、まず永遠亭は月の動向次第で動いていますので、
儚月抄全体での主動要素では現在のところありません。
月は、新勢力の台頭、外界からの侵入を受けての混乱などありますが、
基本的には地上に積極的に干渉する方針ではないかと思われます。
その他の地上勢力、地上人などは嫦娥計画が警戒されている以外は
顕著に危険な動きもなさそうです。
まぁ、そもそも第一話でも「始める」とあるので、
今回の月面戦争は紫のシナリオをまず主軸と踏まえて考えるのがよいでしょう。
 
さて、紫の狙いを大雑把に表せば、月から「何か」(技術)を強奪する事です。
そのために、湖面から境界を弄り月へのゲートを開き、
幻想郷の強力な妖怪をけしかける予定。
ここで紫は湖からは動かないようです。
第三話にも各妖怪が月に忍び入る間「結界を見張っている」とあります。
私は以前、「水面の月に飛び込んで実体の月に至るにしても、
水の無い月面からどうやって地球へ帰るのだろうか?」
という様な問題提起をした記憶がありますが、
紫は帰路の確保を考えていないわけでは無い様です。
それが、結界を開いたまま維持しておくことであり、妖怪達の退路の確保になります。
すなわち、存在自体がインチキ(萃香談)な紫は戦闘には参加できず、
その他の強力な妖怪達、以前は増長した妖怪、
今回は幻想郷最強クラスの妖怪の協力が必須となるわけです。
また、前回の月面戦争時は結果的には敗北ですが、
紫自体が戦闘に敗北したわけではないので
「不慮の事故」(同じく第三話)という表現にもなったりするのでしょう。
ところで、巫女は、紫も注目している重要人物ですが、
その用途は大きく分けて2種考えられます。
 神々の力→戦闘要員→玉兎にすら翻弄される→戦力外通告
 天石門別命(境界)の力→紫の交代要員→湖の結界保持。紫は戦闘へ→お留守番
ミソっかす決定!?
 
兎にも角にも、妖怪達に月へと乗り込んでもらうわけですが、
月人たちの強力さは一度味わっているわけですし、戦力的な面以外にも
戦略的な面から何とか成功確率を上げる必要があります。
これには、月社会が混乱を呈していれば良い。
妖怪が侵入しても気付かれない、または、月側の対処が遅れれば遅れるほど良い。
月の新勢力の台頭は常々月の様子を窺っていたであろう紫が逸早く掴んだ
混乱の端緒であり、これを上手くつつく事で混乱は増幅されると思われまる。
一方、永遠亭。
こちらには輝夜・永琳という強力な戦力が居るが、
彼女らの背景を鑑みれば協力は望めるはずも無い。
しかし、月社会とのつながりは、月勢力をあらかた引きつけるに役立つと目されます。
 
新勢力が台頭し、月世界は二つの勢力に分かれ、
どちらの勢力に付くかの混乱が起こっていると第一話に語られます。
この情報や後の鈴仙情報から、
混乱の月世界を纏めるため、緊急の対応を要する敵を外部に作り、
月社会の意思を統一しようとしている動きがあると見ているのが永琳です。
はるか昔の裏切りの賢者と姫を逆賊に仕立て上げ、
その革命の危機を地上からの侵入者の痕跡という形で煽っているとみています。
永琳の考えでは、侵入者の痕跡というのもでっち上げなのでしょう。
しかし、この混乱も、上述の様に紫シナリオの一端と見る事もできます。
つまり、永琳 and/or 輝夜の仕業と断定されるようなはっきりとした証拠を
紫が第一話のあたりで月に仕掛けたとする見方。
月世界の混乱について情報を得た永遠亭側はきっと
自分達が犯人とされてしまっていることでなんらかの対応、
月側へのアプローチがなされると期待して。
結果、月側への間接的な接触はなされた。(第二話)
永琳はその手紙で容疑は晴れるし、これで安心、
ともすれば真犯人を手繰れるかも、と目論んでいますが、
さて、地上からの侵入者の痕跡も確実に永琳の仕業と示すものだったらどうでせう?
月側は永琳の白黒を判じ得なくなり、混乱。
そのため、満月の度に月から何らかのアプローチがあったり
計算通りに事が運ばず永琳も対応を繰り返したりということも起こったり、
さらに適度な紫の茶化しで混乱が極まり、冬くらいには
月あるいは永遠亭側の勢力がもう一方を訪ねる事になったり、とか?
そうなれば紫にとって都合の良いシナリオにも向かいやすいでしょうか。
永琳の前科を考えれば、永琳と月側の直接邂逅には
月の戦力が形だけにしても結構必要でしょうし。
 
ここまで目論まれているかどうか、あるいは、
逆に戦略的な面だけでなく永遠亭側と月側の和解とか何か深い所まで練られているか
どんな紫シナリオかは不明ですが、
永琳達が動き始めないと紫達も動けない、という第一話のセリフは
永琳達の動きも大筋は紫シナリオの内、ということでしょうね。
 
う〜ん、紫シナリオの主軸を固める考察を試みたかったので
ちょっと機械的と言うか各キャラをコマに見立てきったものになってしまいました。
もちろん上記は現時点で比較的矛盾のなさそうなところの考え方の1つに過ぎません。
キャラの心情や思惑を含め、今後の物語の肉付けや展開がどうなるか、楽しみです。
 
あぁ、随分長くなりました。
ところで、ロケットの方は帰路をどう考えているんでしょうね…
あと、図書館からどうやって出すか、とか(^^;;

拍手メッセージ、ありがとうございます〜m(_ _)m

(15日1時)
(一部抜粋にて失礼致しますm(_ _)m)
 
> 白澤がらみの話題が出ましたので懲りずに湧きます。
> 「くだん」(=くだべ)は内田百閧竄迴ャ松左京の小説で有名ですが、
> 暫く前までは小説家によって創作された怪異と見なされることも
> あったようです(以前ブックガイドで触れましたが、
> 国書刊行会版の『画図百鬼夜行』の解説部分参照)。
> 今では西日本を中心に実際に伝承されていた怪異
> と見なされているようです。
> この辺りの話は、雑誌『幻想文学』に特集が組まれていたと思います。
> また、くだん狩りと称する調査については、
> 化野燐氏のウェブページ(
http://www.youkai.org/)に
> 詳しい解説と紹介があります(幻象領>妖異博物誌>其の壱「件」)。
> ラフカディオ・ハーンの作品でも言及されているそうです。
> なお、件の登場する小松左京の小説、「くだんのはは」はお薦めです。
> 良くできた怪談です。

白沢がらみのみならず、いつもたいへんお世話になっております。m(_ _)m
今回もまた件のことで貴重な情報をたっぷりと、誠にありがとうございますっ(^-^)
「画図百鬼夜行」の解説部分や御紹介下さったサイトの「くだん狩り」を
チェックさせて頂きましたが、件については近年でも研究が進められて
主要な説もころっと入れ替わり兼ねないようなトピックだったのですね。
他の怪異・妖怪や民間伝承についてももちろんの事とは思いますが、
情報の収集、個々の例の変遷、類例の連関、時代背景や地域の特色など
考えてみると複雑で広大で、でも資料は限られる、手強くも面白い分野だと
改めて感じました。いや、普段私は調べ物でも表面情報を得ている程度ですので
研究や情報集約の過程をほとんど意識しておりませんでした。
と、脱線しました。失礼しました。

> さて、「くだべ」は予言するモノとしても登場する訳ですが
> (多分「件獣」という錦絵の方が有名だとは思いますが)、
> これについては湯本豪一氏の著作に詳しいです。
> ご存じかとも思いますが、特に『日本幻獣図説』(河出書房新社)は
> くだんばかりでなく、河童・天狗・白澤と様々な異形のモノの図版が
> 沢山掲載されていてとても楽しい本です。
> 天彦や神社姫を初めとする予言する幻獣もしっかり収録されています。

> ところでクダンの出自については、
> 江戸時代のものは民間の伝承というより
> パロディのようなものではないかと思われるふしもあります。
> つまりお話として誰かが語り出したという訳です。
> 人+牛=件という名前も、良く出来過ぎていて
> 言葉遊びが好きな江戸人の洒落の臭いもしないでは無いです。
> まあ兎に角基本的にクダンもくだべも
> 同じ性格を持ったものと言えるでしょう。

件が「出来過ぎ」という表現ですが、なるほど、確かにそうですね。(^^)
件の合体漢字シャレや古くからある言い回しの「件の如し」とのリンクなど
民間伝承で主に口頭メインで伝播したと言うよりも
文字情報が主要な伝達経路で、創作的な気配が濃いですね。(遊び心?)
種々の怪異・妖怪とはネーミングが何だか垢抜けています。
また、ネームや性質の類似から、件とクダベは
クダベ伝承を洗練したのが件なのか、件が口頭伝播で変形したのがクダベなのか、
ってくらいに類縁関係なのかも、とも思えますね。

> クダンと白澤の関係についても幾人かの研究者が言及しています。
> 特に佐藤健二『流言蜚語』(有信堂)は
> この手の人面獣の図版を集めて白澤との関連性も含めて論じています。
> ここで佐藤も述べているのですが、
> 件の予言能力と白澤との関連は、夢違、つまり白澤と貘とが
> 混淆乃至同一視されていたことから来るのではないかということです。
> 佐藤はこの他クダンの周縁を構成するモノとして、
> 予言するモノ、護符、厄除けや長寿を司るモノ、
> 見せ物、パロディなどを挙げています。
> なお、個人的には佐藤の分析は少々「冷たく」て、
> 微妙に興を削がれる感覚がなきにしもあらずです。
> 論理的には正しいのでしょうし、面白い内容に変わりはないのですが。

> 以下は私の私見です。
> 当初、予言する災厄の多くが
> 疫病と関わっていることが意味を持っていたのではと思っております。
> 白澤以外にも牛頭天王、神農など
> 牛頭を頂く神には病気や薬と関係が深いものが多いように思えます。
> 薬商の守り神として白澤が祀られていたのはよく知られた所でしょう。
> こういった疫病を抑える性質と、
> 白澤が本来の説話で持っていた姿を写して護符とするという性質が
> 何らかの形で、予言するモノ達に影響を与えたのではないでしょうか。
> くだべが薬で有名な富山に現れたというのも示唆的です。
> 魔除けと言えば
> かつて御所の鬼の間に描かれていた白澤王の図も想起されます。
> また御指摘のように厄災除けの護符として
> 白澤の絵図が多く流布していたようです。
> 旅行用と疫病(コレラ)除けが主な効能?のようです。
> 現在伝わる図像の多くはこうした護符だと思われます。
> こうした性格が変化していって、
> 最終的に敗戦を予言するクダンとなったのではないでしょうか。
> もちろん、こうした怪異は単純な一方向への変化としては
> 語りきれる物ではないということは重々承知しておりますが
> (つまり単に白澤→件ではない)。
> 例えばくだべには体側に眼がありますが、
> 他のクダンではそうした話はありません。

> 白澤という瑞獣が、かつてはそれなりに有名だったにもかかわらず、
> 近代になって何故か急速に退転してしまったために、
> その系統を引く怪異・幻獣については分からなくなってしまったことが
> 結構多いような気もします。
> 大陸での白澤の性質と
> 日本で流布したモノの間には微妙な差異がありますが、
> それが何故生じたのか、いつから生じたのか、どうもよく分かりません。
> 図像についても何種類かの系統があるようなのですが、
> その歴史的背景やら典拠やらも不明なようです
> (いつ頃人面の像が現れたか、
> 多くの眼を持つようになったのは何故かも判らないらしい)。

なるほど、周縁要素としてもいくつか練り込まれていて
バラした各要素と完成品の組み上げは研究・分析するにあたっては
たいへん難しそうですね。
護符としての白澤とコレラ除けと越中と医薬のつながりは
コレラのパンデミック(1822年頃)とクダベ出現時期の近接もあり
白澤とクダベの容姿の類似も合わせてなかなかの説得力に思えます。
コレラの最初の流行が西日本を席巻したことと
その後の天保の大飢饉に伴い、白澤にあやかったクダベが
西日本を中心に伝わり広がった…とか、うーん、こじつけが過ぎました(^^;;
求めるところに辿り着くには困難な道のりですが、興味深い研究の道ですね。

> 余談ですが、以前NHKで放送していた
> 江戸時代の博物学についての番組で、
> 天狗のミイラなどと共にクダンの剥製が紹介されていました。
> どうも絵はがきとかで有名
> (水木しげるの絵の元ネタとも言われているはず)
> なブツらしいのですが、それは偽造されたモノではないそうです。
> つまり、牛の奇形で偶々人面の如く見えるものらしいです。
> ちょっとびっくりでしたね。

本物の畸形だったとはびっくりですね。
人魚のミイラとか、その先入観でその手のモノは大概作り物と思ってましたが、
そういうケースもあるのですね。
 
> 今後も貴サイトを楽しみにしております。摸捫窩
幅広くて深い情報・考察をありがとうございました。
こちらこそ、白澤関連文章をはじめ貴サイトの益々の発展を楽しみにしております。(^^)

 
(17日21時)
> http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9A%99%E9%96%93%E5%A5%B3
> これってゆかりん関係としてはどうなんでしょうか?
> 妖々夢より後かもしれなくて少し不安なのですが

すみません、字数制限でURLの末尾が切れていたのですが、
「隙間女」のトピックで良かったでしょうか。
(上記リンクは「隙間女」に張っております)。
都市伝説として見ると時系列が心配になりますが、
上記記事にも記される通り江戸時代までさかのぼれる怪談のようですし
ゆかりん関連も考えられますね。
私の場合は神隠しにばかり気を取られて、
紫と隙間や境界とのつながりが全然言及できておりませんが、
胡蝶の見果てぬ夢」様の「境の殺戮」では
神隠し・境界・紫の名はもとより、「隙間女」も含めて
種々の要素から深く辿った考察をなさっておられます。

 
(19日21時)
> 風、きてます。かなりきてます。
> すげーとびみょーとの意見で分かれてるみたいだけど個人的にすげー

うへぇ、いいなー。
うー、楽しみにしつつ気持ちをチャージして待ち侘びます。
あっ、期待が膨れすぎて、いざプレイしてみると満足感が追いつかない、
とかになってびみょー派に入会したら大変ですね。ほどほどチャージで。

 

8月21日1時 (更新は特にありません)

月周回衛星「かぐや(SELENE)」、9月13日打ち上げへ(アストロアーツ)
 部品交換作業も終了し、打ち上げのめどが立ったようです。
 当初の予定よりおおよそひと月の延期になりましたが、
 無事飛び発ってくれれば何よりです。
どんな色になるかご注目! 8月28日は皆既月食(アストロアーツ)
 来週火曜は満月ですが、随分久しぶりの皆既月食でもあります。
 時刻をチェックして、月食見酒などいかがでしょう?
 (見るんだか飲むんだか食べるんだか)

ところで、以前(8月5日)に死神13(デスサーティーン)なメッセージを頂いた折、
Wikipediaで「節制」を調べたりしたのですが、
この脚注で気になる物を見つけていたのでした。
「エジプトの黄道十二宮であるデンデラ(Denderah)……」
デンデラ!?
う〜ん、「夜のデンデラ野を逝く」では
デンデラ野=蓮台野しか考えておりませんでしたが…あやしい…
 
というわけで、ちょっと調べてみました。
まず、デンデラですが、エジプトに実在の町の名で、
Dendera、Denderah、Dendarahなどのアルファベット表記がなされるようです。
はるか昔には王都だったこともあり、現在もデンデラ神殿群が残されています。
デンデラ神殿群の中でメインはハトホル神殿です。
このハトホル神殿に、夜空を描いた天井彫刻がありました。
(19世紀にフランスに持って行かれ、現在はルーブル美術館にあるようです)
これがデンデラの黄道帯、Dendera zodiac (Denderah zodiac)です。
紀元前50年頃の夜空が描かれているのだそうな。
また、デンデラの電球(Dendera light)と呼ばれる壁画も見出されております。
オーパーツ的な電球であるとか、あるいは蓮の花であるとか言われているようで。
デンデラと蓮のリンクも欲張って組込みたいところですが、
少なくともデンデラから夜空へ綱を伸ばすことはできそうです。
 
蓮子 − 蓮 − 蓮台野 − デンデラ野 − デンデラ − Dendera zodiac − 星
 
ちょっと距離がありますが、蓮子がなぜ夜空に関わる能力なのか、
の線を考えてみました。
物理学で直結しそうでもありますが、
蓮台野夜行の頃にはまだ物理風味がなかったので。
そういえば、蓮台野夜行の「蓮」は蓮子の名から取られてるんでしょうかねぇ、
東方Project作品と同様に。
メリーは「魔術師メリー」ってことで「大空魔術」?

 

8月26日2時 (更新は特にございません)

Lynx のフルートを聴きながら眠るのが最近のマイブームです。
癒し系。…疲れてるのかな…(^^;;

儚月抄・イナいな、第三回読みました。
以下、反転結界〜。
・漫画版に続き、こちらも表紙に登場。
 REXでは「大反響で表紙に再降臨!」
 ぱれっとでは「大反響表紙で登場!」
 東方加入で売り上げの増大が余程顕著だったのでしょうか。
 そして、今回の表紙は…なんという絶対領域ッ!さすがウドンゲ!(?)
・香霖堂
 今回は香霖堂とNewtonが儚月抄漫画版とリンク。
 とりあえず、今回は漫画版第三話と同じ日かどうかは不明。
 それにしても、香霖堂はネタの宝庫。4コマにはうってつけ。
・ゲタ占い
 占いというより、明日天気になあれの願掛けが主成分になっちゃった模様。
 雨が上がったのは、散弾弾幕で雨の妖精を撃ち落としたのか、
 ゲタで撃ち落としたのか、それとも、「天変地異下駄占いの術」か。
・雨の妖精
 ♪YO! SAY、夏が胸を刺激する♪
 ♪妖精たちが夏を刺激する♪
 上昇気流で積乱雲。なんというHOT LIMIT。
・Newton
 ひまわり7号の打ち上げは去年…異常に速やかな幻想郷入り。
 香霖堂関係と言うことでカラフルピュアなにがしやら
 マガジンエルなにがしやらも幻想郷入り。こちらはまぁ、仕方ない。(ぉ
・カッパ(Capa)
 キリスト教宣教師の外衣が元になった合羽。
・耳
 てゐの耳はやたら丈夫。自重も支えるよ☆もげない。
 稲光に驚いたウドンゲは思わず耳を押さえたが……どこ押さえてんの?
 そういえば、ブレザーを頭に被っている時も耳がおかしな挙動を…。
 ちなみに、開幕時にウドンゲが「!」と共にブレザーを脱ぎかけているのは
 急な雨に見舞われたため。
・その他、小ネタ
 ピーカン。グラディウスのシールド。くわばらくわばら。恥ずかしながら帰って(略
 う〜ん、また左の簡易メモが雑学コーナーとして肥大しそうな予感…。

拍手メッセージ、ありがとうございます〜m(_ _)m

(23日1時)
> 文字化けしていたようですね。申し訳無いです。
> 当該部分は「他のクダンではそうした話はありません。」という
> 余り重要では無い部分ですので、全体の内容として
> 特に変わるような事は無いと思います。
> 何にせよ、白澤の図像に目が沢山描かれるようになったり、
> 人面になったりしたのが何時の段階かも良く分かってはいないのです。

こちらこそお手数をお掛けしまして申し訳ありません。
きっとこちらの利用しているシステム面で至らない所があるのだと思います。
先日ご紹介させて頂いたメッセージ部分は修正致しました。
フォローをありがとうございました。m(_ _)m
> 儚月抄も進んできているようで
> (四コマは「進む」ものでは無いのかもしれませんが)。
> そういえば四コマタイトルの「見た得た喰った」は
> カエサルの「来た見た勝った」のもじりかと思いましたが
> 「見た」の順番が微妙ですね。

情報をありがとうございます。
語呂や完了形の一致、速やかに事が為されている事から、
「来た見た勝った」がもじられた可能性が高いと思われます。
いやぁ、カエサルでしたか。
何分、「来て見て触って」のキャッチコピーしか思い至っておらず、
大変助かりました。(^^;;

(24日1時)
> 風神録考察、楽しみにしてますよー。
> よくわからないけどもしかしたら今回は結構考察のしがいがあるかも?

ご期待下さりありがとうございますー。
考察のし甲斐!うぉぉ、楽しみです。
う〜ん、まだ一週間程度しか経過してないんですね。
待ち遠しいったらありゃしない。

(24日13時)
> >穀霊、豊穣との関連は確かに須佐之男
> そういえばスサノオは天照大神と性交渉があった
> という話もありますが、その辺どうでしょうね(新作未プレイ
> しかし日本神話とか言ってると、
> 手塚治虫氏の「火の鳥」連想するのは、もこたんのせいか?

アマテラスとスサノオの誓約ですね。
つまり、「私はスサノオね」と言ったゆかりんが攻めで
「アマテラス」のスペルを持つけーね先生が…、って違ーう。
えっと、農耕に日照は密接ですね。(何の話か)
「火の鳥」はまずもこたんが浮かんじゃいますね。
日本神話関係ではけーね先生やスイカのスペルが関わるところでしょうか。
そういえば緋想天動画(黄昏フロンティア様日記6/7)では
文が「猿田彦の先導」というスペルを使いますね。
火の鳥と言えば猿田彦とその子孫達。
今後はますます火の鳥が想起されてならないかも?

(24日15時)
> 今日芥川龍之介の「河童」を読みました。
> 光学迷彩の元ネタなんかににやにやしつつw
> 読み終えてふと、英題のCandid Friendも
> こっから来ているのかな、と思ったり。
> その場合、直接人間のことを指すのか、
> あるいは人間から見た自分たち河童のことを指すのかはわかりませんが。
> それとも両方?

芥川龍之介の「河童」、私もお盆休み中に読みました。
光学迷彩、機械屋などには反応しちゃいますね(^^)。
初出が「改造」ですし。
Candid は Frank と類義で、率直な・包み隠しのない、といったところですね。
にとりが盟友盟友言っているのは芥川作品中の河童からきているのでしょうね。
曲名になっていることですし。
仰る様に、河童から見て人間は友であると言うのか、あるいは、
貴方たち人間にとって河童は友ですよ〜と言っているのか判然としませんが、
多くの場合はこの両方は同時発生でしょうし、
いずれにしても河童視点ってとこでしょうか。Quack.

 

8月27日23時 (更新は特にございません)

うわーん。
明日はせっかくの皆既月食だというのに、
私の住んでいるところは天気が悪い見込みです。
明日は曇り。月蝕の時間帯は弱雨の予報。
残念ー!
晴れれば全国で観測出来るはずですが、
天候による地域差が確実に発生しそうですね。
観察出来る方は是非どうぞ。
目安の時間と方角はこんな感じです。→8月28日皆既月食
月の出のあたりはまだ空も明るい時間帯ですが、
星や流星ではなく月ですし、容易く見つかると思います。
詳しく知りたい方は国立天文台のホームページ、月蝕コーナーへどうぞ。
日本で見る事ができる皆既月食、次は3年後です。

そういえば、月に絡むワードや話題が頻出の東方において
月食関連はあまり出てきませんね。
例えば、花映塚での霊夢の対鈴仙勝ちゼリフとか。
 そうそう、この間、月がもの凄い勢いで欠けていくのを見たわ。
 あれって、あんたらの仕業?

拍手メッセージ、ありがとうございます〜m(_ _)m

(26日16時)
(風神録ネタバレ反転〜)
> 風神録が楽しみですね。
> wikiを読んでいて気が付いたのですが、
> ステージ開始テキストが、それぞれ暗示していますね。
> 「八百万の秋の『神』」
> →「『神』々の『疵痕』」
> →「『瑕疵』無き『要塞』」
> →「『要塞』の『山』」
> →「『霊山』に『風』が吹く」
> →「あヽ『風の神』よ 神湖の地に」
> そして「愉快な日本の『神様』」と、
> 神から始まって神で終わる掛詞になっています。
> ……既出じゃないですよね?

ここでは初ですが、風神録スレでは
体験版の頃に早々とあったようななかったような…(すでに埋没)
風神録楽しみです。私も東方Wiki様の情報はチェックしましたが、
他の情報はシャットアウトでわくわく体勢です。
掛詞と言いますか、しりとり…でもなくて、しり近辺とり?
ハッ!河童が出るからかー!(違う

 

8月30日1時 (更新は特にございません)

拍手メッセージ、ありがとうございます〜m(_ _)m

(29日11時)
> >火の鳥と言えば猿田彦とその子孫達
> こーりんがああいう鼻になるところを想像しちゃった!(笑
> にしても烏で先導とか聞くとどうしても思い浮かべるのは神武東征・・・

サルタヒこーりん、やべえ!w
猿田彦の先導ですが、
猿田彦の天孫降臨先導に加えて八咫烏の神武東征先導が
裏に含まれていると私も思い浮かべます。
天狗のイメージとの関連から猿田彦、八咫烏の鴉、
鴉天狗の文がスペル「猿田彦の先導」を使うのは
他の天狗に比べてより似つかわしいといったところですね。

 

    

  

2007年9月            2007年7月

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