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8月10日
「住吉・イン・ブルー」
博多駅から、暑さにめげず頑張りました。
(なぜかバスの利用は頭に無く)
住吉神社
これにて三大住吉コンプ!(気が早い)
住吉三神を祀る神社で最も古いと言われます。
猿田彦大神のお出迎え。
如何にも古そうな鳥居、そして楼門。
拝殿前に、涼感を催す音色
拝殿
ん?内拝殿と言えば良いのかな。
この柵の外に狛犬が位置していて、
柵外から覗き込むかたちで睨みをきかせていました。
なんだろう、式年遷宮のために、柵や外拝殿が設けられたのかな。
本殿
境内の、三日恵比須社。
キャッチフレーズ付き?
五風十雨
天下太平
む、天下太平は判るけど、右は存じません。
広辞苑発動。
五風十雨
(ごふうじゅうう)
「5日に1度風が吹き、10日に1度雨が降ること。
転じて、風雨その時を得て、農作上好都合で、
天下の太平なこと。」
なるほど。
さて、時間に余裕があるので、
地図で見つけた「櫛田神社」に行ってみることに。
稲田姫様に怒られるから。
通り道に、下照姫神社。
暖簾のような注連縄を支える柱には
やはりキャッチフレーズが。
瑞光照乾坤
慈雨澍萬象
光が天地を照らし、
雨が万物を潤す、とか
そんなところ。たぶん。
祭神は衣通姫と味耜高彦根神。
道中で腹ごしらえも済まし、櫛田神社。
ん?御祭神がアマテラスとスサノヲと…大幡主大神?
櫛田神社なのに、クシナダじゃない。騙された!
おお!楼門天井には、下関の住吉で見たようなモノが!
(テンション復活)
巨大銀杏(櫛田の銀杏)
街中に大樹。
拝殿
拝殿内は天狗様だらけ。
なんでじゃー。
櫛田宮・大幡主大神の大祭が博多節分、
大神宮・天照皇大神の大祭が博多おくんち、
祇園宮・素盞鳴大神の大祭が博多祇園山笠。
博多どんたくの松囃子一行出発点としても知られます。
博多祇園山笠の飾り山
なんという迫力。
博多駅へと戻り、天神駅で西鉄に乗り換え、
太宰府駅へ。
太宰府天満宮
おっと、ここにもキャッチフレーズが。
廟貌丹青古
威稜歳月●
うおぉ、看板で隠れてるー。
石碑の擬態に騙されて、
現地ではスルーしてしまったのが痛すぎる。
"廟貌丹青古"で検索したら1件ヒット。
それを踏まえれば、●には"深"が入るのかな。
というか、(少なくともネットでは)誰も取り上げてないのか、
キャッチフレーズシリーズ。
私が知らないだけで、皆気にも留めないくらいに常識なのかしら。
気になるわー。
太鼓橋
心字池は改修中
この神池は「心」という字をかたどったものであり、
太鼓橋・平橋・太鼓橋の三つの神橋は、仏教思想にいう
過去・現在・未来の三世一念の相を現したものである。
この池の橋を渡ることによって「三世の邪念を祓う」ともいわれ、
参拝者の身を清める橋でもある。
高校時代に修学旅行で来たと思っていたけど、
やばい、全然覚えていない。
帰りに経験値を祓われちゃったのかな。
あるいは、思い込み?
志賀社
御祭神は綿津見三柱神。古代後期より中世にかけて
海外貿易を行っていた安楽寺(太宰府天満宮)は
海上安全の海の神として祀る。長禄二年(1458)の再建で
和・唐・天竺の三様式をもって構成され当初は黒漆と
金製金具をふんだんに使っていた美術工芸品とも
いえる建造物である。
麒麟と鷽(うそ)像
麒麟は中国の瑞獣思想上の動物で、聖人が現れて
王道が行われる時に出現すると伝えられ、
菅公御聖徳をたたえたものといえる。
この麒麟像、グラバー邸で有名なグラバーさんがお気に入りで、
彼が深く関わっていたキリンビールにも縁があります。
鷽は、一月七日、一年中の嘘を天神様の誠心と
取り替えていただく鷽替(うそかえ)神事ゆかりの鳥で、
幸運を運ぶ天満宮の守り鳥でもある。
東方三月精に鷽替神事のエピソードがありましたね。
というわけで、横からも撮影しておく。
手水舎
蓑亀が彫られております。めでたい。
にとりー。
手水舎のすぐ脇に水神社。
ぜいたくな手水舎だ。
楼門
狛犬
天神様と言えば、牛。
御本殿
御祭神は天神様こと菅原道真公。
飛梅
東風吹かば においおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春なわすれそ
飛梅と緋梅を掛けて、天神様に仕える希少な気象妖精、
レッド・スプライトが東方緋想天に出る、
そう予想していた時期が私にもありました。
クワバラクワバラ。
続いて、太宰府市のコミュニティバス、まほろば号に乗車、
って、これもまた到着遅延で予定がやばいことに。
太宰府天満宮の北東方向、内山に鎮座の竈戸神社。
太宰府の鬼門除け。
別名、宝満宮。宝満山山麓に位置する。
境内には稲荷社も。
稲荷社拝殿と本殿
しかも、狐さまだけでなく、鹿も。
神鹿園(バンビたちのハウス)
待ってました、キャッチフレーズ。
春秋嚴祭享
上下粛容儀
…解んないけど。
ちいさな滝や池があったり。
そして、拝殿。
祭神・玉依姫命
相殿・神宮皇后、応神天皇
こちらの玉依姫は、海神の娘、神武天皇の母、
ということで、東方儚月抄関連ということに。
縁結びの御神徳。
境内もいろいろ回って…
ん?バスが来たっぽいエンジン音。
こちらは遅延無しかッ!
だーっと走って引き返しましたが、
バスは既に走り去っておりました。
うむ、次のバスを待って移動しても
予定していた電車時間には間に合わぬ。
というか、次のバスは40分後、バス移動が6分。
太宰府天満宮までの地図は完全ではない(天満宮周辺しかプリントアウトしなかった)けど
確かだいたいの距離は確認していて、バス乗車予定の区間は徒歩20分ちょいだったはず。
直線距離予測でそれだから、今回は下り道補正で20分は切れるはず!
前進は急げ!ってことでてくてく歩く。
地図は不完全だけど、往路の車窓より風景・建物を
何点か記憶していたからダイジョーブ!(のはず)
で、大丈夫でした。
太宰府の裏手に差し掛かり、トンネル発見!
これを探検する余裕もあるよー!(ぜぇぜぇ)
トンネルを抜けるとそこは…
太宰府の裏の茶店エリアでした。
(ひねりなし)
お土産を購入して博多に戻り、
空路で帰りましたー。
台風も逸れましたー。
良かった良かった。
ということで、風神録や地霊殿、三月精要素もちょいとありましたが、
大部分で儚月抄トラベルという体での三日旅行でしたー。
ちなみに、太宰府の御神酒は梅酒です。
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