博麗
霊夢
[キャラクター]
最初から使用できるキャラ。
「楽園の素敵な巫女」
何も考えずその場のノリで毎日を生き、縁側でお茶をすする。
それもこれも、修行が皆無でもすごく強いくらいの天性のセンスの賜物。
ワープもホーミングもお手の物。それも天性。
空を飛ぶ程度の能力を持つ。
自分の家(博麗神社)で繰り返される宴会、
気が付くと幻想郷は、博麗神社を中心に得体の知れない妖気に包まれ、
妖気は宴会の度に強まり、しかし誰も異常なくらい続く宴会をやめようともしない。
宴会と妖気を異変ととらえ、現場も自分の住居だし、犯人探しに赴くのだった。
以前の事典に記述あり:「東方紅魔郷」「東方妖々夢」
東方妖恋談
[音楽]
霊夢のテーマ(昼)。NKZ氏によるアレンジ。
原曲は東方Project3作目「東方夢時空」で使用された博麗霊夢のテーマ。
「妖恋談」は、妖(あやかし)の恋の話、あるいは、妖しく美しい恋の話、の意か。
少女綺想曲 〜
Capriccio
[音楽]
霊夢のテーマ(夜)。U2(あきやまうに)氏によるアレンジ。
原曲は東方Project4作目「東方幻想郷」で使用された博麗霊夢(4面ボス)のテーマ。
「綺想曲(奇想曲)」はイタリア語、カプリッチオ(capriccio)の訳。
もとの意味は「気まぐれ」。
音楽用語で、形式が一定せず自由な機知に富む小品を指す。
狂想曲とも。
「奇想」は、普通では思いつかないような奇抜な考え、という意味。奇想天外。
たぶん、重要なのは「気まぐれ」の方。
博麗アミュレット
[技]
霊夢の必殺技。
精度高目のホーミング弾。
・amulet
…「お守り、魔除け」
昇天蹴
[技]
霊夢の必殺技。しょうてんしゅう。
サマーソルトキック。
東方Project第1作「東方靈異伝」の昇天蹴にちなむ。
昇天には、「天に昇ること、死去すること」の意味があるが、
物理的に蹴り上げることと、成仏させること、の掛け言葉、と改めていうほどでもないか。
神道なので、成仏と言わず昇天を用いた、という具合かな。
警醒陣
[技]
霊夢の必殺技。けいせいじん。
防護壁を前方に張る。
・警醒
…「警告を発して人の迷いをさますこと。眠りをさますこと」
陣を張られた側の迷いは晴れるのか?
関係ないだろうが、
「警醒社」という、かなり古くからある宗教系の本の出版社がある。
Amazonで検索してもHit1なのだが、現存しているのだろうか?
幻想空想穴
[技]
霊夢の必殺技。
ワープ。相手近くに出現し、スライディングあるいは上空から蹴りを見舞う。
・幻想 …「現実にないことを思い描くこと」
・空想
…「現実にはありそうもないことをあれこれ頭の中で想像すること」
何だろう、幻想郷の空想上のトンネルでも通っているとでも?
紫のワープ技、幻想狂想穴と類似のネーミング。
咲夜のワープ技、バニシングエブリシングとは韻を踏んでいるところが類似。
霊符
「夢想妙珠」
[スペル]
霊夢のスペル。
「8個の追尾光弾で攻撃します。」
「妙珠」は辞書記載無し。みょうしゅ、あるいは、みょうじゅ、と読むか。
妙は、「素晴らしい、素敵な、美しい、見事な、巧みな」
珠は、「球状の物、玉、真珠」の意味の漢字。
見た目通りのネーミングということか。
また、「妙珠」は寺の名前や戒名、法名に用いられるが、
(それくらい由緒正しい、立派な、あるいは縁起のいい単語なのだろう)
神社の名には使われていないようだし、戒名・法名も神道では用いない制度なので
関連はしないと考えられる。
ちなみに、「妙珠」を分解すると、「朱の王たる少女」
博麗神社の巫女にして主の霊夢を表すか、と思ったが、
朱と神社が結びつくとも限らないし、深読み。
妙の字を少女と分解できることから、「妙(みょう)」には寺の囲い女という意味もあるし、
この線で考えるのは方向違いのようで…。
夢符
「封魔陣」
[スペル]
霊夢のスペル。
「上空高くまで伸びる結界を生成します。」
以前の事典に記述あり:「東方紅魔郷」
宝符
「陰陽宝玉」
[スペル]
霊夢のスペル。
「手の先に停滞するエネルギー弾で攻撃します。」
・宝玉
…「珍しく貴重な玉。宝石。宝珠」
陰陽玉の高級バージョンだったり?
神霊
「夢想封印」
[スペル]
霊夢のスペル。
「威力と攻撃範囲に優れる夢想妙珠の上位版です。」
以前の事典に記述あり:「東方紅魔郷」
神技
「八方鬼縛陣」
[スペル]
霊夢のスペル。
「より巨大な結界を生成する封魔陣の上位版です。」
八方は、東西南北の四方と北東・北西・南東・南西の四隅の八つの方角を意味する。
また、前後左右と左前・左後・右前・右後の総称である。
原則、平面上。
あらゆる方角の意味でも用いられる。
八方を考えると、八卦が連想される。
古代中国から伝わる、陰陽二種の組合せから生まれる象(かたち)を指し、
乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤の八成分を方位などに当てて
人生や事柄、方位の運勢・吉凶を占う。
気の原始たる太極から陰陽が生まれ、次いで四象(春夏秋冬)が生まれ、
そして八卦が現れたとする宇宙生成論的概念が11世紀中国にあった。
まぁ、八方も陰陽に関連するということで。
鬼縛(おにしばり)という、ジンチョウゲ科の落葉低木がある。
早春に黄緑色の花が咲き、実は紅色(有毒)。
樹皮の繊維が強いことからこの名がある。
このスペルでは植物名よりも、そのまま鬼を縛る意か。
読むなら「はっぽうきばくじん」?
ちなみに、鬼と言えば日本では一般に妖怪に分類されるが、
中国では死者もしくは亡霊を意味する漢字である。
宝具
「陰陽鬼神玉」
[スペル]
霊夢のスペル。
「ゆっくりと前進する巨大な光の弾を打ち出します。」
陰陽宝玉の上位版。
・鬼神
…「荒々しく恐ろしい神。化け物。天地万物の霊魂。死者の霊魂と天地の神霊」
読みは、おにがみ、きしん、きじん。
陰陽だし、ここでは「天地万物」が似合うところ。
陰陽玉に鬼神が宿ったものか。
宝貝(ぱおぺい)ではない。
符の壱
「夢想妙珠連」
[スペル]
霊夢のスペル。ストーリーモードのCPU専用スペル。
カラフルなホーミング光弾がどんどこ飛来する。
先述の「夢想妙珠」と関連するスペル。
素敵な玉を連ねて放つ、その名の通りのスペル。
関係ないが、数珠は一連、二連と数える。
符の弐
「陰陽散華」
[スペル]
霊夢のスペル。ストーリーモードのCPU専用スペル。
ワープした霊夢が空中から、よく弾む陰陽玉をいくつか放る。
・散華(さんげ)…「死ぬこと。(仏教用語)花をまいて仏に供養すること」
仏教用語は除外すると、死を意味するか文字通り花散る様かのどちらかか。
上空から玉を落とすことと、玉がくすんだ色をしていることから
花が散る様子ということで。
符の参
「魔浄閃結」
[スペル]
霊夢のスペル。ストーリーモードのCPU専用スペル。
霊夢周囲から発生した結界が、画面左右に拡大してゆく。
魔を浄める閃く結界、の意味か。
「魔浄」で検索すると女神転生などのゲームがヒット。
魔浄扇って音も似てるなぁ。
「閃結」で検索すると、「閃結」は風水用語だとする中国語サイトがかかったが、
関係するかは不明で、そもそも1サイトしかサンプルが得られず信憑性も不明。
龍脈(風水で、気の流れを意味する)と龍穴(気が噴出するポイント)に関連し、
気が穴を抜ける抜け方に4種あり、順結・閃結(旁結)・結・逆結、だそうだ。
龍脈は、魔理沙のレイラインとも関連。
力符
「陰陽玉将」
[スペル]
霊夢のスペル。ストーリーモードのCPU専用スペル。
魔理沙・レミリア・幽々子・紫・萃香使用時限定。
「陰陽鬼神玉」みたいな攻撃。
・玉将
…「将棋の駒で、慣例として下手(したて)の者が用いる王将」
・将
…「軍隊を率い指揮する者」
陰陽玉の戦闘特化バージョン?
夢戦
「幻想之月」
[スペル]
霊夢のスペル。ストーリーモードのCPU専用スペル。
萃香使用時限定。
霊夢の周囲を複数の陰陽玉が旋回し、それらから護符弾が打ち出される。
攻撃はオートなので、霊夢がダウンしていようが継続。
霊夢の周囲を巡る陰陽玉を、地球の衛星である月に見立てたものか、
陰陽玉の回転軌道が描く円全体を月に例えたものか…?
対萃香限定スペルということで、
萃香登場時の音楽「砕月」にかけたものか?
(この筋なら東方文花帖(書籍)で萃香が天蓋ごと月を砕く話にも関連)
無題
「空を飛ぶ不思議な巫女」
[スペル]
霊夢のスペル。ストーリーモードのCPU専用スペル。
萃香使用時限定の最終スペル。
萃香の「百万鬼夜行」に対抗する様に、霊夢は画面中央中空に浮かび、
周囲を巡る陰陽玉群が護符弾を乱射して旋回する。
霊夢からも全方位護符弾が放たれる。
・無題
…「作品に題がないこと。題を設けずに作った詩歌」
無題。ここでは後者の意味の無題。テーマが無いスペル。名はある。
ZUN氏の同人音楽CD第一弾「蓬莱人形
〜Doll's in Pseudo Paradise」収録の
「空飛ぶ巫女の不思議な毎日」にちなむ名か。
霊夢の能力は、空を飛ぶ程度の能力である。
これがすべてかと言うと(霊力もあるが)、
東方萃夢想エンディングでは、空を飛ぶ以外の能力の存在の示唆がある。
空を飛ぶ能力は何らかの能力の片鱗に過ぎないのではないかとも考えられる。
空を飛ぶのは、どのような能力があれば可能となるだろうか?
飛行能力
(昆虫、鳥類、翼ある生物)
空気操作 (空気抵抗とか揚力 or 凝縮した空気体に乗る)
重力操作
(重力加速度をゼロかマイナス(斥力)間で操作)
魔力操作 (物理的でない何らかの揚力&推進力;魔理沙)
空間操作
(空中でも地面に立っている感覚。というか立っている;咲夜?)
存在操作 (無重量化。幽霊のような存在に)
関係操作
(天と地に対して等しく在る、など)
後半ほど得体の知れない能力に…(^^;
しかしながら、一番最後がそれっぽい。
陰陽、天地、人妖、生者と死者、人間界と幻想郷…それらに対して等しく在れる。
八雲紫と共通するところがある(境界に棲むとかワープ技の類似とか)が、
八雲紫は境界に住まい境界を操る妖怪であるため。
霊夢はあらゆる二極に対して中庸であるのだろうか。
天と地の間にあればそれは空を飛ぶことになるし
人と妖怪の間にあれば両者に平等に接するだけでなく
人間でありながらにして天性の霊力を持つことにも符合する。
もちろん、人間と妖怪だけでなく、生者と幽霊、幻想郷の外の者と内の者、
地球上の者と地球外の者、境界がある限り、その仲立ちとなれる能力であり
従ってあらゆるキャラクターが神社に集い、
騒動を経ても幻想郷に受け入れられるのではないだろうか。
瘴雨の森 〜 Magic
Realism
[タイトル]
霊夢のストーリー、Stage1。
魔法の森(霧雨邸)1st Day
14:00、魔理沙戦。
宴会に不吉な予感が…まずは幹事が犯人という決め付けで。
瘴気
…「熱病を起こさせるという山川の毒気、瘴毒」
瘴霧 …「毒気を含んだ霧」、と辞書にある。
瘴雨も毒気を含んだ雨、ということで良いだろう。
初っ端から物騒だが、魔理沙の棲む魔法の森が毒に侵されているわけではなく、
魔女の棲む森から一般的に連想される
おぞましい、悪気・毒気に満ちた森のイメージということだろう。
あるいは霊夢の「年々、酷くなっていってる気がするわね。この森は。」を受けてのものか。
Magic
Realism.
マジックリアリズム、魔術的リアリズム、という語がある。
日常にあるものが日常にないものと融合した作品に対して使われる芸術表現技法で、
主に小説や美術に見られ、幻想的リアリズムとも呼ばれる。
伝承や神話、非合理などの非現実との融合が取られる手法が魔術的現実主義で、
精神分析や無意識と関連する超現実主義(シュルレアリスム)とは異なる。
元は、ドイツの写真家フランツ・ローが1925年の美術展に展示した
「冷静に現実を表現することによってあらわれる魔術的な非現実」を感じる作品群の
美術的な表現であったが、次第に文学表現にも使われるようになったいきさつがある。
魔法使いの血 〜
Inanimation
[タイトル]
霊夢のストーリー、Stage2。
魔法の森(マーガトロイド邸)1st Day
21:00、アリス戦。
すっかり暗くなり、森で道に迷った。そこへ現れる犯人。
魔理沙と同じ森に住み(森の中の違う場所だが)、
同じ魔法使いだが、魔理沙は職業としての魔法使いで、種族は人間。
一方、アリスは種族としての魔法使いで、人間ではない。
魔法使いの血を引き、いわゆる血で魔法を使う、というのがアリスであり、
それを表すタイトルか。
血ということで、またも物騒。
Inanimation.
anima
が生命、魂を意味する語で、そこからanimate は活気付ける、生命を吹き込む。
(アニメーションの語源)
in-
は否定の接頭語なので、inanimate
は「生命のない、無生物の」の意味。
この名詞形なので、「無生物」。ここではアリスの操る人形達を指すか。
(不可算名詞のため、"inanimations"とはならない)
回りくどい解説をしたが、これは辞書を引いてみたら
inanimation
「栄養失調、飢餓、飢餓性衰弱、空虚、能力不足、無気力」と
意味がそぐわない上に散々な単語が並んでいたため。(汗)
昼間の幽霊 〜 Ghost
Buster
[タイトル]
霊夢のストーリー、Stage3。
博麗神社 2nd Day
13:00、妖夢戦。
犯人も目的も分からない。ただ一つ、妖気と言うか妖霧が怪しいのは明らか。
そこへ、同じく犯人探しをしていると言う妖夢が現れる。ちょうど「ようむ」が怪しいと思っていたところだ。
幽霊は暗くなってから出るものと言われ、昼間にも出ると言われても誰も信用しない。
居ないのが当たり前で、居ると返って驚かれ、より恐れられたりする。
ひと気のない所や心霊スポットで出会う夜の幽霊と違い、
雑踏の中で出会ったとする心霊体験がスタンダードか。
このタイトルの場合は、そのまま、時間に頓着無く昼間に現れた妖夢を指す。
そういえば、検索の結果「昼間の幽霊」という小話を発見した。■
次作、東方永夜抄で肝試しを嫌がった妖夢にぴったり。
Ghost Buster.
buster が連結形で、ghost-buster
ならば「幽霊退治」(タイトルで返り討ち決定)なのだが、
単品の buster
は「並外れた物、破壊的な力を持つ物、元気すぎる男の子、どんちゃん騒ぎ」の意。
「幽霊の破壊行動」という意味か。また物騒な。
それともまさか、妖夢はおとk
無限刻 〜 Time of
Mine
[タイトル]
霊夢のストーリー、Stage4。
紅魔館時計台 2nd Day
21:00、咲夜戦。
妖霧を出すと言えば、あのお嬢様。紅魔館に犯人退治に赴いたが、案の定
メイドに止められる。
宴会は明日、すでに一日切っており、それまでに犯人を退治したい霊夢に対する
咲夜のセリフ 「私にとっての時間が無限」 を受けてのタイトルと思われる。
Time of Mine.
mine
は「私のもの」の意味。
「私の時間」
地雷の時間ではない。峰竜太の時間でもない。
ちなみに、英語表現で one's time
とかいうと、人生とか若かりし頃とかいう意味にもなる。
紅霧再び…… 〜 Devil
May Care
[タイトル]
霊夢のストーリー、Stage5 Masquerade。
紅魔館ロビー 2nd
Day 25:00、レミリア戦。
「何が起きているのかよく判らないけど
あんたを倒せば全て収まるに違いないわ!」
紅霧は、「東方紅魔郷」の一件、俗に言う紅霧異変のこと。
レミリアが妖霧の発生源だったもので、霊夢(あるいは魔理沙)がレミリアに勝利し解決した。
今回も妖霧にからむ事件ということで紅魔館に乗り込み、手順通り咲夜撃破後にレミリア戦。
以前と同じ構図ということで、再び、である。
しかしながら、Masquerade
「見せかけ、虚構」としてのボスであり、
真犯人は別に居たのだった……
Devil May
Care.
悪魔が気を使う、悪魔が心配する、それくらい向こう見ず・軽率である。
もしくは、悪魔の方がむしろ気を使っている様に見えるくらいの巫女の態度であるということか。
devil-may-care
で、「軽率な、向こう見ずの、無頓着な、楽天的な」の意味。
この語を敢えてハイフンを取ってばらしたのは、
霊夢の気質よりはむしろ悪魔に主眼を置きたかったからだろうか。
一日結界 〜 Daylight
and Moonlight
[タイトル]
霊夢のストーリー、Border Line。
博麗神社(境界)Feast
Day
17:00、紫戦。
犯人の正体も判らぬまま、とうとう宴会直前に。
宴会中に何か起きたらその時に解決しちゃおうと思った矢先、
幻想郷で最も怪しい妖怪の、脈絡の無い登場。
「あんまり意地悪するから、(←宴会に呼んでくれないこと。住処を誰も知らないせいでもあるが)
昼と夜を同時に楽しめるように空をいじっておいてあげたわ。
今のまま夜が来れば、空は朝になるでしょう。
日光と月光の境は私のもの、それでも夜宴ができるのかしら?」
日光と月光の同居、
一日がひとつに結ばれた世界。
黄昏(逢魔時)と丑三つ時のコラボレーション、とまではいかないか。
Feast
は「祝宴、大宴会」の意味。宴会当日。
萃まる夢、想い 〜
Pandemoniac
Land
[タイトル]
霊夢のストーリー、Immaterial and Missing Power。
幻想郷 Feast Day
19:00、萃香戦。
真犯人登場。というか、妖霧それ自体が霧散した萃香自身であった。
・pan- …(連結形)「全…、総…」
・demoniac
…「悪魔の、悪魔にとりつかれた、狂乱した、残忍な」
pandemonium 「大混乱、修羅場、無法地帯、伏魔殿、地獄」
に似た単語だが、
上記の様に分解してpan(-)demoniac という語。
demon
には「悪霊、悪魔、鬼」の意味が当てはまるので、
直訳で「全ての鬼の土地」
ここでの鬼とは萃香、全ての鬼とは限りなく無数に分散した萃香なので
「鬼の群体に占められた場所」、萃香のセリフを借りるなら「鬼の萃まる所」
端的に意訳すれば「百万鬼夜行」。
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項目 / 博麗霊夢 / 霧雨魔理沙 / 十六夜咲夜 / アリス・マーガトロイド / パチュリー・ノーレッジ
魂魄妖夢 / レミリア・スカーレット / 西行寺幽々子 / 八雲紫 / 伊吹萃香 // 紅美鈴
Acknowledgements &
References
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