魂魄妖夢 [キャラクター] 最初から使用できるキャラ。 「半人半霊の半人前」 幻想郷の上空彼方、幽明結界を越えた先に有る冥界の住人。 冥界の白玉楼の庭師で、西行寺家に仕える。 西行寺のお嬢様の剣の指南役。…のはず。 冥界の住人は幽霊であり、お嬢様もかなり特殊ながら亡霊である。 しかしながら、妖夢もまた特殊な種族で、 人間と幽霊のハーフであり、すなわち、半人半霊。 半分が人間で半分が幽霊。 人間の身体と魂魄体の2体が描かれるビジュアルだが、 2体あわせて魂魄妖夢1体という存在である。 剣術を扱う程度の能力を持つ。 昨年の異変は、冥界が春で満たされ桜花で満ち溢れ、 下界は春を奪われた分、冬が長引いてフラワーウィザラウェイだったが、 今回はその反動が今頃現れたかのように 冥界は正常であるのに、下界はありとあらゆる草花が一斉に開花するという 何とも盛大で賑やかな異変に包まれていた。 お嬢様からその情報を仕入れた妖夢は、 ちょっと様子を見に下界に降りてみた。 下界は、一斉開花の異変と、それに浮かれる妖精や人妖で やはり冥界の寂静とは正反対の様相を呈していた。 それだけでなく、花々に隠れて幽霊も多くなっているようで また陽気に誘われた冥界の住人が下界に溢れているものと思い、見て見ぬふりをする。 幻想郷の面子と一通り戯れた後、 メイドから、人間が普段訪れるようなところに原因はなかったとの情報を得、 情報屋から花よりも幽霊に着目すべきと示唆を受ける。そして、三途の川へと足が向かう。 彼女の、人間と幽霊のバランスの崩れ、顕界と冥界での振る舞いの不均衡が断罪される。 以前の事典に記載あり;東方妖々夢・東方萃夢想・東方永夜抄
参考 「キャラ設定.txt」
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白玉楼階段 [ステージ] 妖夢の対戦時ステージ。 白玉楼へと続く、長く冷たい階段。 幻闘、再び…。 以前の事典に記載あり;「白玉楼階段の幻闘」(東方妖々夢)
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東方妖々夢 〜 Ancient
Temple [音楽] 〜魂魄妖夢のテーマです。 妖々夢のバージョンではなく、蓮台野夜行に収録したアレンジバージョンです。 より冷たい冥界の空気が伝わります。 他のキャラはボスの曲を使っていますが、 妖夢はこの曲の方が合うと思ってこれにしました。 というかこの曲はお気に入り。〜 (曲解説より) 以前の事典に記載あり;「東方妖々夢 〜Ancient
Temple」(東方妖々夢)
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断迷剣 [ショット] 妖夢のチャージショット。だんめいけん。 「弾ごと斬れる」 大型剣閃を自機正面近距離に走らせる。 斬れぬものなどあんまり無いので、弾なども大概斬り潰せる。 東方萃夢想では、スペル、「迷津慈航斬」の枕詞(違) 以前の事典に記載あり;断迷剣「迷津慈航斬」(東方萃夢想) 迷いや未練を抱える魂は、成仏できない霊であり、冥界に一時的に留まることになる。 妖夢は、人間と幽霊の両方から成る為、顕界と冥界の存在いずれにも影響を与えることが出来、 したがって、冥界に住めるし、幽霊も斬れる。 幽霊を斬れるのは、妖夢の剣が霊の迷いを断てるためである。 迷いや未練を断たれた霊は、成仏してしまう。 冥界の住人ならばまだしも、今回幻想郷に溢れ返ったような まだ閻魔様に裁かれていない霊を斬ってしまう場合、 罪を抱えた者がそれを清算することなく天界へ送還されることとなってしまう。 そういう事情のため、無闇に斬り回る妖夢はお咎めを受けるのだった。
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未断の魂 [ショット] 妖夢のEXアタック。みだんのたましい。 「その場から離れない自縛霊」 相手フィールドに設置され、そのままその場に留まる。 中弾くらいの大きさでうごうごしている冥い魂。 ・未断
…「まだ処置が決定しないこと。特に、裁判で判決がまだ下りないこと」 ・自縛
…「自分で自分を縛ること。 自分の主張した意見にとらわれて、思うままに振る舞えない状態に陥ること」
自縛霊。 土地に縛られる「地縛霊」とは異なるので注意。 自らの未練や迷いで、死後の世界を先に進めない霊のことだろうか。 閻魔様の裁きも未だの魂であり、冥界の住人(裁きは受けている)の前段階。 ちなみに、吸霊フィールドで幽霊を活性化させた状態は「自爆霊」。自爆する。
参考 「Yahoo!辞書」(未断、自縛)
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全身全霊 [カットイン] 妖夢のカードアタック時カットインに書かれる。ぜんしんぜんれい。 ・全身全霊
…「からだと心のすべて。体力と精神力のすべて。心身の力のすべて」 妖夢は人間と幽霊のハーフである。 つまり、人間が二分の一と幽霊が二分の一で、足して一。 二つ名に含まれる「半人半霊」は、そういう意味合いで、 おそらくは「全身全霊」をもじってつけられたものだろう。 そして、今回はスペル発動で「全身全霊」。 人間成分と幽霊成分のすべて。
参考 「Yahoo!辞書」(全身全霊)
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迷符 「纏縛剣」 [スペル] 妖夢のカードアタック、チャージ2および3目盛。てんばくけん。 画面上方から下方へ、ほんのり不規則配置&ほんのり違うベクトルで降り注ぐ弾幕。 チャージ2目盛では、楔弾層と小弾層が交互に織り成されている。 チャージ3目盛では、楔弾層と刀弾層が交互に織り成されている。 ・纏縛
…「しっかりしばること。(仏教用語)煩悩に縛られて自由を失うこと。また、その煩悩」 迷いと煩悩の網に絡め取られ、纏わりつかれ縛られる。 迷い多き衆生は、行動を大きく制限される。
参考 「Yahoo!辞書」(纏縛)
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迷符 「半身大悟」 [スペル] 妖夢のボスカードアタック。はんしんだいご、はんしんたいご。 相手フィールドに送り込まれた妖夢の幻影が、 弧を描いて飛んだのちにそれぞれ異なって散開交差する刀弾列を放ったり、 自機照準で刀弾列を連射したり、おおよそ逆三角状にナイフ弾群を展開したりする。 ・大悟
…「はっきりと理解すること。(仏教用語)迷妄を脱して真理を悟ること」 永夜抄では大活躍(?)した半身が、 今回は人間体の周囲をうろうろしていないな、と思ったら、こんなところに? 悟りは開いたけれども、半身が悟っただけなので、結局半開き。 半身は幽霊部分なので幻影扱いなのだろうか。
参考 「Yahoo!辞書」(大悟)
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