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5月7日
「御射山御社宮司」

 

さぁ、三日目です。
相変わらず、小雨続き。
昨晩の天気予報も当てにならない不安定な天候。
台風一号がどうとか、上空に入り込んだ寒気がどうとか。
確かに、諏訪+寒気で少し肌寒い。
寒・温・暑の3パターン装備を用意しておいて良かった。

それにしても、初日は水の神の咲耶姫、
昨日今日は風雨の諏訪神ですかね。
ご機嫌が麗しいようで。

 

本日は、秋宮をスルーして、その東の向陽高校方向を目指します。

一応、目的地の位置や道も、昨日のうちに
秋宮の巫女さんに確認しておいたので安心してハイキング。

坂の途中にあった、展望の碑。

おぉ、確かに、諏訪湖を一望できます。
雨天がー。

展望の碑の裏手。六地蔵。
写真の坂道を登っている途上です。

さらに登り続けて、向陽高校が右手に位置してきた頃、
ひとつの曲がり角にこの碑があります。
道しるべ。

右、蓼ノ海 是ヨリ三十一
左、御射山 是ヨリ十七丁

そう、目的は左の御射山社です。

坂道を、ひたすらひたすら歩みます。
雨天という事もあり、水路には水が流れて……
何だか、妙な流れ方です。
一定流量ではなく、水量の増減があり、
水塊が流れては弱まり、強まってはおさまり…。
巨大なシシオドシでも上流にあるのかねぇ。

極小

極大

ほんとに何でしょね。
これより上流は普通に一定流量の水路だったし。
変化のポイントは気が付かなかったので、
結局情報不足のため思考放棄ー。

いやぁ、雨は降っていますが、
林の中では春の鳥が囀っておりますー。

そんなこんなで御射山社ー。
そういえば、向陽高校前から北上するこのルート、車両通行禁止です。
また、高校前から北東に進み、弧を描いてこちらに至るルートもありますが、
そちらも今は道路工事のため秋ぐらいまで車はダメだった気がします。
ドライバーの方はご注意を。

さて、林を抜けると、神事が行われるっぽい池が見えます。
そこからさらに進むと、御射山の参詣者休憩所(この時はシャッターが下りていました)
さらに斜面を登ると御射山社があります。

御射山社前から振り返ったところ。
直近の建物は何でしょうね。

御神水

左から、兒宮社、御射山社、八千矛社です。

霧ヶ峰の旧御射山社が、より麓の大社に近いところに降りてきた、
新しい御射山社ですな。

秋宮からここまで、徒歩で1時間。

ではでは、ちゃちゃっと下りますかね。
1時間。

降りたところでちょうど御昼前だったので、
秋宮前の山猫亭でおそばを食しました。
三日連続で昼食おそばだー。
御射山行脚の間にデジカメのバッテリーが
残量低下のシグナルを突然吐いて、不安に。
というわけで、たまたまコンセント傍に座れたついでということで
許可を得て充電させて頂きました。

昨日も撮影したのですが、
そちらは雨粒でフォーカスが幻惑されていたので撮り直し。
おんばしらグランドパーク。
いやぁ、確かに一回目の諏訪紀行で撮影していましたが、
あんな龍居たかなぁ?と違和感を覚えたので撮影しました。
うん、後日帰宅して確認したところ、
確かに一年前には龍はおりませんでした。
いつのまに。

 

さて、雨天だからどうしよう。
本日はレンタサイクルでぐるぐるの予定だったのですが、
雨天なので危険だよねー。
コンビニでレインコートも買えるけど(というか、買ったけど)、
雨滴で視界が遮断されるし、慣れない道だし、
今回進みたいマイナールートは歩道もあんまりだろうし。
前回の晴天の下のサイクリングでもリスクは感じていたから、
念には念をで、今回はサイクリングをパス!

てなわけで、下諏訪から乗車して上諏訪で下車する予定を、
茅野駅下車に変更。

歩けるだけ歩きます!(ドーン)

茅野駅よりビルを挟んで西、これまでにスルーしていた鳥居。
たぶん、前宮向け(向け?)。

そのあたりから北上。
大年社

さらに北上。
国道20号に合流し、まだまだ北上。

葛井神社を国道20号から。
道をまっすぐ行くと、鳥居があり、葛井神社。

同じく国道20号。
上原頼岳寺の交差点にはまだ達していないあたり。
アルム=バンドさんが紹介されていた九曜紋の神社です。
ミシャグジ様だったらいいなー。

ダイヤ精工の南に隣接の社。
実は一回目の前を通過してしまい、
ダイヤ精工を確認して慌てて道を戻りました。
わかりにくいー。

御社宮司社です。

赤色も鮮やかな狛犬を伴う社。

こちらは、大木の根元で御柱を伴う社。

どっちがミシャグジ様?両方かな。

 

さてさて、ここからまたひたすらと、ジグザグと長いルートを歩き、
平林たい子記念館近くにまで至ります。
歩くとやはり長い。
くそう、やはりサイクリングの方が良かったかなぁ。
いろいろゆっくりと堪能できるけど。

平林たい子記念館の近く、川を渡る前あたりに
ご町内の住居案内図があったのですが、
予想以上に鳥居のマークが。
地図に載らないお社が多いことを実感。

謎の二社。
何の神社か確認しようにも、
アプローチの仕方がわからねぇ…。(^^;;

大六天。
よくわかりません。
(後日頂いた情報によると、第六天魔王を祀る大六天社とのこと)

福島区公民館前の御頭御社宮司社。

拝殿

本殿

今は福島の鎮守様である。八剣社とも言われていた。
かつて福島郷は御頭祭の親郷(二五五石)であり、
この小さな村が枝郷を連れて御頭祭をつとめてきたのは、
大祝の一族福島氏が地頭であったからであろうか。

境内には石碑が多い。
こちらは拝殿向かって右側。

拝殿向かって左側。
なんか、御柱の近くに今にも倒れそうな石碑が見えるのですが…。

 

お次は、上社方面に進路を変えて、歩を進めます。

永久寺に隣接の、御頭御社宮司社。

御頭御社宮司社は田辺の氏神で慶長十八年諏訪神社
御頭親郷十五ヶ村の一つとして枝郷は喬木村、今井村、
上蔦木村、下蔦木村、湯の町(下諏訪町の一部)、
木の間村で その後の記録には前記各村のほかに若宮、
横吹、芋の木、広岡、先能の各村がある。

拝殿
狛犬さん方はカメラ目線です。

うーむ、少し雨が強くなってきました。

本殿

こちらも境内には多くの石碑または社。
その向こうは永久寺です。

続いて、下社方面に引き続き歩み、
ついでに藤島社の藤を確認して、
辿りついた本宮(のトイレ)に駆け込みました。(苦笑)
そういえば、本宮のお手洗いの前にも藤がたわわに。

せっかくなので、参拝。

西の宝殿は建て替え中の模様。
簾の向こうに建物の気配はなく。

さて、諏訪市博物館前に戻って、
誰もいない足湯で疲れを癒します。
歩きすぎた…。
ちなみに、諏訪市博物館は、祝日の翌日なので休館日です。

癒しながら携帯でタクシーを手配し、茅野駅へ。
茅野駅から上諏訪駅を経て飯田線で伊那市駅着。
JRバスにて高遠駅バス停下車。
高遠駅と言っても、バスのステーションです。

それにしても高遠、なかなかの地形です。
これならもっと滞在余裕を取っても良かった。
でも、足が限界近いので、高遠城址にも行かず、
旅館にチェックイン。
さすがにGWも終わり、宿泊客は私一人の模様。

 

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