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5月9日
「太陽神様の神徳」
さぁ、五日目です。
晴れたー!
豊川駅前の狐達も思わず小躍りです。
さて、本日は名鉄の豊川稲荷駅から名鉄豊川線を利用。
国府駅で特急に乗り換え、名鉄名古屋駅へ。計1時間。
名鉄名古屋駅で近鉄名古屋駅へ…というところで迷う。
近鉄の矢印を途中で見失ったので。
JRの駅構内で周辺図を確認し、何とか軌道修正。危ない危ない。
近鉄名古屋駅から急行・宇治山田行に揺られ、
1時間半後、伊勢市駅に到着。
日差し、良すぎです。
まずは、伊勢市駅から近い、豊受大神宮 (伊勢神宮外宮) の別宮、月夜見宮。
月夜見尊と月夜見尊荒御魂が御祭神です。
小さな社のある位置は、新御敷地(しんみしきち)と呼ばれ、
二十年に一度の式年遷宮では別宮もここに新しく建てられるのです。
境内には他に、高河原神社があります。
月夜見宮から南へ行きますと、豊受大神宮 (外宮) です。
天気の良い土曜。
人が多いです。
というわけで、途中省略でいきなり御正殿前。
鳥居の向こうは撮影禁止域なので、鳥居前で撮影。
天照大神のお食事を司る神の豊受大神を祀る。
衣食住をはじめあらゆる産業の守り神とされる。
式年遷宮は平成二十五年。
四年後ですね。
とは言え、昨年は新御敷地の鎮地祭が行われ、
今年は宇治橋渡始式(内宮)が予定されています。
さて、こちらは外宮境内の風宮。
御祭神は級長津彦命と級長戸邊命。
元寇に対する神風の風の神。
他に、境内には多賀宮と土宮があります。
勾玉池と奉納舞台
お次は、外宮からバスに乗り込み、内宮へ。
10分ごとにバスがあるのでありがたい。
内宮の宇治橋は、式年遷宮に先立つ架け替え工事の最中。
11月には渡始式が予定されています。
今は仮橋から境内へ。
工事の様子
清い流れは五十鈴川です。
五十鈴川の川上が、猿田彦が天孫降臨後に帰っていった地ですね。
こちらは神苑
国旗もたなびきます。
さすが太陽神、旅の最終日に良い天候を下さいました。
風日祈宮橋
風日祈宮への道。
風日祈宮 (かざひのみのみや)
御祭神は級長津彦命と級長戸邊命。
元寇の時、神風を吹かせて日本を守った風の神。
さて、皇大神宮 (内宮)
の御正殿前の石段。
境内全体的に言えるのですが、大木が多い。
外宮と同じく、鳥居の向こうは撮影禁止エリア。
撮影は階段下で済ませよと案内表示あり。
皇室のご祖神の天照大神を祀ります。
境内には他に荒祭宮、子安神社、大山祇神社があります。
旅行最終日なので、内宮前でお土産を買い込み、昼食も堪能。
てこね寿司と伊勢うどんを味わいました。
伊勢うどんは好きかも。
内宮から北に歩き、浦田交差点近くにあるのが猿田彦神社です。
主祭神は猿田彦大神、相殿に大田命。
建築、方除け、災難除け、開運、事業発展、五穀豊穣、大漁満足などに御神徳だとか。
案内板は文字がかすれて読みにくい…
授与所でもらえる参拝之図絵とされるしおりによると、猿田彦は
一見怖そうだけど、実はシャイで女性に弱く、海で溺れちゃった神様、
というような紹介がされていました。
拝殿正面にある、方位石=古殿地。
昔の神殿跡を印し、方角を刻んだ八角の石柱。
賽銭は自分の干支の方角に合わせて置いてはるのかな?
拝殿内
本殿
境内社の佐瑠女 (さるめ) 神社。
猿女は猿田彦の名に因んで天宇受売命が授かった名。
俳優
(わざおぎ)、神楽、芸能、魂鎮めの祖神で、
また、縁結びの神として信仰を集めているそうです。
神話の世界でいうと初めての国際結婚かも、なんて
しおりでは煽られていますが、
さすがにストリッパーという紹介はされていませんね。
本殿も八角柱ベース。
ここにもさざれ石が。
神社の裏には御神田がありました。
毎年5月5日には豊作を祈って早苗を植える御田祭が行われるそうです。
ということは、写真はこの数日前に植えられたばかりの苗ですね。
猿田彦のサは神稲、ルは助詞のので、タはそのまま田、
ということで、神聖な稲が植えられた田を守る男の神の意とする考えがあります。
そうそう、話は脱線しますが、
伊勢の道に立ち並ぶ灯篭には、
車道側に篭目紋?が刻まれていました。
そんな話をしつつ、内宮の別宮、月讀宮です。
手前が新御敷地。
樹木の向こうに月讀宮はじめ四宮が鎮座。
月読尊、その荒御魂、伊佐奈岐、伊佐奈弥を祀ります。
他の別宮、倭姫宮&神宮の博物館、あるいは他の宮はまたの機会に。
というわけで、無事帰宅です。
戦利品の一部ー。
左は伊勢の神代餅(かみよもち)。
永琳と魔理沙の合わせ技ではありません。
それと、土産店で買ったぐい飲み。
内宮の参集殿で販売されていた御神酒。
諏訪大社の御柱御守。
右は猿田彦神社の良く判らない田の神さまストラップ。
そして異様に値が張った五十鈴。
なんとなく文のポンデ弾幕を想起したのが敗因です。
以上、おそまつさまでした〜。