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2008年10月12日〜13日

1日目・前編

神符「神が歩かれたお巳渡り」

 

ぶらり出掛けました、諏訪。
二回目です。
風神録EXステージ、ってとこかな。

メニュー

1日目A 茅野→前宮→小袋石
1日目B 守矢史料館→→本宮
1日目C 本宮→上諏訪→秋宮

2日目A 秋宮→春宮→上諏訪
2日目B 茅野→原村→御射山
2日目C 御射山→茅野・宮原

メインの諏訪大社は前回参詣済みなので、
要所を押さえて高効率でグリグリ周ることが出来ました。
そしたら、写真の枚数がエクスパンデッド。
分割でGO、GO!ですよ。

 

 

午前、茅野駅着。
アトイーズさんの自転車をインターセプト。
今回、オーバーナイト含む二日間のレンタルで
はりきって乗り回させて頂きました。多謝。

まずは、茅野駅からちょいと行ったところの御社宮司社。
正面の建物は違いますよ。

鳥居をくぐって右手に社殿。

燈籠の部分に 「小川祝神」 の解説あり。
小川祝神は小川一族の先祖を祀る氏神様として
古い時代に建立され
」 た、とのこと。
神様が建立された…?

ところで、ミシャクジさまは・・・?

中身。(ぉぃ)

ちなみに、ここから少し行くと 大天白社 があるのですが、
そこの大天白社についての解説を抜粋しますと、
大天白社は大矢嶋氏の祝神で、祭神は矢嶋祖神、天白神、
池生神、白鳥神、牛頭天王である。
」 とあり、
祝神 (いわいじん) という呼称は神様ではなく神社を指すように思える。
しかし、建築物あるいは領域として、または機能を単に指しているニュアンス
ってわけでもなさそうなので、神社とイコールでもなく、神様とイコールでもない印象。
神社まるごとを神様と見るとか、神様まるごとを想定して神社が建立されたとか
そんな感じを受けるが、全然調べず感覚的に書いているのであてにはしないでね。(ぉ

 

ささっと、自転車で移動。

前宮

二回目なので解説は無しよ。

紹介はしておりませんが、二回目と言えども
改めてじっくり見たり撮影したりしてますよ。
念のため。

案内図内にも 「祝神」 がありますね。
さて、今回の優先目標は水眼と峯の湛です。

坂道をずんずん上って本殿。

柵のスキマから、本殿左手の囲いを捉える。
八坂刀売命陵らしいです。
(※参考:「諏訪大社と御柱」様の前宮雑学)

二之御柱

風神録ジャケット等の御柱が前宮にある!
ってことを前宮に来て思い出したので
とりあえず各御柱を撮影した中の一枚。

角度がもうひと声、ですが、ぼちぼちの按配。
左手に樹木、右手に柵と水眼。

立て札がありますけどね。
積まれた小石も多い。
うーん。
あの写真はいつ頃の御柱なのだろう?

水眼の清流

神奈子スペルは 「源泉」 ですからね。
これは辿っておかねば!

さぁさ、前宮から少し上ったところ。
水路も整備されています。
石の凹凸で跳ね上げられた水勢が
威勢の良い音を立てています。

しばらくは人の歩みの左を賑わせた後、
進路が交差し、右手方向へ音源が離れてゆきます。
それでも道なりに進みます。

山の神古墳付近で水眼に再会。
勢いは相変わらず。

道なりに進んで、次第に高所へ。

砂防ダムですね。
写っていませんが、このあたりでは私の足元、
道路脇の溝を水眼が流れています。

とにかく目標は水眼!ということで、
水眼をピッタリマークして突き進みます。

長いー、と前宮から二十数分も経った頃、
ようやくのゴール。

おぉ、何か、オンバシラが見えるー。

小さな祠

ということは、ここがっ…!

祠前から足元を見下ろすと、
写真中央から右上方向へと流れて行く水の流れ。
すなわち、写真左下あたりが水源。

水源の洞を覗きこめる位置に移動し、撮影。
水眼の源泉。
下流でも清い流れでしたが、
清浄と神秘の空気に育まれた美しさがあります。

エネルギーを費やして獲得した
疲労と位置エネルギーの分だけ美しさと感動が。

感動のあまり、もっと覗きこんで見る。
水も神秘も感動も無色透明だから写らないのにね。

帰り道。
すぐに勢いがつく水眼。
そのすぐ脇をてくてくと下ります。
水眼の勢いがすごいので (そういえば、前日は雨だった)
水が溢れて斜面がぐじょぐじょになっているのかとも
最初は思ったのですが、
よくよく見ると、斜面のあちこちから水が湧き、
じわじわと水眼の清流に合流している。
なるほど、短い距離ながらも下ではさらに勢いが増すわけだ。

このまま道に戻り、砂防ダムも越え、
ヘアピンカーブにさしかかったところで…

おぉっ!?

蛇だ!

昼前の陽光にじっと佇む一匹の蛇が。
ひなたぼっこ中の模様。

諏訪に来て蛇に遭遇とは、
こいつぁ東方的には縁起がいいや。

 

さて、前宮前に止めていた自転車に跨り、
前宮西側の山を回り込んで前宮公園に至ります。

というルートを地図上で思い描いていたのですが、
やたら急斜面。
回り込んでいるって言うのかなぁ?

公園(グラウンド)南側に、こんなルートが。
なんか、3DマップのRPGの気分ですな。

展望台、かな。
案内板には 「狐塚跡」 とある。
狐塚は前宮公園建設で破壊されたらしい。
おいおい。

さて、林へと入り込んでみますと…

これは圧巻。
峯湛木です。

峰たたえのイヌザクラ

この木は 『諏訪上社物忌令之事』 に記載のある七木の一つ
「峰タタイノ木」 にあたり、同書に 「此木共ノ本ニテハ皆々神事有」
とあり、また、『諏訪大明神画詞』 にも 「先峯多々江其の後前宮の
神事」 とあることから、古くこの場所で神事が行われたことがわかる。
ここを通って大祝が前宮に通ったといわれるが、その道は一部が
おもかげを止めているのみである。

根元の祠

天または山の上方から神を喚び込み
根元へと収斂する動線も想い描けそう。
風格と存在感。

展望台に戻りました。
前宮公園を足元に、諏訪湖方向。

 

前宮公園から西へ漕ぎ出しますと、祠発見。
このあたりのどこかに 「風無神袋・風祝塚」 があったとか。
(※参考:「諏訪大社と御柱」 様の上社散歩道)

 

川を越えて少し山の方へ上ったところで
自転車を諦め、徒歩で斜面を歩いてゆきます。
しばらく行くと、案内板を発見。
そこから道を外れて緑に分け入ると、
ちょっと大きめの祠があったり、

オーソドックスな祠があったり、

巨岩があったり。
でか!
七石の一、小袋石です。

ここに至る直前の斜面はなかなか急です。
特に雨天時はくれぐれもご注意を。

 

つづく
(茅野駅着からここまで2時間ちょい)

 

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