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月時計
〜ルナ・ダイアル [音楽] 十六夜咲夜のテーマ。つきどけい。 〜十六夜 咲夜(いざよい・さくや)のテーマです。 メイドさんといえばハードロック(嘘) かなりハードです。5面ということでこの位の激しさが必要だと やっぱり誤解してるのかなぁ(^^;
>ロック 私的詩的ロックということで〜 (恋々音樂館より) 〜「黄泉津平坂、暗夜行路」(藤木稟)に出てくる時計です。 月時計というものがどういうものか知りたいものです(^^; ハードなロック調なのはルナな部分。 あの小説で霊気琴という楽器が出てくるのですが、 1,2年前ようやくどういう楽器か分かりました(^^; つーか、上流階級でも、明治時代の家にあるの? 霊気琴(テル・ミン) 〜 (おまけ.txt
より) 月時計は日時計の月光バージョン。 「黄泉津比良坂、暗夜行路」
には次の様にある。 夜の寂寞とした暗闇の一角に、 四匹の蛇に支えられた月時計 (ルナ・ダイヤル) がある。 竜、鳳凰 (ほうおう)、支那人、蓮の浮き彫りを凝らした 四角い銅版の上に、三角形の示影針 (グノモン)
があって、 刻々と移動する青銀の月光が時を告げるのである。 (中略) 「でも、月時計も面白くてよ。 月の満ち欠けは昔から人の心を司ると言いますものね」 (「黄泉津比良坂、暗夜行路」
藤木稟著 より) 月時計は無論、新月とその前後は月の光が充分で無いため機能しない。 また、最も基本的な月時計は満月の夜にのみ正確である。 月齢が異なれば月の出・月の入りの時間もずれるため、 満月の夜以外では不正確である。 このズレを補正し正確な時刻を得るために複雑なチャートを伴うものもある。 Lunar Dial. 「月時計」 一般的には Moondial
(Moon dial) と呼ぶが、 Lunar Dial
の名称も少なからず用いられる。 紅く輝く満月の下で時を示す月時計。 ちなみに、ZUN氏のコメントにある 「私的詩的ロック」 は 作家・森博嗣の作品 「詩的私的ジャック」
に由来。 クロックとロックのメイドはナイフを放ってジャック・ザ・リッパー。
参考 「Wikipedia(英)」 (Moondial) 「黄泉津比良坂、暗夜行路」 藤木稟著、徳間文庫 |
 Moondial. (「sausageNet」より)
 Moondial. (「Wikipedia」より)
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奇術 「ミスディレクション」 奇術
「幻惑ミスディレクション」 [スペル] 咲夜のスペル。げんわくミスディレクション。 前者は Easy, Normal
にて使用。 自機照準のクナイ弾を連射した直後に逆サイドに瞬間移動し、 自機照準のナイフ弾を連射する。 後者は Hard,
Lunatic
にて使用。 ミスディレクションの強化版で、クナイ弾が画面左右端や上端で反射する。 ・misdirection 「誤った指図。あて先間違い」 ・幻惑 「目さきをまどわすこと」 ・奇術 「不思議な技術。手品」 ミスディレクションは手品・マジックの専門用語。 観客に注目してもらっては困るところからセリフや動きをもって 観客の目線や心理を都合の良い方向に巧みにそらすこと。 マジックの基本であり最重要なテクニック。 Misdirection. 「心理誤誘導」 十六夜咲夜は 「タネ無し手品を得意とする。」
(東方妖々夢マニュアルより) ミスディレクションは手品の基本。 クナイ弾の対処に夢中になっていると、 いつの間にか逆サイドに移った咲夜から 自機を射止めんばかりの投げナイフが高速で飛来する。 ミスディレクションはマジックの基本ながら、 森博嗣の
「幻惑の死と使途」 にちなむとも推測できる。 これは奇術・マジックを主題としたミステリィが描かれる作品で、 「幻惑」 や 「ミスディレクション」
の単語も散見される。 奇数章のみで構成される風変わりな作品でもあり、 偶数章のみで構成される 「夏のレプリカ」
とペアとなって それぞれ異なる事件が同じ時系列で展開される。 霊夢 「お姉様?
レプリカとかいう、悪魔のこと?」 森博嗣の作品 「幻惑の死と使途」 と 「夏のレプリカ」
と同じく 十六夜咲夜とレミリア・スカーレットの密接な関係を築いているかもしれない。
参考 「広辞苑 第五版」 (幻惑、奇術) 「SPACE ALC」
(misdirection) 「Juggling Donuts」>ジャグリング用語辞典 >ミスディレクション 「まほうとまほう」>手品を学ぶ >専門用語辞典
>ミスディレクション |


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幻在
「クロックコープス」 [スペル] 咲夜のスペル。 Easy, Normal
にて使用。 米弾をばら撒いた直後に時間停止。 身動きのとれない自機に向けてナイフ弾を幾重も放つ。 ナイフ弾は自機照準ナイフ弾群と隊列を組んだナイフ弾列から成る。 ・corpse 「(人間の)死体、死骸。生気のないもの、役に立たないもの」 Clock
Corpse. 「時計は用をなさない」 "Corpse"
が意味するところの死体・死骸は、人間の死体である。 時計の死と解釈しても、咲夜の能力で引き起こされる時間停止は 時計の動力や時計自体を破壊という時計の死ではなく せいぜい時間の一時停止、仮の死程度ですぐ復活するためマッチしない。 咲夜は時を操る能力により自分以外の時間を停止する。 プレイヤー視点の時間はストップし、幻想郷の時計は時を刻むのを止めるが 咲夜が時計を所持していればその時計は機能を停止せず時を刻み続ける。 時計の示す時刻に差異が生じ、時計は時刻の共通認識という用をなさなくなる。 また、時の静止した世界での攻撃に時計は何ら役に立たない。 という線だろうか。 また、荒木飛呂彦の漫画
「ジョジョの奇妙な冒険」
においては 能力不明の敵の攻撃について、時計台を破壊することで 敵の能力が時を止める能力であることを仲間に伝えた描写がある。 『時計を破壊…』 『時計の針を破壊』……… 『時計をとめる』………? 「ま…まさかッ!そんなことが! DIOの
「世界(ザ・ワールド)」 の正体というのはッ! 「時」 を止める能力だったのかッ!」 「ザ・ワールド」
の項にも後述する通り、 この漫画に咲夜の能力や弾幕の元ネタがある。 しかし、「クロックコープス」
の元ネタに上記があてはまるかというと 咲夜自身が能力の正体を示していることにもあたり、違和感も残る。 「幻在」 は 「現在」 をもじったものだろうか。 時間の停止により他者の 「今」
は長時間に広がるが、 咲夜の 「今」 は相変わらず現在の一瞬を指す。 時の停止により 「現在」 の認識がぶれる。
参考 「SPACE ALC」 (corpse) 「ジョジョの奇妙な冒険」
荒木飛呂彦著、集英社文庫 |
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幻象
「ルナクロック」 [スペル] 咲夜のスペル。 Easy, Normal
にて使用。 米弾列を放射状に撒いた直後に時間停止。 身動きのとれない自機に向けてナイフ弾を幾重も放つ。 時間復帰直前にナイフ弾は次々に向きを変え、トリッキーに襲い掛かる。 Lunar Clock. 「月時計」 咲夜のテーマの 「ルナ・ダイアル」 は月光を受けて時を知らせる。 こちらはクロックなので、自らの機構で時を刻み知らせる。 月に関する時刻ということで月齢の時計という感じだろうか。 あるいは、気まぐれに停止を繰り返すルナティックな時計のイメージか。 「幻象」 は 「現象」
をもじったものだろうか。 現象は観察されうるあらゆる事実、本質の外面的な現れを意味する。 主観により見出される外面であり、それだけでは本質は認識されない。 時の静止した間に起こる変化は自機から認識され得ず、 変化後の結果を唐突に眼前につきつけられる。 時間の停止により感覚がぶれる。 ちなみに、「幻象」 は中国語で "illusion" を意味する。
参考 「広辞苑 第五版」 (現象) 「Wikipedia」 (現象) 「エキサイト辞書」>中日(幻象) |
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メイド秘技
「操りドール」 [スペル] 咲夜のスペル。あやつりドール。 Easy, Normal
にて使用。 自機照準でナイフ弾を2群放った直後に時間停止。 ナイフ群は続々と向きを変え飛来する。 2回目の時間停止でようやく向きを変えるナイフ弾があり、 画面左右端での反射もありと、全方位的な攻撃が展開される。 ・秘技 「他の人にはまねのできない奥深いわざ。秘密の技術」 操り Doll. 「操り人形」 操り人形の英訳は、jumping jack、marionette、puppet だが、 これらには
「ドール」 の単語は含まれない。 操り人形を
「操りドール」 と表記していることから、 「ドール」
に何らかの含みがあるかと考えられる。 Jumping jack に着目すれば、 操られて飛び跳ねる (jumping)
ということで、ドール=Jack となる。 咲夜の他スペルや上位スペル 「殺人ドール」
にも関連できる。 また、レミリアのスペル 「レッドマジック」 にも関わる 森博嗣の 「すべてがFになる」
に着目することもできる。 「すべてがFになる」 の重要な登場人物である真賀田四季博士の 複数の人格の一つに道流 (ミチル)
がある。 また、四季博士が作ったロボットの名がミチルであり、 四季博士が幼い頃に持っていた人形の名もミチルであった。 人形のミチルは四季博士が幼い頃に両親を殺害した折に 血で汚れてしまい処分されたとされる。 その殺人事件に関して四季博士は以下の受け答えをした。 「お人形がやったのです。私、それを見ていましたの」 「お人形?」萌絵はきき返した。 「どんなお人形です?人形が殺人を犯したのですか?」 「さあ、どこかに行ってしまいましたね」真賀田女史はまた髪を払った。 その
「人形」 は自立的に動けず、外部からのコントロールによって 手にしたナイフで四季博士の両親を殺害した。 操り人形とナイフを用いた殺人、 これに ミチル=道流→ドール=人形
がリンクする。
参考 「SPACE ALC」 (操り人形) 「Yahoo!辞書」 (秘技) 「すべてがFになる」 森博嗣著、講談社文庫
Special
Thanks! 「識符「東方シリーズ元ネタスレッド」 2発目」>191 |
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幻幽
「ジャック・ザ・ルドビレ」 [スペル] 咲夜のスペル。 Hard, Lunatic
にて使用。 クロックコープスの上位版。 赤大玉をばら撒いた直後に時間停止。 身動きのとれない自機に向けてナイフ弾を幾重も放つ。 ナイフ弾は自機照準ナイフ弾群と自機外しナイフ弾群から成る。 ジャックとは悪名高い連続殺人鬼 「切り裂きジャック (Jack the
Ripper)」。 19世紀後半のロンドンで少なくとも5人の売春婦を殺害したとされる。 わずか2ヶ月の間にバラバラ殺人を重ねた連続猟奇殺人犯。 新聞社に署名入りの犯行予告を送るなど、「劇場型犯罪」
としても知られる。 切り裂きジャック事件は犯人も特定されておらず、真相は闇である。 ルドビレとはベラドンナのことである。 ベラドンナについては 「ベラドンナ」
の項を参照。 ベラドンナは、ブルガリアでは昔からルド・ビレ (気違い草)、 スタロ・ビレ (昔草)
などと呼ばれている。 ブルガリア語での綴りは "лудо биле"。(ludo bile) луд は英語で言う
mad、insane、lunatic、demented、crazy、 すなわち 「狂った」
の意で、ブルガリア語の文法では 中性形の名詞につく形容詞には "о" をつけるため "лудо"。 "биле" は語尾が "е"
で終わっているので中性形の名詞だが、 古語由来の名詞のため辞書等に記載は無い。 英語の herb (草)
を意味し、 現代ブルガリア語では "билка"(bilka) に相当する。 Jack the "Ludo Bile". (Jack the Лудо Биле) 直訳で
「気違い草ジャック」。 意訳で 「狂人ジャック」 といったところか。 「幻幽」 は 「幽玄」 をもじったものだろうか。 幽玄は
「奥深く微妙で、容易にはかり知ることのできないこと」
を意味する。 幻となり趣深さは無く、ただ多くの謎と迷宮入りの殺人事件が残る。 殺人犯の正体も不明であり、ミステリアス・ジャック。 また、時の止まった世界で為されることも、咲夜以外には知ることは出来ない。 時を止める能力やその能力者がまったく不明であれば、 誰が犯人で、事件の全容がどのようなものかも全く不明となる。
参考 「広辞苑 第五版」 (幽玄) 「毒のはなし」 東京図書 「Wikipedia」 (切り裂きジャック) 「Wikipedia(勃)」 (Беладона) 「Ectaco Online Dictionary」 (英語⇔ブルガリア語) 「ブルガリア語講座」 |

 風刺誌の切り裂きジャックの挿絵 (「Wikimedia Commons」より)
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幻世
「ザ・ワールド」 [スペル] 咲夜のスペル。 Hard, Lunatic
にて使用。 ルナクロックの上位版。 火炎弾を放射状に撒いた直後に時間停止。 身動きのとれない自機に向けてナイフ弾が幾重にも配置される。 ナイフ弾、火炎弾いずれも様々に向きを変えた後に襲い掛かる。 The World. 「世界」 荒木飛呂彦の漫画
「ジョジョの奇妙な冒険」 の第3部に登場する DIO (ディオ) のスタンド能力
「世界(ザ・ワールド)」 にちなむ。 吸血鬼 DIO の精神エネルギー体 (スタンド)
に名付けられた名が 「世界(ザ・ワールド)」
であり、数秒分だけ時を止める能力を有する。 DIO と 「世界(ザ・ワールド)」
の関係がレミリアと咲夜の関係に符合する他、 スペル名とスタンド名の一致、時間停止中のナイフ弾幕の一致が見られる。 また、「ジョジョの奇妙な冒険」
の第1部では ディオは切り裂きジャックを従えていた。 「幻世」 は 「現世」
をもじったものだろうか。 咲夜だけに認識される数秒間の浮世。 他者が認識する現世とは異なる幻の現世。
参考 「ジョジョの奇妙な冒険」 荒木飛呂彦著、集英社文庫
 「世界(ザ・ワールド)」の時止めとナイフ弾幕 (「ジョジョの奇妙な冒険」より)
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メイド秘技
「殺人ドール」 [スペル] 咲夜のスペル。さつじんドール。 Hard, Lunatic
にて使用。 操りドールの上位版。 隙間無く放射状に多量のナイフ弾を放った直後に時間停止。 ナイフ弾はぞろぞろと向きを変え、 操りドール同様多方向から襲い掛かる。 殺人 Doll. 「殺人人形」 「操りドール」
の項を参照。 |
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トリウム崩壊系列 [会話] 魔理沙ストーリー Stage5での会話。トリウムほうかいけいれつ。 魔理沙 「ってことは、私があなたを倒せば メイド長ってことね」 咲夜 「そういって返り討ちに会った人は
トリウム崩壊系列の数より多いわ」 魔理沙 「あ、結構普通なんだな
そういうことって」 原子核構造の不安定性から自発的にエネルギーを放つ物質が放射性物質である。 エネルギー放射の中でも、原子核からヘリウム原子核が放たれるアルファ崩壊、 中性子が電子を放ち陽子となるベータマイナス崩壊、 陽子が陽電子を放ち中性子となるベータプラス崩壊の場合は 少なくとも陽子数が変化し、別の原子番号の原子核への壊変が起こる。 ほとんどの放射性物質は安定同位体になるまで壊変を繰り返し、 一連の崩壊系列を辿る。 短い系列は多数あるが、自然界の主な崩壊系列は ウラン系列、トリウム系列、アクチニウム系列である。 トリウム (Th)
は原子番号90、アクチノイド元素の一つである。 銀白色の金属で、常温、常圧下では安定ながら、 粉末状では常温でも発火する自燃性を持つ。 天然の放射性核種であるトリウム232は 半減期が約140億年と長いため自然界に多く存在する点や 中性子を吸収してウラン233に転換するため核燃料物質として注目されるが 現状ではウランが豊富であるため実用化には至っていない。 トリウム系列は、天然の放射性核種トリウム232から始まって 6回のアルファ崩壊と4回のベータ崩壊を経て鉛208に至る崩壊系列である。 11種の放射性核種が含まれる。
参考 「Wikipedia」 (崩壊生成物、トリウム) 「原子力百科事典
ATOMICA」>トリウム系列 |

 トリウム系列 (「NUCPAL」より) >授業のサポート >解説書 >放射線と人体 >5
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